土庄港を後にし、バスで約15分の距離にある「エンジェルロード」に向かいます。

恋人と一緒に手を繋いで渡ると願いが叶う、と言われている「エンジェルロード」。小豆島の向かいには「中余島」という島があるのですが、普段は海によって隔たれています。しかし、干潮になると小豆島から中余島への道が現れるのです！

この道こそが「エンジェルロード」。干潮時のみ渡ることができるので、渡りたい方は事前に時間などを調べてから訪れることをおすすめします。

エンジェルロードを観光したら、土庄港に戻り、高松へ向かいましょう。

10:25に小豆島オリーブバスに乗り込めば、土庄港11:25発の高松行きフェリーに間に合います。フェリーの乗船時間は約1時間。瀬戸内海の美しい島々を眺めていたらあっという間に高松港！すぐにランチなので、船内での間食は控えめに……！

そうめんに次いで、この日の麺は「讃岐うどん」。せっかく来たのですから、色々なうどんを食べてみたい……。今回は「小サイズ」を頼み、2つの讃岐うどん屋さんを食べ比べることにします！

出汁をセルフで入れるかけうどん小（税込み210円）

高松港に着くのは12:25。まずは港から徒歩約7分の場所にある「さぬき手打ちうどん味庄」に行ってみます。
サッと湯通ししたうどんが丼に入ります。その丼を受け取って横をみると、なんとダシの出る蛇口が！好きなだけ出汁を入れて、いただくことができるのです。

かけうどん（小210円、大300円、特400円）はシンプルながらも弾力抜群。しかも、注文から提供まで数十秒なので、「急いでるけどお店で食事をしたい！」という時にピッタリなお店です。

■さぬき手打ちうどん味庄（さぬきてうちうどんあじしょう）
・住所　香川県高松市西の丸町５－１５
・電話　087-851-6387
・交通　JR高松駅から徒歩2分
・営業期間　通年
・営業時間　5:00～15:00(閉店)
・休業日　土曜、日曜
・料金　かけうどん小=210円/かけうどん大=300円/かけうどん特=400円/肉うどん小=400円/肉うどん大=500円/ぶっかけうどん小=300円/ぶっかけうどん大=400円/平均予算（昼）500円
・カード　利用不可
・駐車場　なし

次のお店までは、電車で移動。高松駅を13:39に発車し、栗林駅に向かいましょう。乗車時間は約8分です。栗林駅から徒歩12分、やってきたのは「手打十段　うどんバカ一代」といううどんやさんです。

このお店は朝6時から営業しており、「モーニングうどんができる店」として人気を集めています。

今回はちょっと変わり種の「釜バターうどん（小490円・税込み）」をいただきます。温かいうどんの上には、バターがふんわり。生卵をかき混ぜてみれば、まるでカルボナーラのうどん版！一瞬で完食まちがいなしです。

旅はまだまだ続きますので、胃袋に自信のある方以外は「小サイズ」を頼むとよいでしょう。

1泊2日で青春18きっぷを使い、香川を巡り5杯の麺をいただくこのプラン。若干慌ただしい行程ですが、2日で香川の島も麺も観光もと欲張りが叶う週末プランをご案内しました。

今回の旅で使うのは青春18きっぷ2回分。2人で行くと4回分を使用します。青春18きっぷは5回1セットなので、2人で行くと1回分余りますね。残った1回分は、別の日に日帰り旅行で使うとよいでしょう。ただし、有効期限内にお使いください。

青春18きっぷで、香川旅をリーズナブルに楽しんでくださいね！