【『名探偵コナン　から紅の恋歌』　おすすめポイント】

14年ぶりに平次と和葉の恋模様がメインストーリーに取り上げられた劇場版第21弾。
『迷宮の十字路』と同じく、京都を舞台にした本作は秋の美しさが際立っていました。
過去に隠された謎や秘められた恋心など、思いを込める百人一首との親和性も高いストーリーとなっています。
ラストの平次のセリフは、何度聞いてもたまりません！！

和葉や紅葉が参加するかるた大会の会場のモデルとなったのが「嵯峨嵐山文華館」です。

館内には、嵐山で誕生したといわれる百人一首の常設展があります。
また、本作同様にかるた大会も毎年開催されており、自然豊かな中でゆっくりかるたの魅力を感じることができるミュージアムです。

今回の映画のエンディングタイトルになっている「渡月橋」も歩いて5分くらいの距離にあります。

【『名探偵コナン　14番目の標的』　おすすめポイント】

新一を一途に信じ続ける蘭と、何も言われなくても小五郎を理解している英理。
母娘それぞれの想い人との関係性が際立つ作品でした。
小五郎の格好良さも際立ちましたね。
すでに登場しているキャラクターの名前を数字に当てはめ、トランプに絡める演出は秀逸です。
個人的にトリックを見抜かれた後の犯人の豹変っぷりは、この作品がNo.1だと思います。

ストーリー後半の舞台となる海洋娯楽施設アクアクリスタルのモデルは「海ほたる」です。
アクアクリスタルも東京湾に浮かぶ新施設の設定でした。

「海ほたる」のパーキングエリアには、展望デッキや食事処、海を見ながら楽しめる足湯などがあります。
日本夜景遺産にも指定されているので、夜のドライブもおすすめですよ。

【『名探偵コナン　天空の難破船』　おすすめポイント】

劇場版でもコナンとキッドの対決はおなじみになりましたね。
こちらは共通の敵がいる分“対決”よりも“共闘”のイメージが強くなっています。
佐久島に降り立ってからは特にほのぼのしたシーンが多い印象。
新一に変装したキッドにまんまと騙されてしまう蘭も見ていて微笑ましいです。
『紺青の拳』ではちゃんと見抜けるようになっていましたね！

愛知県佐久島にあるアート作品の一つです。
映画公開後は、聖地紹介でも良く取り上げられていました。

飛行船から強制的に降ろされたコナンとキッドは、ハンググライダーで佐久島に降り立ちます。
警視庁のヘリに乗せてもらうため、コナンはキッドに工藤新一に変装するよう頼む。
その会話をする場所が「おひるねハウス」でした。

佐久島にはこのほかにも、島の自然風景に絡めたアート作品が数多く点在しています。

【『名探偵コナン　水平線上の陰謀』　おすすめポイント】

普段はあまり推理で活躍できない毛利探偵が珍しくかっこいい作品です！
今回は倒叙ミステリー（最初から犯人が分かっているミステリー）と思っていると、
どんでん返しがくるストーリーに驚かされました。
毛利探偵がかっこよく推理するときって、たいてい英理がかかわっていますよね！
愛の力って素晴らしい！

舞台は豪華客船での船上ミステリーとなっています。

クルーズ旅行は日本国内でも様々な会社が開催しています。
長期休みを利用して参加してみるのもいいかもしれません。

【『名探偵コナン　探偵たちの鎮魂歌』　おすすめポイント】

レギュラーキャラクターが総出演していてかなり豪華仕様な作品。
『探偵たちの～』というタイトル通り、コナンに平次、毛利探偵。
スペシャルなどに登場していた白馬探、また刑事メンバーも多数登場しています。
本軸の事件は、謎解きというよりも再捜査をするようなシンプルな印象です。
遊園地メンバーをどうにかしてジェットコースターに乗せさせまいとする哀ちゃんがかわいい。

服部平次や怪盗キッドなどおなじみのメンバーが横浜に勢ぞろいします。

毛利探偵が警察に連れていかれ、一人で捜査に出たコナンが阿笠博士からスケートボードを受け取った場所が横浜港の「大さん橋」です。

広々としたウッドデッキが気持ちいい場所ですね。
海外・国内の大型客船を間近で見ることもできます。

【『名探偵コナン　漆黒の追跡者』　おすすめポイント】

コナンの正体が黒ずくめの組織にばれてしまうストーリー。
1つの事件が、コナン、警察、黒ずくめの組織、少年探偵団と4つの視点で紐解かれていきます。
ラストの対決も、コナン1人VS黒ずくめの組織なため、かなり一方的に追い詰められました。
蘭の人間離れした身体能力にも磨きがかかっていますね。

本作のラストで出てくる東都タワーは、「東京タワー」がモデルになっています。
というか、名前の漢字が一字違うだけで、外観は「東京タワー」そのものですね。

東都タワーの展望台で犯人を追い詰めるコナンですが、
その後、黒ずくめの組織に狙われ、タワーの外階段を必死に駆け上がり逃げていきます。

実は、モデルとなった「東京タワー」も外階段で地上から上がることができるのをご存じでしたか。

時期や天候によってオープン日は変わりますが、高さ150mまでの約600段の階段を自分の足で昇ることができます。
ライトアップされた時間に昇ることもできるので、雰囲気を感じることはできるはず。
ただし、走るのは危険なのでゆっくり昇っていきましょう。

【『名探偵コナン　業火の向日葵』　おすすめポイント】

またしても新一に変装して登場するキッド！
いつもは宝石しか狙わないキッドが名画を狙う理由が男前ですよね。
映画オリジナルキャラクターのチャーリー警部がキッドを悪と断言し、
追い詰める立ち位置にいて、少し新鮮でした。
中森警部や鈴木会長は、キッドを捕まえようとしつつもなんだかんだキッドを信用している人物なので。
ただ、犯人の動機とゲスト声優さんの演技力は残念…。

アジアで唯一、ゴッホのひまわりを鑑賞できる美術館です。
5番目に描かれたひまわりが展示してあり、キッドはこれを盗むと予告状を出しました。

まんまとひまわりを盗み出したキッドは、これを100億円で譲るとして交渉場所を指定します。
その指定場所が、同じ新宿にある「京王プラザホテル」をモデルとしたホテルでした。

このほかにも、大型街頭テレビの景観などに新宿の街なかがいくつか登場します。