更新日: 2024年10月23日
新宿のおすすめ人気カレー店5選! 王道から個性派、行列店を制覇してみよう
新宿周辺のカレー店のなかで、特に人気の5店舗を厳選しました。
伝説のキーマカレーや日本初の本場インドカレー、北インドカレーの進化形カレーなど、新宿は実に個性豊かなカレーが味わえるのです!
新宿御苑や新宿中央公園など、開放感抜群のスポットをお散歩がてら、カレー屋さんに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
目次
- 【新宿の人気カレー店】1.カルダモンの高貴な香りを楽しむ、行列のできる伝説のキーマカレー「FISH」
- 【新宿の人気カレー店】2.日印の食文化が融合した日本初の本場インドカレー 「レストラン&カフェ Manna 新宿中村屋」
- 【新宿の人気カレー店】3.スパイスの可能性を追究した北インドカレーの進化形カレー「Spice Bazaar アチャカナ」
- 【新宿の人気カレー店】4.中華スパイスが利いたルーの海にゴロッと角煮がそそりたつ「Grill&Bar Hanaya 新宿店」
- 【新宿の人気カレー店】5.ひと足のばして信濃町へ。混ぜた時の味わいまで計算済み!スパイスとうまみの奥深いハーモニー「バンダラランカ」
- 多彩な実力店が集うカレー歓楽街・新宿
【新宿の人気カレー店】1.カルダモンの高貴な香りを楽しむ、行列のできる伝説のキーマカレー「FISH」
自家製粉スパイスと大量の玉ねぎ、六本木の名店から受け継いだ味
かつて六本木アークヒルズにあり、2017年6月に惜しまれつつ閉店したカレー店「FISH」の味と看板を受け継ぐ後継店。
「FISH」の代名詞ともいえるキーマカレーは、「香りの王様」と称されるカルダモンの香りを利かせた逸品です。スパイスは、インドから届くホールスパイスを炒って製粉した自家製。鶏挽き肉のふわっとした軽い食感も客を魅了します。
ルー作りは、毎日20㎏の玉ねぎをあめ色になるまで、弱火でていねいに炒めることから始まるとか。その時間、なんと4時間半。玉ねぎを長時間炒めることでコクが出て、スパイスとバランスよく調和します。
「白身魚のカレー」は、クリームやミルクを使った優しい味わいのなかに、カルダモンを中心としたスパイスの香りが存在感を放っています。シーフードカレーでは、スパイスの種類を多く入れすぎないのが、インドカレーの鉄則なのだそうです。
「大辛チキンカレー」は、単に辛みを追加するのではなく、スパイスの配合を変えて、辛さとうまみのバランスを調えるよう工夫されています。
タイ料理店を運営する会社が受け継いだため、パクチーをのせたり、タイ米を加えたりと、六本木時代とは違う魅力も発見できます。
■FISH フィッシュ
住所:東京都新宿区西新宿7-5-6 新宿ダイカンプラザ756 2階
電話番号:03-5937-6322
交通:西武新宿線西武新宿駅正面出口から徒歩5分
営業期間:通年
営業時間:11:30〜14:30、17:00〜21:00
休業日:無休
予約:不可
席数:26席
料金:チキンカレー=900円/大辛チキンカレーライス=1000円/キーマカレーコンボ 白身魚カレー&キーマ=1350円
【新宿の人気カレー店】2.日印の食文化が融合した日本初の本場インドカレー 「レストラン&カフェ Manna 新宿中村屋」
日本にインドカレーを広める一翼を担った老舗
明治34(1901)年創業の老舗。創業者とインド独立運動の志士との出会いから生まれ、今でも愛される「純印度式カリー」は、本場インドカレーに日本の白目米を合わせたところ評判になり、昭和期の人々がインドカレーに親しむ一因となりました。
骨付きの鶏肉から出るうまみ、じっくりあめ色になるまで炒めた玉ねぎ、酸味のあるヨーグルト、さらにさまざまなスパイスが、伝統の調理方法によりおいしさを引き出されたカレーになります。この「純印度式カリー」のほかにも、トマトのうまみが活きた「コールマンカリー」や、スパイスの香りと辛さココナッツミルクの風味がバッチリな「シーフードカリー」など多彩なカレーメニューがそろいます。ビル地下の店では「新宿カリーパン」324円も販売していますよ。
レストラン&カフェ Manna 新宿中村屋
- 住所
- 東京都新宿区新宿3丁目26-13新宿中村屋ビル B2階
- 交通
- JR新宿駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~21:30(閉店22:00)、金・土曜、祝前日は~21:45(閉店22:30)
- 休業日
- 無休(点検期間休、1月1日休)
- 料金
- 中村屋純印度式カリー=1760円/新宿カリーパン=324円/
【新宿の人気カレー店】3.スパイスの可能性を追究した北インドカレーの進化形カレー「Spice Bazaar アチャカナ」
名店で修業した店主が奏でるスパイスのハーモニーに酔う
北インド料理に感銘して、カレーの世界に身を投じた店主は、京橋「ダバ インディア」、大塚「カッチャル バッチャル」で腕を磨き続けました。
満を持して2019年に、新宿大ガード近くに念願の独立店を持つことに!
店名を冠した「アチャカナチキンカレー」は、ほどよい辛さと大きめにカットされたチキンの食べごたえが特徴で、店主いわく「チキンはもちろん、ほかの肉も、食感をとても重視しています」。なんと、肉の塊から手切りすることで、肉の食感を引き出しているとか。
キーマカレーも、肉の塊から細かく手切りすることから調理が始まるそうです。また、素材のうまみを消さないために、辛さの加減にも気を配っています。たとえば、ダルカレーは豆の味が楽しめるよう甘口、チキンカレーはスパイスの辛さを生かして辛めに仕上げることが多いとか。
ランチタイムは日替わりの「本日のカレー」。辛口、中辛、甘口の3種類が用意されていて、1~3種類を選べます。
ディナータイムは「鶏レバーのスパイスオイル煮」650円など、スパイスを使った一品料理がメニューに並ぶレストランバーとして、お酒も楽しめます。
■Spice Bazaar アチャカナ
住所:東京都新宿区西新宿7-12-23 松沢ビル3階
電話番号:03-6883-3652
交通:地下鉄新宿西口駅D2出口からすぐ
営業期間:通年
営業時間:11:30〜14:30、17:00〜23:00※ランチはカレーがなくなり次第閉店
休業日:日曜、ほか不定休
予約:可(ディナーのみ)
席数:15席
料金:ランチ・カレー3種=1100円/アチャカナチキンカレー=1200円/鶏レバーのスパイスオイル煮=650円
【新宿の人気カレー店】4.中華スパイスが利いたルーの海にゴロッと角煮がそそりたつ「Grill&Bar Hanaya 新宿店」
中国料理とカレーがうまい、新宿の隠れ家的グリルバー
中華風の「上海角煮カレー」は、食通やグルメライターなどが選ぶSARAH「JAPAN MENU AWARD」に選出され、評判となっているカレーです。
店主の石川さんは、中華料理人。赤坂の有名中国料理店で修業後、岡山のホテルシェフを15年務め、その後、中国料理店「華家」を開業しました。地元でも評判となりましたが、「上海角煮カレーを東京で多くの人たちに食べてもらいたい」と、一念発起。再び東京で第2の料理人人生をスタートさせました。
「上海角煮カレー」が生まれたのは岡山時代。店主いわく「理科の実験のようだった」という、数十種類のスパイスを組み合わせ、カレーの試作をしていたときでした。中国料理の技を生かせないかと試行錯誤し、いちばんの特徴の中国のミックススパイス「五香粉」が完成します。
ルー作りは、この五香粉を焦がすギリギリまで油で熱することから始まります。こうすることで、香りが際立ち味に奥行きが出るとか。真っ黒な独特な色もこのためです。そこに鶏上湯や片栗粉を加え、中華風のカレールーができあがります。
王道の中国料理をつまみに岡山県産クラフトジンを飲み、そして締めにカレーを食べるのが、この店の楽しみ方です。
■Grill&Bar Hanaya 新宿店
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-45-4 若月ビルB1階
電話番号:03- 6205-6418
交通:西武新宿線西武新宿駅北口からすぐ
営業期間:通年
営業時間:11:30~15:00、18:00~翌1:00
休業日:不定休
予約:可
席数:21席
料金:海老キーマカレー=1100円/四川麻婆カレー=1100円
【新宿の人気カレー店】5.ひと足のばして信濃町へ。混ぜた時の味わいまで計算済み!スパイスとうまみの奥深いハーモニー「バンダラランカ」
都内でも屈指の人気を誇るスリランカ料理店
閑静な住宅地にたたずむお城のような建物。その1階にあるのが、セイロン紅茶とスリランカ料理の店「バンダラランカ」です。
2018年のオープンから2年弱で、ランチは連日行列ができ、数多くのメディアに紹介される注目店になりました。
多くの客を魅了する味の秘密は、「スリランカの味を変えないことです。辛いものは辛いまま、食材はなるべく現地と同じものを使っています。スパイスはスリランカにいる家族に頼んで送ってもらうこともあります」と、オーナーのバンダラさん。
本場流を貫き通した結果、味のとりこになる客が増えていったのです。
また、鮮度が大切なカレーリーフは店の屋上で栽培するなど、自然の食材を使うことにこだわっています。「お客さんに健康になってほしいんです」と、オーナーの人柄も味を引き立てる要因。香りとうまみが幾重にも折り重なったカレーや、スパイスを使った野菜料理の数々は、少しずつ混ぜて食べるとさらに魅力が花開きます。
ジャックフルーツやバナナの花など、日本ではなじみのない食材に出合えることも。色鮮やかで、素朴ながらも奥深い料理の数々が、新しい味覚の扉を開いてくれるすてきなお店です。
■バンダラランカ
住所:東京都新宿区大京町12-9 アートコンプレックスセンター1階
電話番号:03-6883-9607
交通:JR信濃町駅北口から徒歩8分
営業期間:通年
営業時間:11:00〜14:00、17:00〜21:00
休業日:月曜
予約:可 ※ランチは90分制限
席数:約30席
料金:スリランカランチプレート(デザート、紅茶付き)=1650円/チキンビリヤニ=1760円
多彩な実力店が集うカレー歓楽街・新宿
王道から個性派、そして行列店までそろう新宿周辺は、カレー好きなら一度は掘り下げてみたいエリアですよね。
今回紹介しただけでも、創作系に老舗の王道インドカレー、北インドカレーの進化系、中華スパイスが効いた個性派カレー、そしてスリランカカレーまで本当に多種多様!
日本人の国民食ともいえるカレーは、店主のルーツや日々の試行錯誤により幅広さと奥深さを増し、ダイバーシティ化が進んでいます。
新宿でカレーが食べたくなったら、ぜひその日の気分でお好みを選んで訪れてみてください。
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