更新日: 2023年1月19日
【連載フォトエッセイ・第14回】ねこ写真家・関由香の「看板ねこ便り」那須・古民家カフェ 「夢屋」 後編
ねこ或る所へはどこへでも。
逆も然り。訪れる先に看板ねこがいることの多きこと。
今日も知らぬ間に呼び寄せられ、魅了されるのである--。
>>前編から読む
栃木・那須の古民家カフェ「夢屋」の看板ねこ:おぎんさん、がんも、こんぶ
看板ねこらの息抜きは、古民家のすぐ側にて。おぎんさんは落ち着き払った様子で外へ出かけると、至極丁寧に毛並みや爪の手入れを行う。その様子とは対照的に、こんぶはやはり落ち着かない。外へ飛び出すや否や、森へと一目散に駆け抜けていったと思えば、蜂を捕まえんとばかりに車に登ったり、ごろんごろんと石ころの感触を全身で感じたりと、場面の切り替わりが激しい「ドタバタこんぶ劇場」を繰り広げている。それを横目で観察するおぎんさんは、流石は“女将”。どこか風格を感じさせるのであった。
写真:関由香/文:関由香写真事務所
夢屋
住所:〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙1846-92
電話番号:0287-78-3272
営業時間:10:00~16:30 定休日:水・木曜日
HP:https://nasuyume.com/
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