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【ユーミンの歌の舞台・聖地】『哀しみのルート16』の舞台・国道16号線(神奈川)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『哀しみのルート16』の舞台・国道16号線(神奈川)
立石駐車場からドルフィンに向かう途中に通る国道16号線の風景

『哀しみのルート16』は、通算34枚目となるオリジナルアルバム『A GIRL IN SUMMER』の収録曲(2006年)です。

ルート16は国道16号線のこと。この道路は神奈川県横浜から千葉の富津、横須賀など首都圏を環状に結び、ユーミンの故郷である八王子や基地の街・福生などを通っています。
歌の中で国道16号のどの辺りという具体的な描写はありませんが、「海」というキーワードが出てくるので、横浜〜横須賀あたりが発想の起点になっていることが想像されます。

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『LAUNDRY-GATEの想い出』の舞台・富士見通りバス停付近(東京)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『LAUNDRY-GATEの想い出』の舞台・富士見通りバス停付近(東京)
今は往時の風景を偲べる場所は残されていない

『LAUNDRY-GATE(ランドリーゲート)の想い出』は、1978年にリリースされた『紅雀(べにすずめ)』に収録されている曲です。

「ランドリーゲート」とは、歌が作られた当時あった米空軍立川基地の中にあった巨大な軍用洗濯工場の入口のことで、当時は「ランドリーゲート」という名称のバス停もありました。

基地跡地はすでに再開発されているが、長い囲いが往時をわずかに忍ばせる

バス停の名は長らくそのままでしたが、1998年の多摩都市モノレールの開業に伴い、周辺のバス路線が改変されました。その際、バス停名が「富士見通り」に変わってしまい、周囲もすっかり再開発され、往時を忍ぶことができる風景は残念ながらほとんど残されていません。

歌の中に、このランドリーゲートがなぜか寂れてしまった、という表現が出てきます。歌の中に出てくる「彼女」が旅立って寂しいという心情が、現在のもの静かな風景と重なって見えてくるようです。

■立川バス・富士見通りバス停
住所:東京都昭島市中神町
電話番号:042-524-3111(本社代表電話・平日9:00〜17:50)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『悲しいほどお天気』の舞台・玉川上水(東京)

【ユーミンの歌の舞台・聖地】『悲しいほどお天気』の舞台・玉川上水(東京)
写真は西武鉄道・玉川上水駅付近から望む玉川上水

『悲しいほどお天気』は、1979年にリリースされたユーミン8枚目のアルバムのタイトル曲。この歌の中で別れた彼と歩いたとして描写されている「上水沿いの小径」の上水は、玉川上水のこととされています。

玉川上水は多摩の羽村から四谷にかけて、全長43kmにわたって築かれました。現在は「玉川上水緑道」として、杉並区の浅間橋から福生市の平和橋までの約24kmが整備されています。

歌詞の中で、夏の暑い日にもそこだけ涼しいと描写された自然豊かな風景は、今も健在。昔の恋を思い出して、1人散策を楽しむのもいいですね!

■都立玉川上水力緑道
住所:杉並区浅間橋〜福生市平和橋
電話番号:0422-31-6457(野川公園サービスセンター)
開場時間:24時間
休業日:無休
入場料:無料
駐車場:なし

ユーミンの歌の世界を訪ねてみよう

ユーミンが少女時代によく遊びに行ったとされる立川基地は、返還によりその周囲の景色が大きく様変わりました。
しかし、その他のスポットは意外と歌の世界そのままに残されているようです。

世代を超えて愛されるユーミン。

歌に登場したゆかりの地は、現代のパワースポットとして恋愛成就のご利益があるかもしれませんね!

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