更新日: 2023年1月15日
【連載フォトエッセイ・第8回】simabossneko&ぺにゃんこの「島ねこ日記」
夫婦二人そろって旅好き・ねこ好きで、とある島で出会ったねこたちに魅了され、島に通うようになりました。
ねこたちとのふれあいを重ねていくうちに、逞しくも可愛い姿をカメラに収めたいと思い、カメラを手に撮影を始めることに。折を見ては撮影に行く日々。
simabossnekoとぺにゃんこが撮影した島に暮らすねこたちの穏やかな姿をご覧ください。
(毎週木曜日に公開)
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目次
深島のねこたち
私たちがよく訪れる大分県の深島には、豊かな自然と美しい景色があります。
そこは人口約15人の小さな島。とても静かで、ゆったりとした時間の流れる場所です。
今回は、深島で暮らすねこたちの姿をご紹介します。
深島は大分で最南端の島。温暖な気候で、大きなヤシの木も植えられています。
ここは、港から島の集落に続く道。近くにねこたちのえさ場があり、島の方からごはんをいただきます。
食べた後は毛づくろいの時間。仲良くグルーミングを始めます。
島ではニワトリが飼われています。
ねことは、お互いにいるのが当たり前。近くにいても、すれ違っても全く気にしていません。
この時は、ねことニワトリが一緒にお出迎え。「よく来たね」と言っているようでした。
草を食べ終えて休むヤギに、ねこたちが集まります。
ヤギの背中にすりすりしたり、隣で寝転がったり。お互いのんびりくつろぎます。
ねこたちは島の人が大好き。歩けば一緒について行きます。
島にはみそ生産施設や食堂、宿泊施設があり、ねこたちは集落と、こちらの施設付近で暮らしています。
ねこたちは人懐っこい子が多く、島の方々にも大切にされていて、それぞれ名前を付けられています。
島の方曰く、『大切な友人のようなご近所さんのような存在』とのこと。
そこで暮らす人もねこも、ニワトリもヤギも、みんな一緒にいて当たり前。
自然とともに昔から続く島の光景がありました。(写真・文:simabossneko&ぺにゃんこ)
来島の際の注意点
・島でのルール、マナーはお守りください。(マスクの着用やごみの持ち帰り、乗船時のマナー等)
・ねこのえさについて
深島では、ねこたちのえさは住民の方で管理されていますので、えさの持ち込みや人間の食べ物を渡さないでください。
★来島の前には・・・『でぃーぷまりん深島』の公式HPをご覧ください。
ねこのことや島へのアクセス方法、特産品の深島みその事なども載っています。
https://www.fukashima.com/
>>次回は2月18日公開予定
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
夫婦ともに、旅好き・ねこ好き。旅先で出会った島のねこ達に魅了され、島に通うようになる。ねこ達とのふれあいを重ねていくうちに、逞しくも可愛い姿をカメラに収めたいと思い、カメラを手に撮影を始めた。折を見ては撮影に行く日々。
インスタグラムにて、全国の島で撮影したねこ達を投稿している他、写真展の開催や、テレビ・雑誌への写真提供を行っている。インスタグラムのフォロワー数は二人合わせて30万人超。
◆写真集「キス猫 すりすり、ぎゅっ、と。」(ワニブックス刊)
Instagramアカウント simabossneko / ぺにゃんこ