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【渋谷・原宿】話題の宮下パーク(MIYASHITA PARK)ってどんなところ?魅力や注目ショップを紹介

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2021年1月28日

【渋谷・原宿】話題の宮下パーク(MIYASHITA PARK)ってどんなところ?魅力や注目ショップを紹介

渋谷・原宿のシンボルとして多くの若者に愛されてきた宮下公園が、2020年夏に「MIYASHITA PARK」へと生まれ変わりました。

ららぽーとやアウトレットなどを展開する三井ショッピングパークが手掛けた商業施設で、渋谷・原宿の新スポットとして多くの注目を集めています。

この記事では、現地へ赴いて発見した宮下パークの魅力や注目のグルメショップなどをご紹介します!

※2021年1月現在、緊急事態宣言が発令されています。各ショップの営業時間などが異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

宮下パークについて知ろう

宮下パークについて知ろう
明治通り沿いに位置し、1階にはハイブランドのショップが立ち並ぶ

渋谷駅と原宿駅(明治神宮前駅)の間、明示通り沿いに位置している宮下パーク。明治通り沿いに全長約330mに渡って、個性豊かなショップが軒を連ねる低層複合施設です。宮下公園の開放的な雰囲気と若者の集う渋谷と原宿エリアの特性を生かし、新たなランドマークを目指して誕生しました。

渋谷駅、原宿駅からも近い宮下パークは、3階+屋上のある商業施設、公園、ホテルが一体となったスポットです。ラグジュアリーブランドやストリートブランドなどの流行ファッションやグルメなどの店舗のほか、宮下公園を融合。この箇所は「RAYAD MIYASHITA PARK(レイヤードミヤシタパーク)」と名付けられ、連絡橋を間に北(North)と南(South)に分かれています。

2021年1月現在でショップは91店舗にも及び、連日多くの若者で賑わいを見せていますが、エリア内にはシェアオフィスや18階建てのホテル「sequence MIYASHITAPARK(シークエンス ミヤシタパーク)」もあり、新たな1つの街がつくられていると感じるでしょう。

■MIYASHITA PARK(宮下パーク)
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10
電話:03-6712-5630(代表)
公式サイトはこちら

宮下パークへのアクセス

宮下パークへのアクセス
宮益坂下の交差点手前に宮下パークへの入り口がある

宮下パークへは、渋谷と原宿間は明治通りを歩いて行き来できるので、どちらの駅を利用しても明治通りを目指して歩けば迷うことなくたどり着くことができるでしょう。

<渋谷方面より>
JR/東京メトロ/私鉄の渋谷駅より徒歩3分
ハチ公口や宮益坂方面出口からのアクセスが便利です。宮益坂下の交差点手前に宮下パークへの入り口があります。

<原宿方面より>
JR原宿駅の表参道口より徒歩10分、または東京メトロ明治神宮前<原宿>駅の7番出口より徒歩8分

原宿駅よりアクセスする場合は、表参道を歩いてラフォーレ原宿のある交差点を目指し、右折すると明治通りへと出ることができます。

宮下パークの特徴・滞在時間

宮下パークの特徴・滞在時間
広々とした芝生広場の奥にはホテルが建つ

元々、渋谷区立宮下公園であった土地に誕生した施設のため、公園であることを最大限に生かしていることが特徴です。

公園は建物の屋上階にあるため、見通しが良く、渋谷の街の中で空と緑が広がる空間となっています。天候の良い日にはテイクアウトしたものを屋上の公園で食べるのもいいですね。

屋上の公園にあるボルダリングウォールには家族連れも

公園の南側には、ベンチやイベントが開催できる1000㎡もの広さの芝生広場があり、北側にはスケート場やボルダリングウォール、運動施設が整備されています。

滞在時間の目安は、ショッピングや食事などの目的であれば1〜2時間ほど。店舗数は多いのですが、敷地     はそこまで広     くないので、短時間でフラっと寄れるのが良いですね。公園でのんびりしたい人は時間に余裕を持って訪れるのが良いかもしれません。

宮下パークの厳選おすすめグルメを紹介!

それでは宮下パークの注目グルメショップをご紹介します。渋谷原宿エリアとあって、話題の美味しいものがたくさん!今回はテイクアウト可能なグルメを中心に、厳選しておすすめしているので、訪れる際の参考にしてみてください。

宮下パークの厳選おすすめグルメ1.eggslut(エッグスラット)<South2F>

宮下パークの厳選おすすめグルメ1.eggslut(エッグスラット)<South2F>
画像提供:eggslut 「パークサイドサンド」1,180円(税別)

まずは「LAセレブに愛される朝食」としてブームを起こしたエッグスラットの発祥のeggslut。卵好きが卵好きのために作ったロサンゼルスNO.1の卵料理専門店です。

厳選素材と洗練されたデザインで構成されるエッグサンドは、サンドごとに異なるソースが使われ、バンズにはeggslut専用に製造している自家製ブリオッシュバンズを使用しています。また、国内ではあまり流通していない希少な平飼い卵のみを使用しているので、こってりと濃厚な味わいが楽しめます。

パークサイドサンドは、渋谷MIYASHITA PARK店限定で、エッグサラダとオーバーミディアム(焼き方の名称)の目玉焼きのほか、シュリンプ、アボガドなど様々な食材を贅沢にサンド。個性的なレイヤーが楽しめるサンドは、まさにRAYARD MIYASHITA PARKのコンセプトにピッタリですね。

定番人気の「フェアファックスサンド」880円(税別)<画像提供:eggslut>

定番人気は半熟のスクランブルエッグに、チーズやキャラメライズドオニオンをサンドした「フェアファックスサンド」です。スパイシーな味のシラチャーマヨがアクセントになっていてクセになります。

「スラット」850円(税別)<画像提供:eggslut>

そして店名にあるスラットはこちら。マッシュポテトと半熟卵をガラス瓶に詰めた「SLUT(スラット)」が、LAで大流行し話題になりましたが、日本では「エッグスラット」という名称でメディアに取り上げられ、卵料理のひとつとして普及しました。

ぜひテイクアウトして、屋上の公園でいただきましょう!LAセレブに愛された味を楽しんでください。

■eggslut
営業時間 11:00~20:00
定休日 不定休
電話 03-6712-5251
公式サイトはこちら

宮下パークの厳選おすすめグルメ2.MAGURO MARKET(マグロマーケット)<South3F>

宮下パークの厳選おすすめグルメ2.MAGURO MARKET(マグロマーケット)<South3F>
画像提供:MAGURO MARKET 店内の注文カウンター

続いてのおすすめは、カリフォルニアで人気のポケ&ポケロール専門店「MAGURO MARKET」。

ポケとはハワイ語の「切身」であり、ポキとも表記されます。日本の「漬け」に近いものですが、MAGURO MARKETでは漬けにはせず、注文されてから材料を合わせ、素材を生かした状態で提供しています。

色とりどりのポキが並ぶメニュー<画像提供:MAGURO MARKE>

一番人気は「マグロポキ(醤油)」。マグロは静岡の焼津港で獲れたメバチマグロを使用しています。合わせタレにこだわりがあり、甘口の醤油に旨味調味料の昆布茶を使用した特性の醤油タレに仕上がっているのが人気のポイント。ぜひ試してみて下さいね。

マグロ以外にもサーモンなどのシーフードのポケを、定番の醤油や塩、スパイシーなどのオリジナルソースで食べることができます。

テイクアウト用の窓口<画像提供:MAGURO MARKET>

South3Fにはフードホールが322席あり、時間がなくても気軽に立ち寄ることができます。もちろんフードホールだけでなく、テイクアウトして屋上の公園で頂いてもGOODです。自宅に持ち帰り、食事としても夜のおつまみとしても嬉しいですね。

■MAGURO MARKET
営業時間 11:00~22:00(閉店23:00)
定休日 施設に準ずる
電話 03−5468−3631
公式サイトはこちら

宮下パークの厳選おすすめグルメ3. GRAN SOL TOKYO(グランソルトウキョウ)<Noth3F>

宮下パークの厳選おすすめグルメ3. GRAN SOL TOKYO(グランソルトウキョウ)<Noth3F>
画像提供:GRAN SOL TOKYO 一面ガラス張りの開放的な店内と心地の良いテラス席

続いては、世界一のピンチョスが楽しめるスペインバル「GRAN SOL TOKYO」。ピンチョスとは、海鮮や野菜のほか、生ハムやサラミ、チョリソー、フォアグラのテリーヌなどをパンの上にのせたのもので、タパスの一種です。

少しずつ美味しいものを堪能出来ることが特徴のスペインの伝統的な前菜で、日本ではパーティーなどでよく見かけますよね。

色とりどり、目にも鮮やかなピンチョスは1つ300円(税別)より<画像提供:GRAN SOL TOKYO>

GRAN SOL TOKYOは、美食の街スペインのサンセバスチャンの近くの町オンダリビアにある、スペインバルの名店「GRAN SOL」の日本第一号店。「世界ピンチョス・タパスコンクール」で優勝した実力店です。オリジナリティ溢れる本場のオーダーピンチョスをはじめ、数々のタパスをここ宮下パークで味わうことが可能なのです!

オリジナリティ溢れる本場のピンチョス「チェリーベルツ」880円(税別)<画像提供:GRAN SOL TOKYO>

こちらは、スペイン・バスク州にあるギブスコア県のピンチョスチャンピオンシップで2018年金賞、2019年オリジナリティ部門で1位を獲得したピンチョス。まさに美食の街で生まれたと言える美しさですね。

ミシュラン3つ星の『マルティン・ベラサチギ』で経験を積んだシェフが、クリエイティブで独創的なピンチョスを創造しています。カウンターの中にピンチョスが美しく並んでいるので、オーダーし、スペインから直輸入されているワイン「チャコリ」と一緒にいただきましょう。

テイクアウトは単品のほか、ピンチョスの3つセット(1200円+税〜)なども。おうちバルやパーティーにもおすすめです!

■GRAN SOL TOKYO
電話番号:03-5468-3378
公式サイトはこちら

宮下パークの厳選おすすめグルメ4.天狼院カフェSHIBUYA<South3F>

宮下パークの厳選おすすめグルメ4.天狼院カフェSHIBUYA<South3F>
画像提供:天狼院カフェSHIBUYA 本×カフェ×写真 をテーマにした明るく開放感のある店内

最後に紹介するのは、カメラと写真をテーマにしたBOOK&CAFE「天狼院カフェSHIBUYA」。全国に10店舗展開し「READING LIFE」を提供する次世代型書店です。セミナーやワークショップを連日開催するなど、本とその先の「体験」を提供しています。

店内は渋谷というエリアの特性に合わせて、ノマドの人に多く使ってもらえるよう内装にこだわったそう。 光が差し込み、長時間の作業も苦ではない落ち着きのある空間が広がっています。「朝に来てコーヒーを飲みながら仕事し、ランチも食べられるように」と店主の思いが込められているとのことです。

広々としたカフェスペース、窓際の席では電源の利用も可能<画像提供:天狼院カフェSHIBUYA>

カウンター席はテーブルの奥行きが60cmもあり、ノマドで仕事をする人のために、パソコンとタブレットのどちらも広げられるスペースがあるのが嬉しいですね。

ここまで紹介して「書店なのにグルメのおすすめがあるの?」と思われた方も多いでしょう。天狼院カフェの看板メニューは、多数あるグルメショップのおすすめとは一味違います。

「元カレが好きだったバターチキンカレー」880円(税込 )<画像提供:天狼院カフェSHIBUYA>

「一体どんな気持ちで食べればいいんだ?」とネットで話題になり、メディアで取り上げられたメニュー「元カレが好きだったバターチキンカレー」。

梶井基次郎の小説「檸檬」を元に、作品の舞台である丸善でレモンケーキがメニューにあるかのごとく、もしかしたらそれを上回るほどのインパクトがありますよね。

公式サイトにメニュー誕生の秘話があるので、いただく前にはぜひ読んでみてください。クリエイティブな人々の心を揺らす秀逸なテキストは必読です。まさに書店ならではのメニューかもしれません。

■天狼院カフェSHIBUYA
営業時間 11:00~20:00(時短営業中)
休業日 無休
電話番号:03-6450-6251
公式サイトはこちら

流行の発信を生まれ変わった宮下パークで感じよう

流行の発信を生まれ変わった宮下パークで感じよう
ガラス張りの建物が目印の宮下パーク

昔から多くの若者に愛されてきた渋谷・原宿が、近年大幅な生まれ変わりを見せています。流行を取り入れるだけでなく、多様性を生かしたショップが立ち並ぶ宮下パークも常に進化を続けるでしょう。

近隣のオフィスで働く人も新しいスタイルのノマドで働く人も、そして学生さんも、近くに行ったときにはぜひ訪れてみてください。もちろん、旅行で来た人も要チェックの新スポットです。

取材・撮影・文:やくしじ 紫

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