更新日: 2023年1月19日
【連載フォトエッセイ・第3回】ねこ写真家・関由香の「看板ねこ便り」松戸の喫茶店「 FUJI」 前編
ねこ或る所へはどこへでも。
逆も然り。訪れる先に看板ねこがいることの多きこと。
今日も知らぬ間に呼び寄せられ、魅了されるのである--。
千葉・松戸の喫茶店「FUJI」の看板ねこ:ポンタ、テン
洒落た字体の看板に鬱蒼と茂る蔦で縁取られた大きな窓が、道行く民を誘う喫茶店。扉の開閉をねだるねこのシルエットを見つけたら、もう入らざるを得ないのである。内装は、煉瓦仕立ての建築に、鋲打ちされた椅子、黒柿色の仕切りなどが古き善き雰囲気を醸している。紳士的で男気も有る二枚目店主に特にオネツなのが、看板ねこのポンタとテンだというから興味深い。
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