更新日: 2024年7月30日
【連載フォトエッセイ・第2回】ねこ写真家・関由香の「看板ねこ便り」東京・三ノ輪の喫茶店 「白鳥」後編
ねこ或る所へはどこへでも。
逆も然り。訪れる先に看板ねこがいることの多きこと。
今日も知らぬ間に呼び寄せられ、魅了されるのである--。
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東京・三ノ輪の喫茶店「 白鳥 」の看板ねこ:ねこ
ねこはその名に似合わず人懐こく、人間が食や交流を愉しむ様を興味深く観察する。人間は、その様子を面白がる。そして自然と、客の会話の中心は専らこの“ねこ”になるのである。注目されることを知ってか知らずか、椅子に後ろ向きに座り、両手を背もたれにかけることをよくする。この日も得意げにポーズをキメて見せ、満足そうに目をつむっていたのであった。
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