目次
- 会津観光には最強のフリーパス「会津ぐるっとカード」
- 【1日目】6:30浅草 特急リバティ会津で出発
- 11:20喜多方駅着「会津田舎屋」で郷土料理と地酒に舌鼓
- 12:45「大和川酒蔵北方風土館」で歴史ある酒蔵を見学
- 14:45「五色沼湖沼群」で紅葉と色とりどりの湖面を探索
- 16:45「裏磐梯レイクリゾート」でゆったりとしたひとときを
- 【2日目】7:50喜多方駅着 喜多方名物「朝ラー」を櫻井食堂で
- 9:38~10:51 会津鉄道「お座トロ展望列車」で旅を楽しむ
- 11:00「塔のへつり」着 自然が造りだした渓谷美
- 13:00「大内宿」 江戸時代にタイムスリップ!
- 15:50「湯野上温泉」 風情ある奥座敷の湯治場
- 17:05 旅の想い出と共に帰路へ
- 公共交通機関での移動でもこれだけ楽しめる!
9:38~10:51 会津鉄道「お座トロ展望列車」で旅を楽しむ
喜多方駅を8:30に出発し、会津若松へ。「お座トロ展望列車」を楽しんだり、名所を巡ったりと、2日目も充実のプランです!
子どもも大人も楽しめる「お座トロ展望列車」は、会津若松~会津田島間を土・日・祝日に1日1.5往復する会津鉄道の観光列車です。
会津若松駅での待ち時間に、お座トロ展望列車に必要なトロッコ整理券(大人320円、子供160円)を2回分購入しましょう。
座席が掘りごたつになった「お座敷車両」や、窓がない「トロッコ車両」もあり、楽しい工夫がいっぱいの列車です。
今回は「トロッコ車両」に乗車。風を感じながら、美しい景色を楽しみます。車内には芦ノ牧温泉駅の初代ネコ駅長「ばず」(現在は2代目駅長「らぶ」)が描かれ、車内には「ばず」駅長の痕跡も!?
トロッコ車両では、トンネルに差し掛かると真っ暗な車内がシアターに早変わり。「景色が見られないトンネルの中でも楽しんでもらいたい」という心づかいが嬉しいですね。
■会津鉄道 お座トロ展望列車(アイヅテツドウ オザトロテンボウレッシャ)
住所:福島県会津若松市JR会津若松駅~会津鉄道会津田島駅
電話:0242-28-5886
交通:JR磐越西線会津若松駅~会津鉄道会津線会津田島駅
営業期間:4月下旬~11月上旬
営業時間:9:30~15:36(最終、時期により異なる)
休業日:期間中月~金曜、祝日の場合は運行(紅葉時期は無休)
料金:お座トロ展望列車(乗車整理券)=大人320円、小人160円(運賃は区間により異なる)/
駐車場:あり | 台数:各駅により異なる | 無料 ※会津若松駅は有料
公式HP:http://www.aizutetsudo.jp/
11:00「塔のへつり」着 自然が造りだした渓谷美
お座トロ展望列車の車窓や車内を楽しむこと約1時間、「塔のへつり 駅」に到着です。駅から歩くこと5分、渓谷美が待っています。
塔のへつりとは塔が立ち並ぶような形となった断崖のこと。長い時間をかけて浸食と風化を繰り返されて今の形となりました。
紅葉の季節には木々の彩りと渓谷や川がおりなす景色を求め、大勢の人が訪れる名所です。
■塔のへつり(トウノヘツリ)
住所:福島県下郷町弥五島下夕林
電話:0241-69-1144
交通:会津鉄道会津線塔のへつり駅から徒歩5分
営業期間:通年(吊り橋は春~秋期)
駐車場:あり | 台数:85台 | 有料 | 1回300 円~
公式HP:http://shimogo.jp/ (下郷町観光協会)
13:00「大内宿」 江戸時代にタイムスリップ!
塔のへつりを満喫したら、12:19発のお座トロ展望列車にのり、湯野上温泉駅に戻ります。湯野上温泉駅からは大内宿(おおうちじゅく)行きのバス「猿游号(さるゆうごう)」に乗って、次の目的地、「大内宿」に向かいましょう。
大内宿とは、江戸時代に下野街道の宿場として栄えた場所。主要な交通路から外れた場所にあることから、開発の手を免れてきました。江戸情緒が残る街並には、茅葺き屋根の食事処やお土産屋が立ち並び、古き良き姿を残しています。
※猿游号では「会津ぐるっとカード」は利用できません。乗車時に、「猿游号 往復乗車券(大人1,100円、子供500円)」を購入してください。
■大内宿(オオウチジュク)
住所:福島県下郷町大内山本
電話:0241-68-3611
交通:会津鉄道会津線湯野上温泉駅からタクシーで15分
営業期間:店舗により異なる
営業時間:店舗により異なる
休業日:店舗により異なる
料金:店舗により異なる
駐車場:あり | 台数:415台 | 有料 | 普通車500円、マイクロバス1500円、中型・大型バス3000円
公式HP:http://www.ouchi-juku.com/(大内宿観光協会)
名物・高遠そばとここでしか飲めない限定酒を堪能
1643年に会津藩主となった保科正之(ほしな・まさゆき)が、出身地である長野県・高遠(たかとう)の名物「大根おろしそば」を会津伝えたのがはじまりだとか。以来、「高遠そば」が会津地方に根付くことになりました。
ネギが丸ごと1本入った高遠そば。バス停から程近い場所にある「大内宿 三澤屋」でいただきます。高遠そばの他にも、温かい「けんちんそば」や郷土料理などが楽しめます。
高遠そばと一緒に楽しみたいのが、ここでしか飲めない日本酒「雪中百姫(せっちゅうももひめ)」。三澤屋の地下水を汲みだして仕込み水に使用、醸造後は大内宿の雪室で100日間低温熟成させたオリジナル特別純米酒です。料理の味を邪魔しない、まろやかな味わいが特徴です。
雪中百姫を購入できるのは、三澤屋の隣にある「大内宿三澤屋久右衛門」のみ。醸造開始当初からのビンテージが揃っています。
■大内宿 三澤屋(オオウチジュク ミサワヤ)
住所:福島県下郷町大内山本26‐1
電話:0241-68-2927
交通:会津鉄道会津線湯野上温泉駅からタクシーで15分
営業期間:通年
営業時間:9:30~16:00(閉店17:00)
休業日:無休、1月は第2月~金曜
料金:高遠そば=1320円/水そば=1430円/けんちんそば=1320円/栃もち=660円/平均予算(昼):1500円
駐車場:あり | 大内宿駐車場を利用 | 台数:415台 | 有料 | 普通車=500円、マイクロバス=1500円、中型・大型バス=3000円
公式HP:http://www.misawaya.jp/
15:50「湯野上温泉」 風情ある奥座敷の湯治場
旅の最後は温泉でほっとひといき。15:05大内宿発のバス「猿游号」で、湯野上温泉駅に戻ります。
江戸時代から、会津の奥座敷として栄えた歴史ある温泉街・湯野上温泉。茅葺屋根の駅舎が印象的な湯野上温泉駅には足湯が隣接し、気軽に疲れを癒すことができます。駅近隣では立ち寄り湯も楽しめますよ!
■湯野上温泉(ユノカミオンセン)
住所:福島県下郷町湯野上
電話:0241-68-2920
交通:会津鉄道会津線湯野上温泉駅が最寄り駅
営業期間:通年
公式HP:https://yunokami.com/ (湯野上温泉観光協会)
17:05 旅の想い出と共に帰路へ
2日間の会津旅も終盤。湯野上温泉駅から「リレー150号」、会津田島駅で「特急リバティ 会津150号」に乗り継ぎ、21:05に浅草到着です。
公共交通機関での移動でもこれだけ楽しめる!
今回は東武鉄道を利用して会津に向かうプランを紹介しました。
会津の自然に触れ、宿場町を体感し、ご当地グルメに舌鼓。列車やバスの本数が極端に少ない地域なので移動に制限がありますが、うまく乗り継ぐことで、これだけの体験をすることができます。
美味しいお酒が楽しめるのも、公共交通機関を使っての旅ならでは。ぜひ「会津ぐるっとカード」を使って、会津を満喫してください!
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