夕方5時頃から橋の上の行灯が点きはじめ、暗くなるにつれて幻想的な世界が現れます。清流は見えないものの、静かな環境と川のせせらぎが感じられ、癒しの空間に包まれます。この時期の夜は冷え込むこともあるため、しっかり防寒対策をしておきましょう。

橋の入口付近にはベンチも設置されているので、座りながら猿橋と紅葉を見ることもできます。時間に余裕がある人は、昼間の紅葉と夜の紅葉、どちらも楽しんでみてくださいね。

※ライトアップは10月1日から12月25日、夕方17時から22時まで
※今年は新型コロナウイルス感染拡大予防のため、行灯は橋のたもと周辺のみの設置

紅葉を鑑賞したあとは、猿橋から車で16分の場所にある「道の駅つる」でランチタイムはいかがでしょうか。道の駅つるの前には広大な芝生広場があり、子どもは走り回れますし、大人はゆったりと過ごすことができます。

幻の豚「富士湧水ポーク」の生姜焼き定食　834円（税込）＜画像提供：道の駅つる＞

地産地消にこだわったレストラン「お勝手場」では、新型コロナウイルス感染拡大対策のため、席数を減らして営業しています。メニューは直売所で販売している食材をふんだんに使ったものばかりで、種類も多く迷います……！

なかでもイチオシは、幻の豚「富士湧水ポーク」の生姜焼き定食。食感も柔らかく、いくらでも食べられそう！ミネラルをたっぷり含んだ湧水により育てられた「富士湧水ポーク」は、山梨県内でも「幻の豚」と呼ばれ、ここ道の駅つるでしか味わえない一品です。

店内で食べられるほか、風を感じるテラス席で自然を楽しみながら食事するのもおすすめです。

市内を中心にした120の生産者さんによる直売所　＜画像提供：道の駅つる＞

お腹いっぱいになったら隣に併設された「農産物直売所」にも足を運んでみましょう。山梨県の農家さんが直送する新鮮野菜や、果物などを販売しています。

精肉コーナーではここ道の駅つるでしか購入できない「富士湧水ポーク」も販売。どの部位も柔らかく、さまざまな料理に合うと評判です。クーラーボックスがひとつあると、購入した商品を持ち帰るのに便利ですね！

公式HP　https://www.1000nentsuru.com/

ランチタイムを楽しんだら、道の駅つるからすぐの「山梨県立リニア見学センター 」に立ち寄るのもおすすめ！

新型コロナウイルス感染予防対策として、

• 入場制限・施設内の利用制限の実施
• 館内各所への消毒液・ハンドソープの設置
• 定期的な館内の消毒・清掃
• スタッフのマスク着用
• お客さまへの、マスク着用のお願い
• お客さまへの、発熱・風邪症状・味覚障害など体調に不安のある人への入場制限のお願い
• 入館時の検温・手指消毒のお願い

などを取り入れています。
来館前には必ずHPをチェックして、最新情報を確認してください。

2003年に世界最高速度を記録した試験車両　＜画像提供：山梨県立リニア見学センター＞

こちらの施設では、山梨リニア実験線での走行試験の様子がみられるほか、試験車両の実物を展示しながら、リニアモーターカーの仕組み・原理を紹介しています。

見学ラウンジでみるリニアモーターカーの走行試験は、何度も見てしまうほどの驚きの速さ！さらに、磁気浮上が体感できる「ミニリニア」や、山梨県をリアルに再現した「ジオラマ」は、子どもを中心に大人気のコーナーです。

別館の「わくわくやまなし館」では、ここでしか買えないリニアグッズが購入できますよ。

東京から日帰りができる秋に行きたい紅葉スポット、「甲斐の猿橋」についてご紹介しました。
紅葉を鑑賞するだけではなく、清流を眺めながら散策をして、心身ともにリフレッシュしちゃいましょう！時には都会を離れ、秋の風景を楽しんでみてくださいね。