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三日月宗近(みかづきむねちか)には、東京国立博物館で会えるかも!【東京都】
東京国立博物館は、上野の恩賜公園内に建つ日本で最も長い歴史を持つ博物館です。5つの展示館と資料館、その他の施設で構成され、アジア諸国の有形文化財をはじめ多くの国宝や重要文化財を収集・展示しています。
数々の名刀も所蔵しており、常設ではありませんが、展示によっては天下五剣の一つ「三日月宗近」を目にすることができます。
三日月宗近
平安時代の刀匠・三条宗近が打った一振りで、日本刀の最高傑作といわれる天下五剣の中でも「最も美しい」と讃えられる太刀。数多くの三日月状の模様が刀身に浮かび上がっていることが呼び名の由来とされています。
『刀剣乱舞』に登場する三日月宗近の雅な佇まいやセリフは、この刀の生まれた時代に関係しているのかもしれませんね。
そのほか、東京国立博物館には天下五剣の「童子切安綱」や、「大包平」「亀甲貞宗」「厚藤四郎」といった刀剣男士のモチーフといわれる刀等も保管されています。
こちらも時期によっては会うことができるかもしれませんので、公式Twitterやホームページをこまめにチェックしましょう!
※新型コロナウイルス感染症対策として、入館にはオンラインによる事前予約(日時指定券)が必要となります。またマスク着用のお願いや検温等があります。
東京国立博物館
- 住所
- 東京都台東区東京都台東区上野公園13-9
- 交通
- JR上野駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:30(閉館17:00、要予約、時期により異なる)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休、GW・盆時期は営業、臨時休あり)
- 料金
- 入館料=大人1000円、大学生500円、高校生以下無料、特別展は別料金/
奥深い刀剣鑑賞の世界へ!
日本刀は、刀鍛冶の技術はもちろん、作られた年代や地方によってさまざまな表情があり、私たち鑑賞者を楽しませてくれます。
刃の形状や刀の表面に浮かび上がる模様といった刀の本体部分だけではなく、ツバや鞘の装飾、歴史上のどの人物がどういった経緯でその刀を入手し、また手放すことになったのかなど見どころは尽きません。
今回ご紹介した刀槍以外にも魅力的な刀はまだまだたくさんあります。審神者歴が長い方も、これから推しを見つけようとしている方も、刀剣男士のモチーフとなった刀に会いに行ってみてはいかがでしょうか!
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】渡辺拓海
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村上春樹が好きな編集者。好きな言葉は「やれやれ」です。旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力を、オールジャンルでお届けしますね!