インスタ映え観光地！「葉山・三浦半島西海岸」をめぐる旅　おすすめスポットも

「小網代の森」は湿地や森林を保全している保護区。森林の中を流れる小川に沿って散策路が設置されています。

この小川は湿原を抜け、海岸の干潟へと注ぎこみます。森林から湿地、海岸へと移ろう景色を同時に味わえるのは 関東地方ではここ、小網代の森だけ。ホタルやアカテガニといった、希少な在来種も数多く生息しています。

小網代の森の入り口は、京急バス「引橋（ひきばし）」停留所から徒歩5分ほどの場所。そこから森の中まで、約1.6kmの木道が整備されています。

散策路を1時間半かけゆっくり歩くと、小網代の漁港へと通じます。散策後は油壷マリンパークまで歩いていってもよいでしょう。小網代の森からのどかな漁港を眺めつつ坂を上り、30分ほどでマリンパークに戻れます。

「長井海の手公園ソレイユの丘 」は南仏風の建物や広大な花畑が印象的な、とてもおしゃれな公園です。ふれあい動物村や遊具のほか、レストランやキャンプ場まで充実しています。

ふれあい動物村のカンガルー

特にカンガルーやカピバラとふれあえるのは全国的にも珍しいと人気。イヌ、ヒツジ、アルパカ、ウサギ、マーラなど、生き物の種類も多いので、動物園にきたかのような気分が味わえます。遊び盛りの犬たちとふれあえるコーナーは、犬好きにはたまりません！

園内には売店も点在し、遊具やアトラクションもたくさん。時間が経つのを忘れて楽しむことができます。園内を周遊するロードトレイン「ソレイユ号」にも乗ってみてくださいね！

ソレイユの丘に咲くひまわりと観覧車

季節の花もたくさん咲いていて、四季折々の風景を楽しめます。また、温浴施設「海と夕日の湯」（※7月16日現在休業中）も人気があり、まさに老若男女、誰でも楽しめる公園です。

三崎口からバスで約15分と近いので、ぜひ足を運んでみてください。

荒崎公園はソレイユの丘からも徒歩で約25分。ぜひ立ち寄ってほしい観光スポットです。

荒崎公園内には海岸があり、入り組んだ岩場や磯が見られます。晴れた日には遠くに富士山や江の島という絶景が広がり、ここからの夕日は特に美しいと有名です。

横須賀市と葉山町の境に位置する長者ヶ崎（ちょうじゃがさき）。JR逗子駅からバスで約20分、京急逗子・葉山駅からバスで約15分の位置にあります。
ソレイユの丘や荒崎公園からは、「長井」で乗り換えてトータル45分ほど。相模湾に突き出た岬と夕日のセットは「かながわの景勝50選」にも選定されています。

崩落の危険性があるため、残念ながら先端まで行くことはできませんが、葉山町側からは写真の通り、美しい絶景を眺めることができますよ！

バス停からも近く、駐車場も完備されているので、近くを通りかかった際には是非立ち寄ってみてください。

一色海岸は葉山町の中心地付近に位置する海岸。
長者ヶ崎から一色海岸へ行く場合、バスでは「葉山」での乗り換えが必要になります。海岸沿いに北へ 歩いて20分ほどですので、徒歩での移動がオススメです。

海岸近くには「葉山御用邸 」があり、どことなく厳粛で品のある雰囲気が漂うこのエリア。自然が多く残されており、付近には多くの鳥の姿を見ることができます。
一色海岸へ流れ込む小川の周辺では、運が良ければ青色に輝く「カワセミ」の姿も！

夏こそ多くの海水浴客が訪れるものの、オフシーズンは人もまばら。海岸を独り占めできることもありますよ！砂浜のほかに芝生もあるので、ピクニックにもよさそうです。

なお、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、海水浴場は開設されないのでご注意を。

おしゃれな建物とヨットが並ぶ光景がフォトジェニックな葉山マリーナ。映画のロケやCMでもたびたび使われる人気スポットです。

葉山マリーナからは「江ノ島・裕次郎灯台周遊クルージング 」という観光クルーズ船が1日3便就航しています。葉山マリーナの少し南にある「裕次郎灯台」と、江の島を約45分間でクルーズ。いつもは陸から眺める湘南ですが、このクルーズでは海から湘南を眺められるとあって、大変人気なのだとか。

葉山マリーナ内にはレストランや喫茶店、ショップが充実しています。ショッピングやランチ、午後のティータイムにも最適なスポットですね。