更新日: 2024年7月26日
国営ひたち海浜公園に行こう! ネモフィラやコキアを楽しむ
春にはネモフィラ、秋にはコキアが一面に広がる「みはらしの丘」がある茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」。
新型コロナウイルスの心配もあり、休日はできるだけ屋外でリフレッシュしたいものですよね。国営ひたち海浜公園には魅力的なスポットがたくさんあり、広い園内をレンタルサイクルで巡ることができます。
今回は国営ひたち海浜公園の美しい自然やアクティビティなどをご紹介します!
目次
国営ひたち海浜公園では新型コロナウイルス感染拡大防止対策を実施
国営ひたち海浜公園では、新型コロナ感染拡大防止のため、下記のような対策をとっています。
- 入園ゲート、レストラン、サイクルセンター等の園内各所に消毒液を設置
- 券売機前やアトラクション施設等、待機列が生じやすい場所では一定間隔の表示を実施
- レジカウンター等にはビニールカーテンを設置
- プレジャーガーデンのりもの券うりば(大観覧車前)で検温を実施
- シーサイドトレイン乗車時に検温を実施
- プレジャーガーデンのアトラクションでは1回当りの乗員の一部削減や定期的な消毒を実施
- 飲食施設では客席の削減や換気の徹底のほか、テイクアウトメニューも提供
- 各種貸出し物品(車椅子やベビーカー、レンタサイクル等)の消毒
これだけ対策を徹底してくれていると、安心して利用できますね!
もちろん、マスク着用、手洗い、消毒液の使用や、他のお客様と一定の距離を確保するなど私たち自身の協力も大切です。
国営ひたち海浜公園について知ろう
ひたちなか市内でもっとも標高の高いみはらしの丘がある「みはらしエリア」
みはらしの丘一面に咲き誇るネモフィラやコキアが見どころ。みはらしの里には懐かしい日本の風景が広がり、古民家の前にナノハナやソバなど、風景に溶け込んだ花が咲きます。
海岸に面し起伏に富んだ砂丘地帯「大砂丘エリア」
砂丘の地形や植生をそのまま残し、厳しい条件下に生きる海浜性植物がみられる砂丘観察園路や、ガラス張りのグラスハウスなどがあります。
樹林の中でじっくりと自然観察ができる「樹林エリア」
アカマツやクロマツなど既存の植生を生かして整備した樹林地。稀少な植物オオウメガサソウも自生しています。
ヒマワリに覆われた花畑が人気スポット「南口エリア」
泉の広場フラワーガーデンではヒマワリなどの花が咲きます。ゆっくりと時間が流れる雰囲気のなか、花を楽しもう。冬にはメタセコイアの紅葉風景も楽しめますよ。
野鳥も棲息する人工池が目印「西口エリア」
スイセンの丘には3月上旬から早咲きのスイセンが咲き、3月下旬にはスイセンがスイセンガーデンで楽しめます。たまごの森フラワーガーデンはチューリップの名所。
一日中遊び尽くせる遊園地「プレジャーガーデンエリア」
大観覧車やジェットコースターなどのアトラクションがある遊園地エリア。常陸ローズガーデンなどの花畑やゴルフコースなどもあり、子供から大人まで家族全員で楽しめます。
国営ひたち海浜公園へのアクセス
国営ひたち海浜公園までは、品川駅からJR常磐線特急で約85分。勝田駅で降りて、路線バスで海浜公園西口まで行きます。バスの所要時間は海浜公園西口まで約15分、または海浜公園南口まで20分です。
自動車で東京方面から向かう場合は北関東自動車道を経由し、常陸那珂有料道路の「ひたち海浜公園IC」で降りましょう。ひたち海浜公園ICを降りたあと、左折すると「西駐車場」、右折すると「南駐車場」「海浜口駐車場」に到着です。
国営ひたち海浜公園
- 住所
- 茨城県ひたちなか市茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
- 交通
- JR常磐線勝田駅から茨城交通バスで、西口まで約15分 / 南口まで約20分 / 下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~17:00(閉園、時期により異なる)
- 休業日
- 休園日=毎週火曜日(火曜日が祝日にあたる場合は直後の平日、12月31日、1月1日、2月の第1月曜日からその週の金曜日まで)
- 料金
- 入園料=大人(高校生以上)=450円、中学生以下=無料(※季節により異なる)
国営ひたち海浜公園は広い!園内の移動にはレンタルサイクルが便利!
国営ひたち海浜公園の開園面積は約215ヘクタールと広大。園内にはサイクルセンターが4か所あります。
自転車の台数は約1,400台、車種は通常の自転車の他にタンデム車や電動アシスト付自転車、補助輪付きの幼児用自転車、チャイルドシート付きの自転車もあるので、友達同士や親子、子どもから大人まで、幅広い世代に利用できるように準備されています。自転車の持ち込みも可能ですので、乗り慣れた自転車で楽しむこともできますよ。
<画像提供:国営ひたち海浜公園>
目的の場所へ向けて出発!
各ゲート近くにあるサイクルセンターで自転車を借り、サイクリングスタート!
全長約11kmのサイクリングコースでは、コース上でしか見られない風景も多々あります。
国営ひたち海浜公園の入園料金とレンタルサイクル利用料金は合わせて1,000円以内!
広い園内のさまざまなエリアで遊び、自然を堪能できるうえに、サイクリングも楽しめるひたち海浜公園。
入園料金(大人/450円)とレンタルサイクル利用の基本料金(3時間/450円)を合わせて、大人は900円(税込)(シーズン中は除く)、小人(中学生以下)は入園料金が無料なので、利用料金だけの250円(税込)と、とてもリーズナブルです!
延長料金や一日券もあるので、より多くの施設を利用したり、長い時間をかけてゆっくり園内を一周したりするのもお薦めです。 ※入園料金は季節により異なります。
■レンタルサイクル利用料金(全て税込み)
基本料金(3時間) 大人450円、小人250円、アシスト付750円
超過料金(30分毎) 大人70円、小人30円、アシスト付140円
一日券(春と秋の繁忙期除く) 大人650円、小人350円
国営ひたち海浜公園は、四季折々の美しい花々が鑑賞できる
国営ひたち海浜公園では、一年を通して様々な花がみられます。自転車で園内を巡れば花々のいい香りがふわりとただよい、五感を通じて季節を感じられます。
春になると「スイセンガーデン」では、約100万本のスイセンが目を楽しませてくれます。「たまごの森フラワーガーデン」では、一帯を埋め尽くす色鮮やかなチューリップがワクワクさせてくれますよ!形も色もさまざまなチューリップが咲き乱れていますので、お気に入りのチューリップを見つけてみてくださいね。
写真:123RF
花の本数は驚きの約530万本!
また、爽やかで淡いブルーのネモフィラも人気。一面にネモフィラが広がる「みはらしの丘」は、広い園内の中でも人気のスポットです。
これらの花の種まきは、なんと全てが手作業。地道な作業によって作り出された花の絨毯は、まさに芸術作品と言えるでしょう。
夏になると、夏の花の代名詞でもあるヒマワリが「みはらしの里」でご覧いただけます。
迫力満点!夏の到来を感じますね。
<画像提供:国営ひたち海浜公園>
夏まっさかり!一面のヒマワリ
その他、「みはらしの里」では、カラフルで存在感抜群の「ジニア」も。
夏の暑さにも負けない丈夫で長く咲き続ける夏の花
秋になると、みはらしの丘には紅葉した赤い「コキア」と「コスモス」がお出迎え。
まんまるとかわいらしく並ぶコキアは、夏は緑、秋は赤へと変化し、その様子が楽しめます。赤く染まった丘の下には、ピンクや白のコスモスが健気に咲いています。
<画像提供:国営ひたち海浜公園>
コキアの紅葉と秋風にそよがれるコスモス
みはらしの丘に来たら、下から全体を眺めるだけではなく、丘の頂上から風景を観賞してみてくださいね。逆側には海の景色 も一望できますよ。
冬には「グラスハウス」でアイスチューリップが楽しめます。球根を冷蔵処理し、開花時期を調整したチューリップは、花持ちがよく、長期間楽しめるのだそうです。
<画像提供:国営ひたち海浜公園>
冬に楽しめるアイスチューリップ
花の見頃はその年の天候により変わります。開花状況ついてはホームページから確認できますので、ぜひチェックしてみてください!
国営ひたち海浜公園では、様々なアクティビティが楽しめる
園内には様々なアクティビティがたくさんあります。
「たまごの森フラワーガーデン」にあるのは、卵のような形をしたトランポリン「ぴょんぴょんたまご」。子どもたちに大人気です。
草原エリアには13種類のアスレチック遊具が設置され、主に小学生低学年を対象にした「林間アスレチック広場」があります。また、その近くには「バーベキュー広場」もあり、松林に囲まれた自然の中で、アウトドアが楽しめます。
「アスレチック広場」や「バーベキュー広場」の目の前には、開放的な芝生の大草原が!ボールやフリスビーなどで遊んだり、のんびりお昼寝をしたり、日常の喧騒を忘れ、ゆっくり自由に過ごしてみてください。
<画像提供:国営ひたち海浜公園>
プレジャーガーデン(遊園地)にある大観覧車「ブルーアイズ」
様々なアトラクションが楽しめる「プレジャーガーデン」には、大観覧車「ブルーアイズ」があります。頂上からの景色は最高ですので、ぜひ乗ってみてくださいね!
専用自転車で走るBMXコースもあり、初級者から上級者まで利用可能。起伏ある大小のコースは、中級者~上級者を対象にしたメイントラックと、初心者を対象としたサブトラックとに分かれています。
専用自転車とプロテクターを無料で貸し出しているので、初めての人でも気軽にチャレンジできますね!
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