更新日: 2024年3月26日
2024年ゴールデンウィークに北海道に行くなら!知っておきたい北海道の魅力や予算相場、イベントまとめ
北海道は、国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れる人気の観光地です。
なかでも4月末から5月頭にかけてのゴールデンウィークは、大自然の中で春の訪れを満喫できるベストシーズンであり、一度は訪れてみたいもの。
ゴールデンウィークの北海道旅行に欠かせない見どころスポットやイベント、旅行費用の相場などについてご紹介します。
目次
- 2024年ゴールデンウィークの日程
- ゴールデンウィークの北海道の魅力は?
- ゴールデンウィークの北海道の定番観光スポット
- ゴールデンウィーク中の北海道でおすすめの移動手段は?
- ゴールデンウィーク中の北海道の気温や服装は?
- ゴールデンウィーク中の北海道で行きたいイベント・観光スポット
- ゴールデンウィークに北海道へ行く際のおすすめの泊数、日程は?
- ゴールデンウィーク中の北海道はどこのホテルに泊まればよい?
- ゴールデンウィークに北海道へ行く際の旅行費用相場
- ゴールデンウィークの北海道旅行で必要な予算
- ゴールデンウィークの北海道旅行、予約はいつからしておくべき?
- まとめ:今年のゴールデンウィークこそ、北海道旅行を実現させよう!
2024年ゴールデンウィークの日程
2024年のゴールデンウイークは、カレンダーどおりにお休みできる方は4月27日(土)~4月29日(月)または、5月3日(金)~5月6日(月)。基本は4連休となっています。
もしも4月30日(火)と5月1日(水)と2日(木)をお休みにできる場合は、4月27日(土)~5月6日(月)の最大10連休となります!
有給休暇を活用できれば、のんびり長旅を楽しむのも夢ではありません。もし平日に休めなくとも5連休あれば国内旅行には十分です。
ゴールデンウィークの北海道の魅力は?
全都道府県の中でもっとも広く、「北の大地」ともいわれる北海道の魅力は、ダイナミックな自然や豊富な海の幸です。「都会を離れて大自然の中でゆったり過ごしたい」「おいしい海の幸を堪能したい!」という人にうってつけのエリアだといえるでしょう。
気候は緯度が高いぶん1年を通して本州より気温が低く、服装には注意が必要です。湿度は低く、カラッとした気候で梅雨がなく、冬はサラサラのパウダースノーを楽しめます。
気候のほかにも、先住民族アイヌの文化や開拓の歴史といった、本州以南とは異なる風土を持つ土地です。
ゴールデンウィークの北海道の定番観光スポット
道庁所在地の札幌は、北海道の代表的な観光スポットでもあります。地下鉄が走り高層ビルが建ち並ぶ都心でありながら、札幌の象徴ともなっている時計台、クラーク博士像で知られる羊ヶ丘展望台など見どころがもりだくさん。
また、札幌から電車で約50分の港町・小樽も毎年700万人以上が訪れる定番スポットです。
そのほかにも、日本最北端の地である稚内、旭山動物園のある旭川、広大なラベンダー畑で知られる富良野、夜景や五稜郭など見どころ満載の函館など、エリアごとに違った魅力があるのも北海道の特徴だといえます。また、利尻島や礼文島といった自然あふれる離島も人気です。
ゴールデンウィーク中の北海道でおすすめの移動手段は?
その広さゆえに、効率よく回るにはレンタカーが必須。特に道央以外のエリアをメインに観光するときは、基本的に車での移動となります。飛行機やホテルの予約と同時に、忘れずに手配しておきましょう。
しかし、車がなければ北海道をまったく楽しめないというわけではありません。札幌市内や近郊は電車や地下鉄、市電(路面電車)、バスといった公共交通機関が充実しているので、車がなくても十分に観光できます。
そのほか札幌-函館間を走る「特急スーパー北斗」などの長距離電車に乗り、車窓からの景色を味わうといった楽しみ方もあります。
ゴールデンウィーク中の北海道の気温や服装は?
2022年の気温データを見てみると、5月の札幌の平均気温は14.9℃です。同じ時期の東京の平均気温が18.8℃ですので、約4℃の差があります。例年通りだと、札幌周辺ではゴールデンウィーク頃にちょうど桜の見頃を迎えます。そのためゴールデンウィークに北海道へ行くときは、関東以南の基準でいえば3月下旬から4月上旬ごろの服装を目安にするといいでしょう。昼間は暖かくても夜はかなり冷え込むことがあるため、冬物のコートやダウンがあると安心です。
また、道内でも札幌より東に位置する釧路や網走、北に位置する稚内などはさらに気温が低い地域です。コートにプラスしてマフラーや帽子など冬用の防寒具を用意しておきましょう。そのほか、宗谷岬などの海沿いは風が強く、体感温度がさらに低くなります。岬めぐりを計画しているのであれば、防寒対策は必須です。
ゴールデンウィーク中の北海道で行きたいイベント・観光スポット
観光のためにたくさんの人が訪れるゴールデンウィークには、北海道各地でさまざまなイベントが開催されます。足を運んでみたいスポットやイベントについてご紹介します。
さっぽろ羊ヶ丘展望台(札幌)
クラーク博士像で知られる羊ヶ丘展望台ではゴールデンウィークに毎年特別イベントが開催されており、羊毛クラフト教室や飲食フェアなどが楽しめます。
さっぽろ羊ヶ丘展望台
- 住所
- 北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
- 交通
- 地下鉄福住駅から北海道中央バス羊ヶ丘展望台行きで10分、終点下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(時期により異なる、要HP確認)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入場料=大人600円、小・中学生300円/(未就学児無料)
五稜郭公園(函館)
函館で抜群の知名度を誇る観光名所です。約1,600本のソメイヨシノで彩られる様子はこの時期しか見られません。
五稜郭公園の桜
- 住所
- 北海道函館市五稜郭町44
- 交通
- JR函館本線函館駅から市電湯の川行きで17分、五稜郭公園前下車、徒歩15分
- 営業期間
- 4月下旬~5月上旬
- 営業時間
- 情報なし
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 情報なし
旭山動物園(旭川)
ゴールデンウィークの時期から夏期開園がスタートします。春の訪れとともに活発になる動物たちの姿を楽しめます。
旭川市旭山動物園
- 住所
- 北海道旭川市東旭川町倉沼11-18
- 交通
- JR旭川駅から旭川電気軌道バス旭山動物園行きで40分、または旭川空港から旭川電気軌道バス旭山動物園行き(直行バス)で35分、終点下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:00(閉園17:15)、冬期は10:30~15:00(閉園15:30)、時期により異なる
- 休業日
- 不定休(4月上旬~下旬、11月上旬、12月30日~翌1月1日休)
- 料金
- 入園料=大人(高校生以上)1000円、小人(中学生以下)無料/動物園パスポート(最初の入園日から1年間有効)=1400円/(旭川市民特別料金は大人700円、詳細は要問合せ、旭川在住70歳以上、障がい者及び介護者、生活保護者、要介護認定者、全額免除)
二十間道路桜並木の桜(日高)
約7kmにわたって道路の両脇に桜並木が続く、北海道屈指の桜の名所です。広大な北海道だからこそ見られる風景だといえるでしょう。開花にあわせて「しずない桜まつり」も開催されます。
静内二十間道路桜並木
- 住所
- 北海道日高郡新ひだか町静内田原~静内御園
- 交通
- 日高自動車道日高厚賀ICから道道208号、一般道、国道235号を新栄方面へ車で27km
- 営業期間
- 5月上旬~中旬
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- 情報なし
洞爺湖(洞爺)
4月28日から10月31日まで、毎年恒例の「洞爺湖ロングラン花火大会」が開催されます。ホテルや観賞船などから花火を見ることができ、ゆったりと楽しめるのが魅力です。
洞爺湖ロングラン花火大会
- 住所
- 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉町洞爺湖畔
- 交通
- JR室蘭本線洞爺駅から道南バス洞爺湖温泉行きで20分、終点下車すぐ
- 営業期間
- 4月28日~10月
- 営業時間
- 20:45~21:05
- 休業日
- 期間中荒天時
- 料金
- 要問合せ
ファーム富田(富良野)
7月ごろに咲くラベンダー畑で知られる農園ですが、ゴールデンウィークの時期はクロッカスやチューリップなど早春の花が見られます。
ファーム富田
- 住所
- 北海道空知郡中富良野町中富良野基線北15号
- 交通
- JR富良野線中富良野駅からタクシーで5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~18:00(閉園、時期により異なる)
- 休業日
- 無休(臨時休あり)
- 料金
- 入園料=無料/ラベンダーソフトクリーム=350円(コーン)、300円(カップ)/ラベンダーはちみつプリン=420円/ラベンダーオイル(12ml)=1620円/ナチュラルラベンダーソープ=781円/
タウシュベツ川橋梁(上士幌)
旧国鉄士幌線(現在は廃線)の橋梁として使われていた橋で、6月から10月ごろまでは湖に沈んでしまうことからゴールデンウィークは絶好の観光チャンスです。近くで見学したいときは専門ツアーに参加しましょう。
タウシュベツ川橋梁
- 住所
- 北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
- 交通
- 道東自動車道音更帯広ICから国道241・273号を層雲峡方面へ車で60km
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- ツアー開催時間5:30~7:15、9:00~11:30、14:00~16:30
- 休業日
- 無休(1月1日休、臨時休あり)
- 料金
- ツアー料=大人4500円、小人3000円/(ツアー参加者が1名の場合5000円)
羊と雲の丘(士別)
日本では珍しい種類のめん羊を数多く飼育している牧場です。羊のエサやりや羊毛を使った手芸などを楽しめます。
羊と雲の丘
- 住所
- 北海道士別市西士別町5351
- 交通
- JR宗谷本線士別駅からタクシーで10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 入園自由、世界のめん羊館は9:00~18:00(閉館、10~翌3月は~16:00)
- 休業日
- 無休、世界のめん羊館は不定休(年末年始休)
- 料金
- 入園料=無料/世界のめん羊館入館料=大人200円、小人100円/ラムバーグのスープカレー=980円/ジンギス丼=980円/
ウポポイ(民族共生象徴空間)
博物館や公園で構成される、アイヌ文化に触れられる施設です。ウポポイとはアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」という意味です。
- 住所:北海道白老町若草町2-3
- 営業時間:公式HPをご確認ください
- 休業日:月曜(祝休日の場合はその翌日以降の平日)
- 料金:大人1200円、高校生600円、中学生以下無料
- 交通:JR白老駅から徒歩約10分
NIKI Hills ワイナリー
広大な敷地にブドウ畑やガーデン、森林などがあるワイナリーです。ワイナリーツアーが実施されており、施設内を見学できます。
- 住所:北海道仁木町旭台148-1
- 営業時間:10:00~16:00
- 休業日:不定休
- 料金:入園無料
- 交通:JR仁木駅より車で10分
ゴールデンウィークに北海道へ行く際のおすすめの泊数、日程は?
北海道への旅行は飛行機の利用がほぼ必須であり、加えて道内の移動にも時間がかかります。1泊2日だと観光を楽しむ時間を十分に取れないことが考えられるため、日程は2泊3日、もしくは3泊4日がおすすめです。
また、本州とはスケールが違うことから、全土を巡るような予定を組んでしまうと移動ばかりになってしまいがち。「今回は函館をメインにして道南を観光する」など、行きたい場所を中心としてある程度限られたエリアの観光に絞ったほうが楽しめます。
①函館→札幌
函館と札幌という北海道の主要都市を巡るプランです。
1日目に函館空港に到着したら五稜郭などを観光し、夜は名物の夜景を楽しみましょう。2日目は大沼国定公園など函館近郊を観光し、夕方に飛行機や特急列車で札幌へ移動し札幌泊。3日目は札幌市内で時計台や羊ヶ丘展望台などのスポットを巡り、新千歳空港から帰路につきます。
②札幌→旭川→小樽
札幌を拠点に定番スポットを巡るプランです。
1日目は新千歳空港に到着後、札幌市内を観光しつつグルメを堪能。2日目は特急列車または高速バスで旭川へ行き、旭山動物園を満喫してその日のうちに札幌へ戻ります。3日目は小樽まで足を伸ばしたのち、新千歳空港から帰路へ。
移動を少なくしてゆったりしたいときは、3日目も札幌市内観光に当てると余裕が生まれます。
③帯広→上士幌→十勝
タウシュベツ川橋梁の見学をメインとしたプランです。
1日目に帯広空港に到着したら、おびひろ動物園など市内を観光します。2日目には上士幌へ足を運び、タウシュベツ川橋梁見学のツアーに参加。3日目は飛行機の時間まで十勝へ足を伸ばして十勝牧場などを見学し、帯広空港から帰路につきます。
アクセスの関係でレンタカーは必須です。
離れたエリアを掛け持ちして観光したいときは、道内の空路を利用しましょう。地方空港の発着便は本数が多くないため、座席を早めに押さえつつ飛行機の時間に合わせたスケジュールを組む必要があります。
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