一年の締めくくりに、自分へのご褒美タイムはいかがでしょう? 寒い冬にほっこりできる日本の温泉地をご紹介。
温泉地の順位は、地図&ガイドブックの昭文社・公式アプリ「まっぷるリンク」の利用状況から決定。みんなが調べた“本当に人気の温泉地”だけが登場する実用的なランキングをお届けいたします。
和情緒漂う日本の温泉地ランキング1位
自然湧出泉としては日本一という毎分約3万2300ℓの湧出量を誇る草津温泉。古くから多くの人々を癒やし続ける温泉地です。また、草津温泉には日帰り入浴施設が3か所あり、さまざまな温泉を楽しむことができます。
\1位のワケ/
自噴泉としては湧出量日本一の草津温泉には、日帰り温泉施設や共同浴場があちこちに点在。なかでも西の河原露天風呂の男女あわせて500㎡ある広い湯船は格別!温泉街の中心に源泉が湧くさまは、国内でも唯一無二の存在です。
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和情緒漂う日本の温泉地ランキング2位
歴史と伝統ある阪神の奥座敷、有馬温泉は金泉・銀泉と泉質の違う3種の湯が魅力。遠く神代にさかのぼるいわれをもち「天下一の霊泉」として名高い湯処です。太閤秀吉が造らせた「湯山御殿」の一部とみられる湯船や庭園の遺構なども残っています。
\2位のワケ/
自然豊かな山間にありながら、神戸市の中心部から30分で行けるアクセスの良さが魅力。美肌によいとされる「金の湯」と、炭酸泉とラジウム泉の混合泉の「銀の湯」の2つの日帰り温泉があり、湯上りには個性豊かなカフェ巡りも楽しめます。
和情緒漂う日本の温泉地ランキング3位
慶長年間に隆盛を極めた延沢銀山の坑夫によって発見された温泉。大正時代の町並みが残り、文化財級の木造建造物が軒を連ねる様は実に見事で、夜になるとガス灯が温かな光を放ち、雪降る季節は、えも言われぬ風情があります。
\3位のワケ/
日暮れ後の能登谷旅館の写真が有名ですが、温泉街散歩もおすすめ。源泉かけ流しの足湯をはじめ、昔ながらの豆腐店やカフェなどがあり、レトロな散策が楽しめますよ。
和情緒漂う日本の温泉地ランキング4位
島崎藤村や志賀直哉、司馬遼太郎はじめ多くの文人墨客に愛された、文学の香り高い伝統の温泉街。大谿川の両岸に旅館やみやげもの屋が軒を連ね、温泉情緒を盛り上げます。浴衣姿で下駄を鳴らして外湯めぐりを楽しむのがここでの風流。名物は但馬牛と冬の味覚、松葉ガニです。
\4位のワケ/
川沿いを飾る柳が情緒豊かな町並みに、6つの外湯とさまざまな店が建ち並ぶ城崎温泉。外湯めぐりが楽しめるうえ、夜は幻想的な温泉街の雰囲気を堪能することができます。
和情緒漂う日本の温泉地ランキング5位
伊予国風土記に「速見の湯」と記されていますが、本格的な温泉場となったのは江戸時代のこと。明治、大正、昭和と温泉街が拡大され、別府八湯の中心となりました。毎年4月に行われる「別府八湯温泉まつり」は、別府温泉界隈を中心に催されます。
\5位のワケ/
湧出量、源泉数ともに日本一を誇る温泉が観光の中心。「別府八湯」と呼ばれる8つの温泉があり、それぞれの泉質や入浴スタイルが楽しめます。地中深くから熱湯や熱泥が噴出するべっぷ地獄めぐりは、温泉地ならではの人気観光スポット。
和情緒漂う日本の温泉地ランキング6位
万葉の時代から人々に親しまれてきた関東屈指の伊香保温泉は標高800mの地に位置しています。シンボルである石段街の途中には、与謝野晶子の「伊香保の街」が刻まれていて、その両脇に軒を連ねるみやげ店や飲食店が温泉情緒をいっそう盛り上げています。
\6位のワケ/
400年以上の歴史がある石段街は、情緒たっぷりの散策スポット。昔ながらの店が建ち並び、おみやげ処も集まっています。小腹がすいたら、温泉街グルメを味わいながらひと息つけるところも嬉しいポイント。歴史ある名湯を堪能できる湯宿も多く集まっています。
和情緒漂う日本の温泉地ランキング7位
日本書紀に記され聖徳太子も訪れたという道後温泉。正岡子規、夏目漱石など、ゆかりの著名人が数多いのも特徴です。近代的なホテルが並び、夏目漱石『坊っちゃん』で描かれた道後温泉地区では「道後アート」も楽しめます。
\7位のワケ/
神話にも登場する日本最古の名湯、道後温泉。シンボルの道後温泉本館は、約5年半ぶりに保全修理工事が完了したばかり。道後温泉本館を中心に、飛鳥乃湯泉、椿の湯の3つの公衆浴場で外湯めぐりが楽しめます。
和情緒漂う日本の温泉地ランキング8位
鬼怒川の清流沿いに広がる一大温泉観光地。開湯は江戸時代で当時は日光詣での僧侶や大名だけに利用が許されていました。現在では、周辺の充実したテーマパーク、日光江戸村などでさらに年齢層を広めて親しまれています。
\8位のワケ/
関東の奥座敷とも呼ばれる、言わずと知れた温泉郷。鬼怒川の渓谷美に加え、近隣にはテーマパークや川遊びスポットが充実し、多くの観光客で賑わっています。新宿から約2時間というアクセスのよさも魅力です。
和情緒漂う日本の温泉地ランキング9位
豪華な旅館が建ち並ぶ県内随一の温泉地。明治16(1883)年に水田のかんがい用井戸から温泉が噴き出したことが始まりで、加賀温泉郷とともに北陸観光の拠点として発展してきました。それぞれの宿が源泉を持ち、個性的で人気宿が多いのが特徴です。
\9位のワケ/
2024年3月に北陸新幹線 芦原温泉駅が開業していっきにアクセスが向上しました。「関西の奥座敷」とも呼ばれ、温泉はもとより、遊ぶスポットや見て学ぶスポット、食べ歩きも充実しています。
和情緒漂う日本の温泉地ランキング10位
多彩な泉質を有している全国的にみても珍しい温泉地で、開湯150年以上の歴史を誇ります。山あいの温泉街には大規模なホテルが建ち並び、最奥には源泉地である地獄谷の荒涼とした風景が広がっています。
\10位のワケ/
登別温泉最大の源泉、地獄谷は、1日1万tもの湯が湧出する登別温泉最大の源泉。この地獄谷だけでも硫黄泉や食塩泉、鉄泉などさまざまな泉質を持ちます。1か所で多種の泉質を持つ温泉は、世界でもあまり例がないといいます。