地域の魅力がギュッと詰まったアンテナショップ。ご当地に行かずとも、その地域だけのグルメを味わえたり、お土産が買えたり、ちょっとした旅気分に浸れるのが魅力。この連載では、東京都内のアンテナショップのなかから、月ごとにおすすめの地域をピックアップ!
8月号では温暖な気候と瀬戸内海の豊かな海に恵まれた香川県・愛媛県のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」へご案内します。
香川県・愛媛県
香川・愛媛せとうち旬彩館
瀬戸内が育む食材が勢ぞろい!
大小含めて700もの島々が点在する瀬戸内海は、1年を通じて晴れの日が多く夏も雨の日が少ない乾燥した気候から、イタリアのシチリア地方などが代表的な地中海性気候に似ていると言われます。
瀬戸内海に面する四国の2県、香川県と愛媛県では、まさにヨーロッパの地中海のようにオリーブや柑橘類の栽培が盛んにおこなわれていることでも有名です。
今回は、そんな香川県と愛媛県の魅力を発信する「香川・愛媛せとうち旬彩館」を瀬戸内グルメとともにご紹介します!
注目グルメ
香川名物「讃岐うどん」を
冷ぶっかけで
暑い日はさっぱりとした
冷ぶっかけに限る!
香川のソウルフードと言えば誰もが思い浮かべる「讃岐うどん」。もちろんこのお店でも味わうことができます。注文が入ってから茹で上げる、太くコシのある麺を冷水でしっかりしめた冷ぶっかけは暑い日にピッタリ!濃い目のつゆと大根おろし、レモンでさっぱり食べられます。
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これらの郷土料理は、香川・愛媛せとうち旬彩館の2階にあるレストラン「郷土・せとうち料理 かおりひめ」で味わえます。
ランチには香川を代表する讃岐うどんや、バラエティー豊かな定食メニューを。夜には地酒&地ワインとともに、新鮮な魚介をはじめ、瀬戸内の豊かな恵みが活きる一品料理やコース料理を楽しみましょう。
瀬戸内、香川・愛媛の郷土料理を
落ち着いた空間で堪能できる
まだまだ知られていない
香川・愛媛の魅力が
勢ぞろい!
香川・愛媛せとうち旬彩館では、香川と愛媛、両県の食品を中心に特産品を販売。定番であるオリーブや柑橘類を使った加工食品や調味料、いりこやちりめんなどの海の幸、豊かな土地が育む自慢の地酒など幅広く揃っています。
地元の魅力ある商品を発掘して月替わりで紹介している「かくれた逸品コーナー」も要チェックです!
そして、こちらでぜひチェックしてほしい商品が「じゃこ天」。愛媛県の西側に広がる、宇和海から獲れる地魚を使った加工品の代表的存在です。
小魚の身だけでなく皮や骨もすり潰して油で揚げて作られるため、「ジャリジャリ」とした特徴的な口当たりに。揚げたてをそのまま食べたり、少しあぶって酒のつまみにしたり、おでんの具材としても人気の一品。
「香川・愛媛せとうち旬彩館」では、地元の水産業者から仕入れる多彩な商品が並んでいます。
\イチ押し商品/
旨みが凝縮!
老舗が作るじゃこ天
1888年創業の老舗であり、宇和島のじゃこ天・蒲鉾のトップブランドとしても知られる田中蒲鉾本店の看板商品がこの「田中蒲鉾本店 手押しじゃこ天」。
宇和海近海の海で育った新鮮なハランボ(ホタルジャコ)を皮と骨ごとすり潰し、木枠で型押し油で揚げて作られます。ぷりっとした食感と魚本来の旨みが感じられます。
\まだある! 人気みやげ/
地酒は、日本酒や果実酒を中心に地ビールなども取り扱っています。暑い夏に飲みたい、愛媛県と香川県の地酒をチェックしてみましょう!
\夏押し! 地酒がこちら/
日常使いしたくなる
ご当地アイテムにも
出会えるかも!
2階フロアにはレストラン「郷土・せとうち料理かおりひめ」と、日常で使えるアイテムを中心に、バイヤーがセレクトした伝統工芸品や地場産品を販売する「工芸品・雑貨ショップ」があります。
両県の匠の技から生み出されるこだわりのアイテムはもちろん、愛媛が誇るゆるキャラ「みきゃん」や「バリィさん」のカワイイグッズも人気です。
「香川・愛媛
せとうち旬彩館」は
いかがでしたか?
都内にあるアンテナショップの中でもめずらしい、2県共同アンテナショップであるこの施設。それぞれの地域ならではの特産品や歴史の中で生まれた郷土料理を比べる面白さも魅力のひとつです。
この夏は、瀬戸内海の恵みが感じられる香川・愛媛の自慢の逸品を見つけに「香川・愛媛せとうち旬彩館」へ足を運んでみてくださいね。
香川・愛媛せとうち旬彩館
- 住所
- 東京都港区新橋2-19-10 新橋マリンビル1・2F
- アクセス
- JR山手線ほか新橋駅銀座口から徒歩1分、東京メトロ銀座線新橋駅2番出口から徒歩すぐ
- 営業時間
- 10:00~20:00、レストランは11:00~23:00(LO22:00)