地域の魅力がギュッと詰まったアンテナショップ。ご当地に行かずとも、その地域だけのグルメを味わえたり、お土産が買えたり、ちょっとした旅気分に浸れるのが魅力。この連載では、東京都内のアンテナショップのなかから、月ごとにおすすめの地域をピックアップ!
5月号では旬の新鮮な初ガツオが味わえる高知のアンテナショップ「まるごと高知」へご案内します。
高知県
まるごと高知
高知のおいしいグルメと
うまい酒が大集合
「まるごと高知」は3フロアに分かれて高知の魅力を紹介しています。
入口近くでは産地直送の野菜や果物をはじめとする生鮮食品がずらり。ほかにも、高知土産の定番である芋けんぴやゆずを使った商品も充実しているので子どもからお年寄りまで気に入るものが見つかるはず!
高知といえばこの魚は外せない!
~カツオ(鰹)~
高知に訪れるカツオの旬は
春と秋の2回
高知に訪れるカツオの旬は、3~5月の春と9~11月の秋の2回あります。春のカツオを「初鰹」もしくは太平洋を北上することから「上り鰹」、二度目の旬を迎える秋のカツオを「戻り鰹」や「下り鰹」と呼びます。
江戸時代には縁起物として重宝された初カツオ。脂が少なくさっぱりしているのでたっぷりの薬味と味わうたたきにぴったりなのが特徴です。
注目グルメ
高知の郷土料理といえば!
必食の定番メニュー
白米と相性抜群!
藁焼きカツオのたたき御膳
高知の郷土料理といえば外せないこの定番メニュー。旬のカツオを贅沢に使った藁焼きカツオのたたきはご飯との相性も抜群です。
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これらの高地グルメは、2階の「TOSA DINING おきゃく」で味わえます。高知の方言で酒宴のことを指す「おきゃく」が店名の由来なんですよ。
40年以上にわたり高知の料理を極めた料理人が腕を振るう高知の旬の味覚を取り入れた料理は絶品です。
土佐の宴席「おきゃく」の中心にある大皿料理「皿鉢」をイメージしたコース料理も提供
高知旅行気分が楽しめる
豊富な品揃え!
まるごと高知の1階「とさ市」は、高知名物の日曜市の活気をそのまま銀座に持ってきたようなスポットです。
\イチ押し商品/
一本釣りのカツオを
職人が焼き上げた逸品
こちらのイチ押し商品が「龍馬タタキ」。
一本釣りで水揚げされたカツオの鮮度を損なわぬように船内凍結で-40℃から-50℃の超低温で保管。その後、高知県四万十川流域の米ワラで職人が一節一節焼き上げ、再び急速冷凍・真空パックしています。
藁焼きで一気に表面を焼いて旨みを閉じ込めたカツオのたたきは、地元で食べられているようにスライスした生ニンニクなどのたっぷりの薬味と塩で食べる「塩たたき」で味わってみてください。
高知県の各地から集められた
品々が並ぶ空間
ほかにも、産地直送の野菜をはじめとする生鮮食品や、魚・肉を使った加工品などさまざまな商品を取り扱っています。
イートインコーナーでは高知名物アイスクリンやソフトクリーム、日曜市名物の芋天なども味わえますよ。
ショウガの生産日本一を誇る高知県。加工品はもちろん、生ショウガも人気
\人気のおみやげベスト3/
高知グルメに合わせたい
土佐酒が揃う「とさ蔵」
地下1階には県内の酒蔵が作る日本酒や焼酎といった地酒や、和紙や珊瑚などの工芸品民芸品を展示・販売している「とさ蔵」があります。
日本最後の清流と称される四万十川をはじめ、仁淀川や安田川など四国山脈から注がれる川の恵みから生まれた地酒は格別です。また、高知県にある全18の酒蔵が作るお酒が一堂に揃っているだけでなく試し酒(有料試飲)ができるので、自分好みのお酒を見つけたいという人にもぴったりです!
司牡丹 純米超辛口「船中八策」。高知でもっとも歴史のある蔵元であり、坂本龍馬をはじめとする維新の志士もここの酒を愛飲していました
全国でも有数の酒どころであり、ご当地グルメも魅力的な高知県のアンテナショップ「まるごと高知」はいかがだったでしょうか。
季節のイベントや高知の文化・観光情報の発信基地としての役目を果たしており、まさに高知の魅力を“まるごと”体感できます。
一度足を運べば、これまで知らなかった高知に出会えるかもしれません!
まるごと高知
- 住所
- 東京都中央区銀座1-3-13 オーブ プレミア
- アクセス
- 東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅3番出口から徒歩すぐ
- 営業時間
- 10:30~19:00、2階11:00~15:00(LO14:30)/17:00~21:00(LO20:00)