更新日:2024年7月12日
台湾・台北旅行はこう楽しむ!オススメの楽しみ方10選をご紹介!
レトロな古い街並みや歴史的建造物が魅力の台湾。博物館で歴代皇帝の宝物の見学や、気ままに散歩をして街並みを楽しんだり、パワースポットのお寺に参拝するなど、さまざまな楽しみ方が出来る。また新都心エリアの台北は、レストランやショッピングモールも充実している人気スポット。台北の街を一望できる高層ビルの展望台などのビュースポットにはぜひ足を運びたい。他にも、台湾ならではの名物グルメや、お土産にもピッタリな面白い雑貨など、たくさんの屋台がずらりと並ぶ夜市も見どころ満載。台湾・台北のオススメの楽しみ方をご紹介!
台湾超定番!数多くの至宝!巨大ミュージアム台北故宮博物院
収蔵品の数と質の高さから、世界四大博物館のひとつにも挙げられる博物館。総点数65万を超える膨大な宝物のうち、3000〜5000点を定期的に入れ替えて展示している。北京の紫禁城を参考に建てたといわれる建物。
歴代皇帝の宝物の数々が集まる
故宮博物院は、紀元前2000年から19世紀の清まで、中国大陸の歴代皇帝が受け継いできた無数のコレクションが一堂に会する場所。収蔵品は質・量ともに世界トップクラスで、そのうち一度に展示されるのは1%に満たない数。しかしそれだけでも、じっくり見れば一日が過ぎてしまうほどだ。
館内では、収蔵品が年代やジャンルごとに展示されており、鑑賞しながら中国文明の変遷をたどることができる。そのほか、音声ガイドやパンフレット、手荷物預り所などが用意され、快適な見学が可能。車いすやベビーカーの貸し出しも行なっている。ギフトショップやレストランなども充実しており、とくにギフトショップにある故宮グッズは台湾みやげの定番だ。
故宮エリア解説
第一展覧エリア
展示のメインはこの本館
中国宮殿様式の立派な本館が第一展覧エリア。主要なコレクションを常設展示するほか、特別展示室もある。茶藝館やカフェ、ミュージアムショップなどの施設がそろう。
故宮エリア解説
国立故宮博物院 南部院区 (亜洲藝術文化博物館) ⦅クオリークウコンポーウーユエン ナンプウユエンチュウ (ヤーツォウイーシュウウェンホアポーウークワン)⦆
故宮の分院「南部院区」にも注目
台湾中部の嘉義県太保市に国立故宮博物院 南部院区(亜洲藝術文化博物館)が2015年12月末にオープン。アジアの芸術と文化をコンセプトにした展示内容になっている。「肉形石」など一部の有名展示物は、南部院区で順次特別展示されている。事前に公式HPなどでチェックしておこう。
宝物モチーフの逸品を味わう!故宮グルメ
第一展覧エリアの隣には、故宮の宝物を模したコース料理を提供するレストランや、気軽な小吃の店がある。
府城晶華 (フーチョンチンホア)
気軽に台南小吃を
手軽に食事をしたいときは故宮晶華地下2階のこちらへ。担仔麺、エビ春巻(炸蝦捲)、豆花など台南名物小吃のほか、台湾各地の大衆料理がそろっている。
関連リンク
台湾龍山寺 屈指のパワースポットで運気UPを祈願!
街中に点在する寺廟のなかでもとくに人気の高い龍山寺。多くの神様が出迎えてくれるご利益スポットとして信仰を集めている。ぜひ参拝の手順を覚えてから訪れたい。
朝から大勢の参拝者で賑わう
地元民にも観光客にも人気がある寺院。きらびやかな中国建築に圧倒される。本尊は観世音菩薩でその他合計19の神様が鎮座。いつ訪れても線香の煙が漂い、人波が絶えないほど信仰されている。台北の若者に人気があるのは、本殿の後ろ左側にある良縁の神、月下老人と安産の神、註生娘娘(ツウションニャンニャン)だ。手順を覚えて、台北の神様にあいさつしてみよう。
龍山寺周辺のスポット
古廟とレトロな街並みをおさんぽ
龍山寺を中心に、台北で最も古くから開かれた街のひとつ。戦前のレトロな建物が軒を連ねる古き良き下町だ。薬草や仏具の問屋街、夜市など、ディープな街に浸りたい。
剝皮寮 (バオピーリャオ)
200年前の街並み散策
清朝時代の古い街並みが残されている歴史保存地区。かつては木材の集積地であり、ここで樹皮が剝がされたことから剝皮寮と名付けられた。建築探訪を楽しみたい。
下町グルメ巡り
参拝客に人気のお手軽メニュー 老舗の味
華西街や廣州街は、夜市も開かれるディープな賑わいエリア。夜市の客や寺廟めぐりの参拝者から長く人気を集めてきたおいしくて手軽な下町料理を味わいたい。
福州元祖 胡椒餅 (フウツォウユエンツー フウチャオピン)
下町散策のお供にしたい
路地に面した隠れ家的な店。福州出身のオーナーがオープンし、現在は3代目。人がすれ違うのがやっと、というような細い路地にあるが、焼き上がりを待つ行列の絶えない人気店だ。
台北夜景を独り占め!台湾で最も高い絶景タワー台北101
台湾で最も高い絶景タワーから市内を一望。台北一の高さを誇る超高層ビル。上階の展望台からは台北の街が一望のもとに。レストランやショッピングモールも充実しており、さまざまな楽しみ方ができる人気スポットだ。
【台北101でやりたいコトNo.1】絶景展望台でパノラマビュー
まずは超高層階にある展望台へ!眼下に望む台北の街は最高の眺め
全面ガラス張りの屋内展望台から、360度の眺望を満喫しよう。天候が良ければ屋外展望台にも出られる。大都会・台北のパノラマはまさに絶景!
屋外展望台 91F
屋内展望台から階段を上ると屋外展望台へ出られる。別料金は不要。ただし、柵に囲まれただけの吹きさらし状態なので、強い風が直撃する。帽子やスカートにはくれぐれもご注意を。悪天候の日は閉鎖となる。
【台北101でやりたいコト No.3】おしゃれなモールでショッピング
旬のファッションアイテムから雑貨、台湾フードまでそろう
台北有数の規模を誇るショッピングモール。観光ついでのおみやげ探しや食事にも便利だ。
台北101購物中心 B1〜5F (タイペイイーリンイー コウウーツォンシン)
バラエティ豊かな店がそろう
1階はカジュアルブランド、2・3階はアルマーニやコーチなど世界の高級デザイナーズブランドのショップが集まっている。中華や和食のレストラン、カフェが広場を囲んでいる4階フロアは休憩に最適。週末にはさまざまな催しが行なわれている。
台北101周辺のスポット
華やかなショッピングゾーンが広がる新都心エリア
台北101が建つ信義エリアは、高級デパートや一流ホテルなどの大型施設が林立する新興商業地区。ブランドショップも多く集まり、ショッピングにはうってつけの街だ。歩き疲れたらホテルのラウンジで休憩を。
象山 (シャンシャン)
【ビュースポット】信義をくまなく見渡せる
信義新都心に最も近い山。海抜183mとさほど高くないが、景観スポットが多く、家族連れでも気軽に登れる。
台湾屋台グルメパラダイス 熱烈!夜市の誘惑
日が暮れてからがホンバンです!
台北の街は、まるで毎晩がお祭りのよう。あちこちで開かれている夜市では、B級グルメやオモシロ雑貨の屋台がずらりと並び、多くの人々でごった返す。賑わいのなかに飛び込み、ローカルの熱気を肌で感じよう。
夜市って何?
連日連夜賑わう巨大な屋台街で、台湾の暮らしには欠かせないスポット。もともと参拝客を目当てに寺廟の周辺に多かったが、最近では、公館のような学生街でも開かれている。
営業はいつ?
基本的に夕方6時頃から深夜1時過ぎまで。週末は身動きがとれないほど混み合う。治安の問題はあまりないが、帰り道には十分用心を。
どこにあるの?
台北では、さまざまな場所で大小の夜市が開かれている。まず最初は、台北の北部にある士林夜市に行くのがおすすめ。広範囲にわたって賑わいをみせる最大級の夜市だ。夜市の雰囲気を存分に満喫できたら、次は、郊外へと足を延ばし、個性的な夜市をめぐるのも面白い。屋台がひしめく夜市の世界へいざ出発。
注意することは?
①両替所はないので、台湾元(小額紙幣や小銭)を用意しておく。
②スリは少ないが用心は必要。置き引きにも要注意
③トイレの場所は事前に確認。
④万が一はぐれた場合の待ち合わせ場所を決めておく。
⑤帰りが遅くなったときはお店の人にタクシーを呼んでもらうのも○。
⑥ウェットティッシュやハンドタオルを持参すると便利。
士林夜市 (シーリンイエシー) 人気もスケールも台北No.1!毎日がお祭り騒ぎの巨大な夜市
夜市の多い台湾でも最大級のスケール。リニューアルが完了したメイン・ビルディングの中にも外にも屋台がひしめき、連日、深夜1時、2時まで人出が絶えない。ゲームの夜店も充実している。
人気ストリート② 大東路(タートンルウ)
士林のメインストリートで、両側に安かわファッションの店舗がずらりと並ぶ。道の真ん中でも服を並べて売っているなど、活気があふれる通りは歩くだけでも楽しい。大南路との交差点を過ぎたあたりから落ち着いた雰囲気になる。
饒河街観光夜市 (ラオフーチエクワンクアンイエシー) 地元志向の夜市だけに、昔ながらの名物グルメが多数
大勢の人々の熱気とほどよいローカル感、初心者もツウも楽しめる歴史ある夜市
地元のディープな雰囲気が体験できる、台湾で最も古い夜市。松山慈祐宮前の400mほどの一本道。昼は服飾店などが並ぶ商店街だが、夕方になると食べ物屋台や雑貨屋台、占い屋台などが両脇に並ぶ。適度に観光客向けなので初めてでも楽しめる。
臨江街夜市 (リンチャンチエイエシー) 地元の会社員たち御用達、台北101にも比較的近く人気上昇中
昼間は生鮮食品の店や洋品店が並ぶが、夕方から食べ物の屋台が増え始め、徐々に通りを埋め尽くす。甘味系屋台が充実しているのも特徴。服飾系の屋台も多く、女性に人気だ。なお、別名「通化街夜市」とも呼ばれる。
台湾【九份】「千と千尋の神隠し」に出会う不思議な街
夕暮れが異郷を連れてくる不思議な街「九份」(チウフェンChiufen)
一歩足を踏み入れると、まるで過去にタイムスリップしたかのような古い家屋が旅人を出迎える街、九份。名物の赤い提灯にぽつぽつと明かりが灯りだす夕暮れどきには、昼間とはまた違う幻想的な表情を見せる。
台北から1時間30分、古き良き時代が灯火に揺れる。
かつて金鉱で繁栄を極めた街。レトロな小径と提灯の明かりが郷愁を誘う。
九份は東洋随一の金鉱があった金瓜石から近く、戦前はゴールドラッシュに沸いた。しかし戦後、金鉱が閉山すると、街は衰退の一途をたどった。だが、それが幸いし、古き良き時代の雰囲気は手つかずのまま保たれることとなり、それがむしろ都会の喧騒を嫌う若き芸術家たちの心をとらえた。ここから今に続く九份の再生は始まる。1989年には侯孝賢(ホウシャオシエン)監督の映画『悲情城市』の舞台となり一躍脚光を浴びることに。現在は坂道や石段の両側にみやげ物や民芸品を扱う店が並び、そぞろ歩きが楽しい。茶藝館やカフェが多いのもこの街の特徴だ。美しい風景を眺めながら素敵なひとときが過ごせる。最近では民宿なども増えてきているので、宿から望む絶景と台湾屈指の美しい夕日や夜景、雄大な日の出を眺めたり、隣町の金瓜石の観光などと組み合わせて、1泊2日でじっくりとくつろぐのもおすすめだ。ちなみに、九份という地名は、ゴールドラッシュの以前にここが9戸のみの集落だった頃、つねに物資を9つ単位で注文していたことに由来するといわれる。
熱い郷愁に誘われて石畳の坂と路地「九份さんぽ小径」
石段に沿って茶藝館が建ち並ぶ豎崎路と、小さなお店がひしめく基山街がメインストリート。カメラ片手にゆっくりじっくりめぐりたい。
「豎崎路」(シューチールウ)郷愁を誘う風景が石段の坂道沿いに
九份のメインストリートである基山街と直角に交わる、石段の続く道が豎崎路。基山街から軽便路にかけてが最も賑やかで、階段の両側には眺望やレトロな雰囲気が自慢の茶藝館が並ぶ。基山街から豎崎路を下っていけば、石段を上らずに九份バス停に出られる。
ガラス製品「橘園晶品」(チュウユエンチンピン)
新竹製、台湾のガラス作品
おみやげに適したキュートで手ごろな価格帯のものからインテリアの中心に飾りたくなるアート作品まで、多種多様なガラス製品を扱う。
麺「九份老麺店」(チウフェンラオミエンティエン)
麺料理で手軽にランチ
約40年前に元鉱山労働者のオーナーが創業した老舗。現在は2代目が昔ながらの味を引き継いでいる。新鮮な食材を提供するのがモットー。
台湾【淡水】夕日に染まるロマンチックな港街!
淡水河の河口に開けたローカルに人気の行楽地
MRT淡水駅から延びるメインストリート・中正路には、昔懐かしいおもちゃや雑貨を扱う店が集まっている。ここは淡水老街と呼ばれ、夜遅くまで賑わっている。河浜道路と呼ばれる河畔の遊歩道沿いには数多くの屋台が並んでいるので、食べ歩きを楽しみながら進もう。紅毛城や周辺の史跡をめぐりつつ、夕暮れが近づいてきたら、船着場から漁人碼頭へ。ロマンティックで美しい夕景を目に焼きつけたい。
【アクセス】
台北車站から MRT淡水信義線の淡水駅までは所要40分。運賃は50元。淡水からの最終電車は24:00発。漁人碼頭へのフェリーは所要15分で運賃は片道60元。
淡水老街 (タンシュエイラオチエ)
古い街並みが残る活気に満ちたストリート
中正路は古くから地元の人々で賑わう商店街で、今でも多くの屋台やみやげ物店が軒を連ね、商店に交じって、市場や淡水最古のお寺である福佑宮も並んでいる。週末ともなると動けないほどの人出に。夕日を眺めたあとの夜の散策も風情がある。
紅楼 (ホンロウ)
歴史建築で夕日を眺める贅沢
築およそ100年の建物を利用したレストラン。3階のカフェのテラス席からは観音山と淡水河を一望できる。とくにここから眺める夕日は淡水でも指折りの美しさといわれる。
情人橋(恋人橋)チンレンチャオ(リエンレンチャオ)
ロマンティックなベイブリッジ
漁人碼頭に架かる全長164mの白い橋。バレンタインデー(情人節)に開通したことからこの名がある。夜にはライトアップされる。
台湾食べ物の王者!【小籠包】各店のこだわり比べ!
もちもちの皮の中には各店こだわりのあんとうまみたっぷりのスープ。観光客にも地元の人にも根強い人気を誇る、台北グルメの大定番だ。
鼎泰豊 ティンタイフォン
【テイクアウトOK】熟練の技を世界に誇る小籠包の草分け
日本をはじめとするアジア各国やアメリカ、オーストラリアなどにも出店する超有名店。小籠包のひだは18枚、皮は5g、あんは16gという独自のレシピを厳格に守り、つねに究極の熟練技が堪能できる。へちまとエビ、カニみそ入りなども絶品だ。
明月湯包 ミンユエタンパオ
【テイクアウトOK】実力派シェフが生み出すジューシーあんの逸品
料理コンテストでの受賞経験豊富なベテランシェフ、張明煌さんの店。小籠包のあんには、新鮮な台湾産の黒豚を使用し、赤身5に対し脂身1という独自の黄金バランスで、しっとりとジューシーに仕上げる。もちもちの皮は冷めても硬くならない。
北大行 ペイターハン
【テイクアウトOK】肉のうまみがしみ出す味。食事どきは行列覚悟
清潔感の漂うモダンな店。自慢の小籠包は、肉の部位にまでこだわって、赤身と脂身を絶妙なバランスでブレンドし、肉汁たっぷりに仕上げる。点心系以外のサイドメニューも評判がいい。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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