シンガポール観光を楽しむ方法7
多様な文化がはぐくんだシンガポールの美術館&博物館に行くべし

シンガポールの文化や歴史を学んだり、現代アートや希少なコレクションを鑑賞したり、魅力がいっぱい!

美しく華麗な収蔵品の数々 プラナカン博物館(Peranakan Museum)

マレー半島で生まれたプラナカンの生活、文化について紹介する。さまざまな貴重な収蔵品とパネル展示があり、プラナカンの生活、習慣、伝統を知ることができる。

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コロニアル調の元校舎を利用した博物館

プラナカンとは?

プラナカンとは混血の人々を指す言葉。交易の十字路にあるシンガポールには、中国をはじめ世界各国から商人が貿易のためにやってきた。そこで現地女性と結婚し生まれた子孫をプラナカンという。彼らは貿易で財を成し、経済的豊かさを背景に、華麗な生活文化を築き上げた。博物館ではおもに中国系プラナカンについて詳しく紹介している。

貴重な史料を用いて詳しく紹介 シンガポール国立博物館 (National Museum of Singapore)

シンガポール最古の博物館。14世紀から現代までを展示する「ヒストリック・ギャラリー」で、シンガポールの深い歴史に触れることができる。

National Museum, Singapore
by fotolia - © saiko3p

建物自体がクラシカルとモダンの新旧が融合し見ごたえある構造

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交易の要所としての歴史を伝える世界各地の品々を展示している

世界が注目する大規模美術館 ナショナル・ギャラリー(National Gallery Singapore)

2015年12月にオープンした大型美術館。最高裁判所と市庁舎を改築した総敷地面積6万4000㎡を誇る世界最大級の美術館として注目を集めている。東南アジアの文化やアートを中心に幅広い展示を行なう。

Singapore – December 4,2016: National Gallery, art museum in a restored historical municipal building.
by fotolia - © wirojsid

行政の中心を担ってきた建物が、その美しいコロニアル様式を生かしつつ美術館に改装

シンガポール観光を楽しむ方法8
シンガポールの未来型植物園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを楽しむべし

マリーナベイ・サンズから歩行者用の橋を渡った先に造られている広大な庭園。現在はその約半分にあたるベイ・サウスが公開されている。シンボルは中心部に置かれた50mにもなる巨大な人工樹、スーパーツリー。ほかにも高原の自然を再現したドームなど、多彩な庭園が造られている。ダイニングも質が高く、わざわざ訪れる価値あり。

Aerial view of the FlowerDome and cloud forest
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注目SPOT1 夜のライトアップも幻想的 スーパーツリー・グローブ SuperTree Grove

摩訶不思議な風景に圧倒されるガーデンズ・バイ・ザ・ベイのシンボル。マリーナベイ・サンズをバックにした写真の撮影ポイントでもある。

Super Tree Grove at Gardens By The Bay Singapore
by fotolia - © tongtranson

公園全体の中心となる地点。空中回廊「OCBCスカイウェイ」もぜひ体験したい

注目SPOT2 高山の探検気分を満喫 クラウド・フォレスト Cloud Forest

ドーム内には滝がもうもうとミストをあげる人工の山が造られ、雲霧林と呼ばれるエリアにしかない希少な植物が見られる。宙を歩く回廊もスリル満点。

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高山地帯の冷涼な気候を再現している

注目SPOT3 常夏の国に出現した常春の庭 フラワー・ドーム Flower Dome

熱帯のシンガポールにあってドーム内は涼しく、世界各地の春を再現。植物だけでなく、ハイテク技術を駆使して造られたドームそのものも見どころ。

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色とりどりの花がドームを埋め尽くす

シンガポール観光を楽しむ方法9
シンガポールの名所、マーライオン・パーク、シンガポール・フライヤーに乗るべし

マーライオン 高さ8.6m、重さ70t シンガポールのシンボル

1972年、当時の首相リー・クアンユーの発案で造られた。国内きっての人気撮影スポットで、多くの観光客が訪れる。
上半身は国名の由来となったライオン、下半身は海の国を表す魚という姿は、シンガポールのシンボル。マリーナベイ・サンズを正面から見られる立地もあり、連日多くの人が集まってくる。

Singapore Skyline and view of Marina Bay
by fotolia - © boule1301

マーライオンの伝説と歴史

伝説では、スマトラ島から海を渡りこの地を訪れた王子が獅子と出会ったことから、獅子の街を意味する名をつけたという。その伝説を受け継ぐマーライオンは、河口に造られたが、1997年に完成した橋に視界をさえぎられた。ポンプの故障で水が出なかった時期もあり、一時は「がっかり観光地」の汚名を着せられたことも。2002年に見晴らしの良い現在の場所へ移動し、今ではマリーナベイ・サンズ正面の眺望スポットとして人気を取り戻している。

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マーライオンの対岸にはマリーナベイ・サンズが真正面に見える!!

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マーライオンの後ろにはミニマーライオンが立っている

知ればもっと楽しい マーライオン トリビア

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マーライオンの誕生は意外と最近

観光局のロゴマークとして、マーライオンが登場したのは、1964年。古名の「テマセック」は「海の街」を意味し、「シンガポール」は「獅子の街」を意味する。「merマー(海)」と獅子を合わせて、国を象徴する生き物として誕生した。

マーライオンは一体だけじゃない?

観光客がよく訪れるのは、マリーナの大小マーライオンと、セントーサ島の巨大マーライオンの3体。ほかにも、マウント・フェーバーや、シンガポール観光庁などにマーライオンの像がある。

日本にもマーライオンがある?

異国感たっぷりのマーライオンだが、なんと日本にも3体もあるという。場所は、北海道北斗市「七重浜の湯」、千葉県館山市「アロハガーデン館山」、そして愛知県知多郡「食と健康の館」。気軽にシンガポール気分が味わえちゃう!?

必見の大観覧車は夜がおすすめ シンガポール・フライヤー Singapore Flyer

最高到達地点が165m、42階建てのビルに相当する世界最大級の観覧車。夜は眼下に素晴らしい夜景が広がる。

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直径 160m 一周 約30分
下にはフードコートやおみやげ売り場などが入っている

近隣の国まで見渡せるアジア最大の観覧車

定員28名の大型ゴンドラに乗って、一周30分ほどの空中遊泳へ出発。マリーナベイ・サンズの展望デッキとは違い、360度のワイドな景観が魅力だ。カクテルやディナーを楽しみながら2人貸し切りで楽しめるプランも用意されている。

Vue arienne depuis la grande roue, Singapour
by fotolia - © Prod. Numérik

ゴンドラの中からは360度美しい景色が眺められる

シンガポール・フライヤーからこんな景色が見えます

中心部の超高層ビル群を同じ目線で見渡せる

Top views skyline business building and financial district in sunshine day at Singapore City, Singapore
by fotolia - © Miki Studio

北側に見えるのはマリーナ地区の高層ビル

シンガポール観光を楽しむ方法10
シンガポール動物園でいろんな動物とふれあうべし

檻や柵を使わない行動展示の先駆け的存在。開園から40年経った今でも日々進化を続ける魅力的な動物園だ。

熱帯の緑が茂る28haもの敷地で300種、2800頭以上の生物を飼育。自然に近い環境をつくり、可能な限り動物たちと来園者の隔たりを取り払うなど、ユニークなアイデアが満載の動物園だ。希少動物の繁殖や研究、教育にも力を注ぐ。

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シンガポール動物園の注目ポイント

●檻や柵がない
人と動物のボーダーはフェンスや柵ではなく水路や木々で仕切るオープン・ズー方式。だから動物との距離が近く、サバンナやジャングルに迷い込んだ気分が味わえる。

●ありのままの姿が観察できる
動物たちのクセや行動を熟知し、自然の環境を再現することに努めているので、動物たちの姿もナチュラル。

●動物とじかにふれあえる
動物の個性や能力を生かした多彩なショーが充実。オランウータンと食事をしたり、ゾウにエサをあげたりと、動物たちと間近にふれあうチャンスがいっぱい。

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檻や柵がないから開放的! ゆったりと暮らしてるよ

シンガポール動物園を満喫するツボ!

●アトラクション&ショーのチェック
入園したら、まずは案内板をチェック。エレファント・アット・ワーク&プレイなど、アトラクションや、ショーの時間を把握しよう。

●園内マップをチェック
見逃したくないエリアや動物がどこにいるかをチェック。効率の良いまわり方を考えてからまわり始めよう。

●レストラン&ショップのセレクト
広大で見どころ充実の動物園を完全に満喫するには半日以上が必要。朝食やランチなど、食事の時間も確保し、水分補給も忘れずに。

人とのほほえましいかけ合い、ゆかいなアニマルショー! Animal Show

さまざまな演技で来園者を歓迎してくれる。ふだんと違う動物の顔を発見しよう。

エレファント・アット・ワーク&プレイ Elephants at Work & Play

ミャンマーの奥地で暮らし、木材を運ぶなどの仕事をこなすアジアゾウのショー。力持ちなのに繊細で、人の言葉を理解するなど、知性豊かなゾウの姿に驚かされる。調教師との信頼関係の深さも見どころ。

場所 エレファント・オブ・アジア
料金 無料

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勇ましく働くゾウの姿を見学

スプラッシュ・サファリ Splash Safari

大胆なアシカの動きに注目

アクロバティックなジャンプや、盛大な水しぶきをあげてのダイブを見せるアシカのショー。前方の席は、水しぶきがかかるスプラッシュ・ゾーンだ。

場所 ショー・ファンデーション・アンフィシアター
料金 無料

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臨場感が楽しめるアシカのダイブを見学しよう

シンガポールの動物園ツアー

シンガポール観光を楽しむ方法11
シンガポールのナイト・サファリで野生を体感すべし

暗闇のジャングルをウォーキングやトラムで探検。 いつもとは違う動物の姿は最高にエキサイティング!

夜行性の動物たちがアクティブに動きまわる夜にのみオープンする動物園。トラムやトレイルという散策路で体験する、神秘的な夜のジャングルが大変な人気を博している。南北アメリカ、アジア、アフリカ、オーストラリアなど、世界各地の動物が集い、自然に近い生態を見せている。

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ナイト・サファリの注目ポイント

●夜行性動物がイキイキ活動している
自然環境では夜間に活動する動物が多く、昼間のみ開園する通常の動物園ではなかなか見られない、活発に動く彼らのイキイキとした姿が見られる。

●生息環境をリアルに再現している
月明かりを思わせるほのかな照明、うっそうと茂った木々、満々と水をたたえる湖など、自然豊かな環境のなか、本当の探検に出るようなドキドキ感が味わえる。

●動物を隔てる檻がない
人と動物のボーダーは、フェンスではなく水路や木々で仕切るのが基本。動物によっては、人のすぐ足元を走ったり、みずからトラムに近づいてきたりして迫力満点。

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ほのかな明かりに照らされ、暗闇の中でくつろぐ動物たちが浮かび上がる

ナイト・サファリを満喫するツボ!

●入場時間のセレクト
時間ごとに入場人数の制限があり、購入時に1時間ずつのスロットから選ぶ。着いたけれど入れないということのないように、必ず事前に予約しておきたい。十分に満喫するならば、もちろんいちばん早い19:15の入場を選ぶべき。

●トラムとトレイルどちらでまわる?
両方を体験するのがいちばんだが、雰囲気重視ならトラム、動物を間近で見たいならトレイルへ。トレイルはある程度進むと入口に戻るまで時間がかかるので注意。

●レストラン&ショップのセレクト
夕方から深夜に及ぶナイト・サファリ散策。どこで夕食をとるかを考えるのも重要。少し早めに到着し、ショーを見ながら食事を楽しむのもよい。

ライドでお手軽密林めぐり!トラムでジャングルへ突入! Tram Safari Experience

見学ルートをトラムでまわり、多くの動物を見ることができる便利な乗り物でGO!

トラムでのサファリめぐりは、月明かりのもとで野生のように過ごす動物たちが見られ、じつにドラマチック。動物たちの名前や生態などはガイドが教えてくれる。乗り降り自由の「英語トラム」は予約不要だが、状況によっては長い行列ができている。日本語で案内してくれる「日本語トラム」は本数限定なので予約必須。予約してしまえば乗車待ちの列に並ばなくてもいいので時間の節約にもなる。

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夜のジャングルへ出発進行!

驚きと迫力に満ちた大興奮のナイトショー! Night Show

火を使った迫力あるショーと動物たちの特技を生かしたショーの2つが用意されている。

 

クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイト・ショー Creatures of the Night Show

夜行性の動物たちが会場のいたるところで大活躍し、彼らのユニークな習性や能力を披露する。司会者のユーモアあふれるコミカルな演出も楽しい。

上演時間 20分
開催場所 アンフィシアター
料金   無料

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シンガポールのナイトサファリツアー
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