更新日:2020年4月13日
シンガポール観光はこれでOK! シンガポールを100倍楽しむ「11の秘訣」
日本から約6時間のフライトで到着するシンガポール。東南アジア随一の近代的な都市は、観光者向けの楽しいアトラクションがたくさん!
そんなシンガポールで見る・遊ぶ・食べるを満喫するための11のコツとおすすめの観光スポットをご紹介します!
シンガポール観光を楽しむ方法1
シンガポールの中心部、マリーナ/シティを楽しむべし
行政機関が集中するシティ。広い通りにコロニアル様式の白亜の建物が建ち並び、緑も豊かで美しい街並みが続く。歴史的に重要なスポットも多い。マリーナエリアは湾に沿って遊歩道が整備されており、湾岸景色が楽しめ、ショップやエンターテインメント施設も充実している。
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フラトンホテル手前のカベナ橋は1869年に造られたシンガポール川に架かる最古で唯一の吊り橋
街歩きのコツ
シティをまわるには、ラッフルズ・プレイス駅からまずはマーライオン・パーク方面へ行き北へ向かうと、ロスが少なく済む。へリックス・ブリッジを渡って、マリーナベイ・サンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイも併せて楽しむのもよい。
マリーナベイ・サンズを眺ながらの食事も素敵
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シンガポール観光を楽しむ方法2
中国パワーがみなぎるシンガポール チャイナタウンを楽しむべし
19世紀初頭に中国人居留区に定められたのが始まり。チャイナタウン駅周辺は中国雑貨のみやげ物屋や屋台が並び、この界隈でいちばん賑わう場所。一帯にはショップハウスが多く、とくにタンジョン・パガー・ロードには美しいショップハウスが建つ。
屋根瓦まで鮮やかに塗られた極彩色の建物が並ぶ
街歩きのコツ
チャイナタウン駅近くにショップやレストランが集中している。人通りが激しいので、スリには要注意。ひと足延ばしてしゃれた街並みのクラブ・ストリートなども訪れたい。
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おみやげにしたいキュートな中国雑貨や小物に出会える
本格中国料理を食べ尽くす
本格的な中国茶体験や、本場の味を守る中国料理が楽しめる風情ある街へ行く。
中国茶の伝統作法に触れる 茶渕 ティー・チャプター/Tea Chapter
エリザベス女王も来店した有名店。サロンではお願いすればティー・マスターが同席し実演と説明をしてくれる(所要1~2時間で1人S$35。2人から催行。2種類のお茶とお菓子が付く)。
地元の人気店にはずれなし 京華小吃 チンホア/Qun Zhong Eating
チャイナタウンで20年以上続く、小籠包や餃子の有名店。店内で手作りされる小籠湯包は肉汁たっぷりの人気メニュー。
一番人気の小籠湯包のほか、シーフードと豚肉入り焼き餃子、バラの香風味の白玉団子など、どれも安くて美味
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シンガポール観光を楽しむ方法3
インド人向けの生鮮食品や雑貨が!シンガポールのリトル・インディアを楽しむべし
リトル・インディア駅周辺にはインド人向けの生鮮食品や雑貨、衣料品などのマーケットが集まる。サリーやターバンを身につけた人もよく見られ、インドにいるかのような気分に。メインストリートのセラングーン・ロードにはみやげやジュエリーなどショップハウスが多い。
インドらしい彫刻が街のいたる所に点在している
街歩きのコツ
リトル・インディア駅からテッカ・センターの横を通り、メインストリートのセラングーン・ロードへ。脇道をのぞきながらファラー・パーク駅方面へ進んでいこう。週末はインド系の人々が集まり大変な混雑となるので、平日がおすすめ。
花飾りの露店がインドらしい雰囲気
繊細なレリーフのヒンドゥ寺院を見学
まずはリトル・インディアのランドマークである、2大ヒンドゥ寺院へ参拝する。
きらびやかな宗教芸術 スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院 Sri Srinivasa Perumal Temple
1855年建造で、建物内には壮麗な天井画や祭壇画が描かれている。
門前では、色鮮やかに彩色されたゾウのオブジェが出迎えてくれる
極彩色の異形の神々が見守る スリ・ヴィーラマカリアマン寺院 Sri Veeramakaliamman Temple
1881年に建立されたヒンドゥ寺院。ゾウの頭のガネーシャなど、インドの神々が彫刻された18mのゴープラムは街の象徴的存在。
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華麗な彫刻に彩られたスリ・ヴィーラマカリアマン寺院
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カラフルで繊細なレリーフ
エスニック雑貨のワンダーランド
インドならではのセンスに満ちた、独創的な雑貨を手に入れたい。
オリジナルのサリーをオーダー シュブ・ラクシュミ・テキスタイル&テイラーリング Shubh Laxmi Textiles & Tailoring
オーダーメイドは3〜4日間で完成。すぐに着られるレディメイド(既成)のサリーも人気。
カラフルな小物がずらりとそろう リトル・インディア・アーケード Little India Arcade
規模は小さめだが、インド・テイストのグッズが所狭しと置かれ、インドワールドを体験できる。
インド人向けの衣料品や雑貨、お菓子などの商店が並ぶ小さなアーケード
シンガポール観光を楽しむ方法4
ブギスでイスラム文化の流行を体感!シンガポールのアラブ・ストリートを楽しむべし
アラブ・ストリートはモスクを中心に賑わうイスラム色濃厚なエリア。伝統的にじゅうたんや布、雑貨を商う店やハラル・フード店が集まるオリエンタルな雰囲気だが、近年、若者が集うしゃれた店も増えている。かつては猥雑な街だったブギスも、再開発で流行発信エリアに急成長。
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街歩きのコツ
ブギス駅から出発するのがわかりやすい。ブギスをめぐったあとは、ハジ・レーンなどを通りスルタン・モスクへ。ゴールデン・マイル・フード・センターなどで休憩をとろう。
色鮮やかなバティックの専門店やユニークな壁画など観光客を楽しませてくれる
イスラムのモスクで神聖な場所を見学
熱心な教徒がいつもお祈りをしているので、迷惑にならないように見学しよう。
巨大なモスクで祈りを捧げる スルタン・モスク Sultan Mosque
1924年にラッフルズ卿の支援を受けて建立された国内最大のモスク。肌の露出が多い服装での見学は厳禁。礼拝の時間になるとスルタン・モスクからコーランが響き渡る。
金色に輝くドームは、夜のライトアップで美しさを増す
荘厳な空気が漂うモスクの内部。部分的に見学できる
美しい青タイルが神秘的 マラバール・モスク Malabar Mosque
2万枚もの青いタイルが張られた、美しく神秘的なモスク。イスラム教徒のコミュニティによって1963年に建造された。
信者の邪魔にならないように見学したい
シンガポール観光を楽しむ方法5
多様な文化を融合したプラナカン文化!シンガポール「カトン」に行くべし
マレー半島に花開いた中国系移民の子孫たち・プラナカンが多く住むエリアで、独特の雑貨や料理に出会える。カラフルなショップハウスが建ち並ぶジュー・チアット・ロードと、グルメストリートとして人気のイースト・コースト・ロードが街の中心。
街歩きのコツ
パヤ・レバ駅からジュー・チアット・ロードを南下するのが基本だが、距離があるのでタクシーでI12カトンにアクセスするのも手。I12カトンの無料シャトルバスが定期的にパヤ・レバ駅との間を往復しているのでぜひ利用したい。
街並みを眺めているだけでも楽しい
パステルカラーが美しい街並みを散策
ジュー・チアット・ロードのショップハウスは西側に多いので、影が邪魔しない午前中に歩きたい。写真もきれいに撮れる。
カラフルなショップハウスめぐり クーン・セン・ロード Koon Seng Rd.
ジュー・チアット・ロードとの交差点近くは、ショップハウスが最も多く集まっている。カトンを訪れたなら、ぜひ見ておきたい。
ショップハウスって?
カラフルな色使いが特徴的なプラナカン様式建築の狭く細長い伝統家屋。1900年代に移住してきた中華系の文化と、マレー系の文化などがミックスされて誕生した。伝統継承と観光スポットの両面から、国を挙げて美しい街並みの保存に取り組んでいる。
ショップハウスが建ち並ぶクーン・セン・ロード
シンガポール観光を楽しむ方法6
シンガポールの流行に敏感な若者たちが集まるおしゃれストリートを訪ねるべし
足を延ばして、流行に敏感な若者たちが集まる、話題の街めぐりを楽しもう。
古い街並みのなかに洗練された店が点在 ティオン・バルー(Tiong Bahru)
低層のH D B(公団団地)が多く、のんびりとした雰囲気をもつ昔ながらの住宅街。近年、おしゃれなカフェやショップが増加している。中心部の繁華街に近く、アール・デコ様式がショップハウスと融合したエレガントかつ懐かしい街並みも素敵。伝統的な暮らしと最先端のおしゃれなライフスタイルが共存する注目のエリア。
フランス人のパン職人が焼き上げる ティオン·バルー・ベーカリー(Tiong Bahru Bakery)
フランス人シェフのレシピで作るパンやスイーツが大人気。いつも賑わっており、席が取れないこともあるほど。
近くに暮らすヨーロッパ人の姿も目立つ
世界各国から本が集まる本屋さん ウッズ・イン・ザ・ブックス(Woods in the Books)
世界中の絵本がそろう専門店。オーナー作のはがきやぬいぐるみも販売している。
子供向けの絵本だが、インテリアにしてもかわいい。
コーヒー自慢のおしゃれカフェ フォーティ・ハンズ(forty h4nd’s)
パース出身のオーナー、ハリーさんによるオーストラリア・スタイルのカフェ。中庭もあり、のんびりくつろげる。
ポップな店内でおいしいコーヒーを!
カプチーノと、秘伝のレシピで作る本格派包子
美しい緑の丘でリラックスしたひとときを送る デンプシー・ヒル(Dempsey Hill)
デンプシー・ヒルは、統治時代の英国軍官舎を利用したカフェやインテリアショップ、ギャラリーが熱帯の森の中に点在するおしゃれエリア。緑に囲まれた広大な丘になっており、車でしかアクセスができない場所。事前に行きたい店やショップをチェックしてから足を運ぶとよい。都会の喧騒から離れ、ゆったりと過ごしたい。
ペッパー・クラブが大人気の老舗店 ロング・ビーチ・デンプシー(Long Beach Dempsey)
老舗シーフード店の支店だけあって、鮮度抜群の魚介がそろう。ブラック・ペッパー・クラブ(S$68/1㎏~)が名物。
ピリ辛のチリソースが効いたチリクラブ
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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