更新日:2020年4月13日
タイ・バンコクは「観光」する価値あり?オススメ観光地を検証!
日本から約7時間のフライトで到着するタイ・バンコク。市街には、ダイナミックな建築と洗練された装飾美を誇る3大寺院をはじめ、パワースポットも点在。伝統のタイ舞踊などのエンターテイメントやマーケット、ナイトスポットまで充実の観光スポットを詳しくご紹介します!
タイの首都バンコクで楽しめるパワスポ寺院、エンタメ、マーケット
歴代の王ゆかりの壮麗な3大寺院をはじめ、市街にはたくさんのパワースポットが点在。伝統のタイ舞踊や活気あるマーケットなど、人々の文化や生活が息づく街をめぐろう。
タイ文化を知る3大エンタメ
優雅にディナーが楽しめるタイ舞踊や華麗なるニューハーフショー、迫力満点のムエタイが人気。
タイ寺院の世界観に心酔!
チャオプラヤー川沿いのエリアを中心に各所に点在するタイ寺院。独特の色使いが美しい寺院建築や穏やかな表情の仏像に癒される。
活気あるマーケットを散策
あらゆるものが玉石混淆に集まる市場は、熱気に満ちてアジアのムード全開。新スポットとしておしゃれなマーケットも誕生している。
タイ寺院No.1の豪華さ ワット・プラケーオ&王宮のみどころ
きらびやかな金の仏像が鎮座し、穏やかな表情で迎えてくれる。
悠久の美を残す格式高い建築群
神秘的なエメラルド仏に心洗われ伝統建築の華麗なる宮殿に感嘆。
ワット・プラケーオはタイで最も格式ある王室寺院であり、本堂のほか歴代国王が眠る仏舎利塔などが建ち並ぶ。。本堂には翡翠でできたエメラルド色の本尊が祀られているため、「エメラルド寺院」とも呼ばれる。
ウボーソット(本堂)
ワット・プラケーオで最も大きな建物。翡翠で造られた本尊(エメラルド仏)を安置する。本堂内部には仏陀の生涯や仏教の宇宙観を表す壁画が見られ、外壁は金箔やモザイクで飾られている。
タイと西洋の折衷建築が見事なチャクリー・マハー・プラサート宮殿
1882年に完成。屋根部分はタイ様式が取り入れられ、大理石の西洋建築とタイの伝統スタイルが見事に融合して独特の建築美を見せる。現在も公式行事などの際に利用されている。
タイ・バンコクで訪れたい寺院 ワット・ポー&ワットアルンの見どころ
バンコクの歴史と文化を物語る3大寺院は、ダイナミックな建築と洗練された装飾美が訪れる者を魅了する。きらびやかな金の仏像が鎮座し、穏やかな表情で迎えてくれる。
タイ古式マッサージでも知られるバンコクで最も歴史の古い寺院ワット・ポー
王宮の南隣に建つ、バンコク最古にして最大の敷地を誇る王室寺院。巨大な寝釈迦仏とタイ古式マッサージの総本山として知られる。ワット・ポーで最も有名な横たわる寝釈迦仏は圧倒的な存在感。
本堂
本尊の台座にラーマ1世の遺骨を安置する。仏教画が描かれた内部の壁画、柱に施された花や鳥の紋様、入口の8枚扉の螺鈿細工など華やかな装飾が見られる。
川辺に高々とそびえる大仏塔ワット・アルン
チャオプラヤー川西岸にそびえる美しい仏塔が印象的なワット・アルン。「アルン」とは暁を意味する。朝日にきらめく「暁の寺」はもちろん美しいが、夕日でオレンジ色に染まりシルエットとなる夕暮れの時間帯も魅惑的。
タイ・バンコクでさんぽ途中に立ち寄りたい寺院と宮廷建築
タイ全土には約3万の寺院があり、散策途中で美しい建築に出会う。寺院により特徴や趣が異なり、見てまわるのも面白い。
タイと西洋の建築が融合したワット・ラーチャボピット
1869年にラーマ5世が建立。本堂や礼拝堂の外壁には中国磁器のカラフルなタイルや金を使った細密な装飾が施されている。内部の造りや装飾には西洋のゴシック様式が見られる。王宮周辺
仏教美術の粋が集まるワット・スタット
巨大な礼拝堂には、ラーマ1世がスコータイから船で運んだ高さ8mの仏像を安置。外部の回廊には156体もの仏像が並ぶ。寺院の手前にある巨大な鳥居のような建物は、「サーオ・チン・チャー」と呼ばれる巨大ブランコ。
白亜の大理石が美しい王室寺院ワット・ベンチャマボピット
ラーマ5世時代に建造された本堂は壁や柱、床にいたるまでイタリア産の大理石を使用し、「大理石寺院」と呼ばれる。黄金に輝く本尊の台座には、ラーマ5世の遺骨を安置する。
タイ・バンコクで幸せ祈願!地元でも人気のパワースポット6選 参拝方法も
賑わう通りやショッピングセンターのテラスなど、街にはプーム(祠)が点在し、神様が祀られている。地元の人に交じって幸せ祈願!
【恋愛運金運】テラスにひっそりとたたずむ恋の女神プラ・メー・ラクシュミー
ゲイソーン4階の屋外庭園に立つ。豊饒の女神・ラクシュミーを祀り、恋愛運と金運の御利益があるという。地元でも知る人は少なくふだんはひっそりとしているが、タイの霊能力者たちの間では話題になっているという。サイアム・スクエア周辺
【恋愛成就】恋の神様が降臨するプラ・トリムーラティ
伊勢丹前にあり、恋愛成就の神を祀る祠として有名。木曜の21:30に恋愛の神様が降臨するとされ、祠の前は赤いバラの花束、線香、ろうそくを持って、真剣な表情でお祈りする人で賑わう。
【水の女神】仏陀を救った母なる大地の女神プラ・メー・トラニー
ラーマ5世王妃が建てた大地の女神プラ・メー・トラニー像を祀る祠。瞑想中の仏陀を魔物が襲った際、女神は自分の長い髪を絞って洪水を起こし魔物を流し去ったという。そのため市民の信仰はあつく、バンコク都水道局のシンボルマークにもなっている。
バンコクで見逃せないエンタメ タイ舞踊とは?楽しみ方まとめ
あでやかなタイ舞踊や、かつては宮廷でのみ披露された神聖な舞。きらびやかな姿としなやかな動きが生み出す、独特の世界観に魅了され、タイ文化の奥深さを感じたい。
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タイ舞踊の代名詞 『ラーマキエン』物語
タイの古典文学『ラーマキエン』物語のもととなっているのは、紀元2世紀頃に編集された古代インドの大叙事詩『ラーマーヤナ』だ。『ラーマーヤナ』は東南アジア各地に伝えられ、各国の文化に大きな影響を与えた。
タイ舞踊が楽しめるスポット、サラ リム ナーム
川の西岸にたたずむマンダリン オリエンタルのダイニング。宮殿をほうふつさせる豪華な内装のこのレストランでは、毎夜、中央のステージできらびやかなタイ舞踊のショーが観られる。アラカルトメニューが味わえるテラス席ではリバービューが堪能できる
バンコクで見逃せないエンタメ 華やかなニューハーフショー&迫力のムエタイ
【ニューハーフショー】
華やかなステージ演出に釘付け!歌ありダンスありモノマネありの豪華なショーに大興奮!夜を彩るエンターテインメントは、老若男女問わず楽しめる。
【ムエタイ】
世界最強の技で真剣勝負!タイの伝統から生まれた格闘技。熱い闘志を燃やし戦う選手の姿に、気がつけば夢中! 会場の音や熱気に包まれながら、迫力ある試合を楽しんで。
The Calypso Cabaret, by Colin Tsoi, CC BY-ND
カリプソ・キャバレーでニューハーフショーを楽しむ
2012年にチャオプラヤー川沿いの新スポット、アジアティーク・ザ・リバーフロントに移転した、約25年の歴史をもつニューハーフショー。新たな劇場では舞台も広くなり、新作も追加されパワーアップ。ブロードウェイ仕込みの舞台演出が観客を魅了する。
Muay Thai-1, by Thomas Sauzedde - idirectori, CC BY
伝統あるタイの国技ムエタイ
試合前に選手が踊るのは、「ワイクルー」と呼ばれる踊り。鍛えてくれた師匠と両親への礼を示し、自己の闘争心を高めながら、戦いの神に無事と勝利を祈るもの。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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