上海【南京西路】で最新グルメ&おしゃれショップを楽しむ!
上海の最新グルメが詰まった美食街を歩こう
高級ブランド店や日系デパートの伊勢丹、ユニクロなどもあり、どことなく垢抜けた雰囲気が漂う南京西路。小腹がすいたら駅の3・4号出口すぐの呉江路に立ち寄ろう。人気の軽食店が多く、食べ歩きが楽しめる。大通りを西へ進むと上海屈指の古刹、静安寺が見えてくる。金ピカの寺塔は一見の価値あり。お参りをして帰ろう。
美食の激戦区で限界に挑戦 呉江路
昔ながらの「小吃店」が軒を連ねていた呉江路が改装され、外国料理店やカフェなどが一気に増えた。上海っ子の食生活の変化を感じながら、一緒に食い倒れを楽しんでみよう。大行列ができている店はおいしい証拠。ぜひチェックしてみたい。
両脇のグルメアーケードに話題店がぎっしり。歩行街なので食べ歩きも可能
行列に並んでも食べたい味 小楊生煎
ここの生煎を食べずして、上海の生煎は語れないというほどの有名店。香ばしいカリカリの皮に包まれた肉汁いっぱいのあんは絶品。
豫園の有名店がここにも 南翔饅頭店 呉江路店
豫園で行列ができる有名店の支店。豫園ほど混雑することなく、落ち着いた雰囲気で同じ味を楽しめる。高級食材を使った小籠包も用意。厚さ数㎜の薄皮の中は、タプタプのスープとジューシーな挽肉。
上海【衡山路】は繁華街とレトロエリアを同時に楽しめる!
レトロな旧租界エリアにリノベスポットが点在
デパートやショッピングモールが多い繁華街、賑やかな徐家匯周辺から、衡山路方面に進むにつれ、フランス租界を感じさせる落ち着いた雰囲気になってくる。周辺には欧米人向けのバーやクラブも点在する。近くの永嘉路にはこぎれいなバーも多いので、立ち寄ってみるのもよい。
宋慶齢の生活を再現した館 宋慶齢故居
国家副主席などを務めた宋慶齢(1981年に名誉主席の称号を授与)が、孫文死後の1948〜81年を過ごした住居。ここで国務活動にも従事した。隣接の記念館には、海外の来賓や毛沢東と一緒に撮った写真などを展示。資料だけでなく、美しい建物にも注目したい。
嘉善老市
隠れ家風の新スポット
ローカル感が満載な市場の奥にお目見えしたのは、都会の中に息を潜めるゆるーいエリア。こぢんまりとした空間に、個性的なカフェやショップが点在している。すべての店舗が個人経営で、どの店ものんびりゆったりと経営しているように見える。オーナーはオーストリア、マレーシア、日本などさまざまな国籍を持ち、なかには猫や小鳥を飼っている店も。不定期でフリーマーケットなども開催されている。
武康庭
上海の小さなヨーロッパ
旧フランス租界の雰囲気を色濃く残す、武康路の住宅地の一角を改築した商業スポット。「Ferguson Lane」とも呼ばれ、センスの光る店が集まる。狭いエリアだが、くつろげる店が多い。上海の住人になった気分で、時間をかけて楽しみたい。
上海【虹口】には有名作家ゆかりの地がたくさん!
古き良き上海が残るストリートで文学散歩を
上海市街地の北に位置する。魯迅や郭沫若など中国の近代文学史に名を残した作家や、内山完造、金子光晴、尾崎秀実など戦前の上海に居住していた日本人たちゆかりの地が点在している。早朝の魯迅公園では太極拳、ダンス、合唱、中国楽器などを楽しむ地元の人たちが毎日のように集っている。仲間に入ってみるのも楽しい。
石畳の歩道沿いに古い建物が並ぶ多倫路は、鉄板の散策スポット
魯迅の業績を詳しく紹介 魯迅記念館
魯迅公園内に建つ記念館。魯迅の生原稿や書画、愛用品など20万点余りを所蔵。館内の内山書店では、魯迅に関する書籍を販売している。
魯迅が最期を迎えた住居
戦時中の共同租界日本人居住区・虹口エリアにあり、魯迅は1927年からここへ移り住み、10年間を過ごした。中には、魯迅が最後に息を引き取ったとされる部屋も残る。団体は要予約。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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