更新日:2020年4月13日
ロンドンは「観光」する価値あり?オススメ観光地を徹底検証!
レトロとモダンが面白いバランスで共存し、観光客を惹きつけてやまないロンドン。絵になる美しい建物や街並みは、さざまな映画の撮影シーンに登場するほど。また世界都市ならではの多彩なグルメが楽しめるのも魅力。世界最大級の大英博物館周辺は歴史的な建築物が点在し、天文台で有名なグリニッジは街全体が世界遺産。最先端のトレンド発信地イースト・エンドも必見。ロンドンのおすすめ観光地を詳しくご紹介します!
ロンドンの繁華街!ピカデリー・サーカス周辺
2つの有名な広場があり、いつも多くの人々で賑わうエリア。ショッピングやマーケット散策のほか、芸術鑑賞も楽しめる。
ロンドンの繁華街といえばここ! さまざまな楽しみが待っている
ピカデリー・サーカス周辺 Piccadilly Circus
ロンドンのなかでもひときわ賑わいをみせ、見どころもひしめくこのエリアは、本来は2日に分けてまわるのが理想的。時間のない人は、各ギャラリーやミュージアムの案内図を入手して、見たいジャンルを絞ってからまわろう。
コヴェント・ガーデン Covent Garden
おしゃれな若者たちで賑わうショッピング街。常設のジュビリー・マーケットでは古着をはじめ、食品、自然派化粧品などさまざまなものが並ぶ。もとは市場だった場所で、オードリー・ヘップバーン主演の『マイ・フェア・レディ』の舞台となったことでも有名。
チャイナタウン Chinatown
ピカデリー・サーカスの北東、ロンドン随一の歓楽街ソーホーの南端にあり、中国料理店や食材店がずらりと並ぶ。内容、料金ともに満足できる中国料理はロンドン滞在中の強い味方。
ロンドンの洗練された高級住宅街!マリルボーン周辺
おしゃれな高級住宅地のマリルボーンは緑も豊かで、散策が楽しい穏やかな街。その西に位置するパディントンでは運河を船が往来し、街なかとはひと味違った風景が見られる。
小粋な街を散策したらロンドンの豊かな自然を満喫 マリルボーン周辺 Marylebone
まずは、混雑の予想されるマダム・タッソーに開館前から並ぼう。お昼が近づけば、ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックのランチタイム・コンサートもいいし、デリのテイクアウトを持参して、緑豊かなリージェンツ・パークでひと休みするのもいい。途中、マリルボーン・ロードの反対側には、ポール・マッカートニーが結婚式を挙げた登記所がある。また、ロンドン最古の国鉄駅のひとつで、壮麗なマリルボーン駅にも立ち寄ってみたい。
マリルボーン・ハイ・ストリート Marylebone High Street
かわいいが詰まった注目のおしゃれショッピングロード。気軽に立ち寄れるカフェも多いので、街歩きにはうってつけ。
優雅に運河クルーズを楽しむ リトル・ヴェニス Little Venice
ロンドン北西部を走る3つの運河の集結点が、リトル・ヴェニス。おすすめはリージェンツ運河を下るカムデン・ロックまでのコース。ロンドン動物園まで約35分、カムデン・マーケットまで約50分。風情ある小さな船旅をゆっくりと楽しもう。
ロンドンのアカデミックなエリア!大英博物館周辺
世界最大級の大英博物館を中心に、大小のミュージアムが集まっている。歴史的価値の高い建築も点在し、知的好奇心をそそられるエリアだ。
1日ではまわりきれない?文化遺産の宝庫・大英博物館
ロンドン観光に欠かせないスポット。準備なしで行くと何を見ればよいかわからないかも。必ず事前に計画を。
ゴシック建築の裁判所 王立裁判所 Royal Courts of Justice
1882年、ヴィクトリア女王により開かれた裁判所。現在も裁判所として使用されており、傍聴することもできる(14歳以上)。10人以上の予約があれば、ツアーを催行する。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記』など、数々の名場面を撮影した舞台としても知られている映画『ブリジット・ジョーンズの日記』など、数々の名場面を撮影した舞台としても知られている
世界に誇る国立図書館 大英図書館 British Library
マルクスも通ったという大英図書館は、1998年に大英博物館内からセント・パンクラスのモダン建築に移転。「マグナ・カルタ」の手稿本、ダ・ヴィンチのノートなど貴重な本がある。
【ロンドン】ヴィクトリア王朝の面影を残す!ケンジントン周辺
ケンジントン地域には、大英帝国が栄華を極めた19世紀末のヴィクトリア朝時代の遺産が今も数多く残っている。公園や博物館も多く、気品ある落ち着いた街並みを散策したい。
キングス・ロード King’s Road
パンク発祥の地として知られるストリート。現在は、カジュアルショップやブランドショップ、アンティークなど、おしゃれなロンドナーが注目する店が並ぶショッピングエリアとなっている。
ノッティング・ヒルでは骨董市のポート・ベロー・マーケットが人気
高級住宅街のノッティング・ヒルでは、ポートベロー・ロードを歩きたい。金・土曜のマーケットでも知られるこの通りで、ポッシュ(“華麗な”や“気取った”などを意味する英国の俗語)な人が集まるおしゃれな店やカフェに立ち寄りながら散策を楽しむのがおすすめ。
【ロンドン】トレンド発信地!イースト・エンド
シティの北東に広がるエリア。かつてはいわゆる「下町」のイメージが強かったが、再開発によって急速に発展し、今や若者の注目を集めるおしゃれなショップが並ぶ街となった。
ショーディッチ Shoreditch
近年急速に賑わいをみせるイーストエリアの中心地。若いクリエイターたちが集まり、街は見る間に変貌を遂げ、今では最先端カルチャーの発信地に。マーケットが集中する週末がおすすめ。
レンガの壁はさながらギャラリーのよう
ショーディッチでよく目に入るのが、壁に描かれたグラフィティアート。街を歩くだけで、美術館にいる気分に。
テムズ川沿いのドックはおしゃれなグルメスポット
セント・キャサリン・ドックスは、ロンドン塔のすぐそばにありながら、落ち着いて食事が楽しめる隠れスポット的存在。
ロンドン世界遺産 時の中心地!グリニッジ
世界標準時子午線の上に建つ天文台があることで知られる街。歴史的な建造物が並ぶ河港都市として、街全体が世界遺産に登録されている。
子午線0地点に建つ天文台 旧王立天文台 The Royal Observatory
チャールズ2世によって設立された天文台は、1884年に採用されたグリニッジ標準時の基点となる場所。現在では天文台の機能は移転しており、博物館として利用されている。
シンメトリーの壮麗な建物 旧王立海軍大学 The Old Royal Naval College
もとは海軍病院だったが、その後海軍大学となり、現在はグリニッジ大学などの施設として使用されている。建築家レンの傑作で、天井画の見事なペインテッド・ホールと美しい礼拝堂がとくに見逃せない。
マーケットに行こう! グリニッジ・マーケット Greenwich Market
屋根付のマーケットには手作り品やアンティーク、オリジナルアートの露店が並ぶ。パイやバーガーなどさまざまな食品店もあり、一日中楽しめる。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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