更新日:2018年1月7日
中世の面影が残る街エストニア・タリンの観光スポット7選
北ヨーロッパのバルト海に面するエストニアは、ラトビア、リトアニアと共にバルト三国と称されます。ヨーロッパの中でも物価が安く、中世の街並みが状態よく保存されているエストニアの首都タリンは、近年注目を集めている観光地の一つ。とんがり屋根が可愛い城壁の中へ一歩足を踏み入れると、そこはまるでお伽の国のよう。今回はタリンの観光スポット7選をご紹介します!
旧市街観光の中心地のラエコヤ広場
タリン旧市街で最も賑わうエリアは、旧市庁舎のあるラエコヤ広場周辺です。
筆者撮影
カラフルな建物に曲がりくねった細い石畳の続く道を歩いていると、まるでタイムスリップしたような気分。中世の装いをしたレストランのスタッフが呼び込みをしていたり、お土産物屋さんがずらりと並びとても華やかな雰囲気です。タリン旧市街観光は、ラエコヤ広場から始めるのがおすすめ!
聖オレフ教会の展望台
緑の尖塔が印象的な聖オレフ教会は、タリン旧市街で最も高い建物。その高さは124メートルでタリンの絶景スポットです。
筆者撮影
幾度もの改築を繰り返す中で15世紀頃は塔の高さが159メートルもの高さとなり、当時の世界で一番高い建物だったと言われています。
とんがり屋根の城壁を歩く
旧市街をぐるりと囲むように作られた城壁は、かつてこの街を守っていた名残。ヨーロッパの中でも非常に良い状態で残されており、当時の面影を感じることができる場所です。
筆者撮影
一部の塔や城壁は現在も登ることができるので、ぜひ散策してみましょう。
アレクサンドル・ネフスキー聖堂
おとぎの世界のような町並みが残るタリン旧市街の中で異色を放っているのは、ロシア正教会のアレクサンドル・ネフスキー聖堂。
筆者撮影
ハンザ同盟都市として繁栄したタリンですが、1991年に独立を宣言するまでに何度も周辺国に支配される時代が続きました。
筆者撮影
アレクサンドル・ネフスキー聖堂は帝政ロシア統治時代に建てられた建築です。個性的な外観に内部のきらびやかな内装が印象的。
カドリオルク宮殿
筆者撮影
タリン旧市街から少し離れた静かなエリアにあるカドリオルク宮殿は、ロシアのピョートル大帝によって建てれました。現在は美術館になっており、ヨーロッパ各国から集められたコレクションが展示されています。
聖ニコラス教会
筆者撮影
聖ニコラス教会は13世紀後半に建てれた教会で、内部は博物館になっています。教会中央にある祭壇が非常に美しく見ごたえがあります。
三人姉妹
タリン旧市街に残る建物の中でもひと際美しいといわれる「三人姉妹」と称される建物は、15世紀に建てられた住宅。可愛らしい外観が人気を集めており、お土産店にも三人姉妹をモチーフとした雑貨が多く販売されています。
筆者撮影
こんな可愛い家に住んでみたい!という夢を叶えてくれるかのように、現在はホテルになっているので、宿泊することも可能です。
スウェーデン在住の30代フリーライター。20代はバックパッカー旅行に情熱を注ぎ、現在は週末にヨーロッパ各国を気ままに一人旅しています。最新のスウェーデンやヨーロッパ情報をお届けします。
筆者のブログ:http://travelholic30.com/
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。