1・2・3月のオーストラリアの気温と服装を徹底解説 オーストラリア旅行前に各都市の気温を知ろう!
1・2・3月のオーストラリアの気温は何℃くらいになるのでしょう? オーストラリア旅行を考えている方にとって、気温の情報は見逃せませんよね。現地での服装をはじめ、暑さ・寒さ対策に何を持っていけば良いの...
更新日:2024年5月31日
今も昔も海外旅行先として、人気のあるオーストラリア。しかし実際にオーストラリア旅行に行く際には、最新の治安状況を確認することが重要です。
今回は、オーストラリアの最新治安情報と気をつけたい犯罪やトラブルなどの注意点を徹底解説します。オーストラリアの治安状況をしっかり把握して、安全に旅を楽しみましょう!
オーストラリアには、日本からの移住者や留学生などが多く住んでおり、他の国と比べて治安が比較的良いとされています。2024年5月現在、外務省の【海外安全ホームページ】でもオーストラリアの危険情報は出ていません。
観光客も多く治安が安定しているとはいえ、日本と比べるとオーストラリアの犯罪発生率は高いため、訪れる際には注意が必要です。また、日本とオーストラリアが大きく異なるところは、正規の手続きをすれば民間人でも合法的に拳銃の所持が認められている点です。
ちょっとした油断がトラブルに発展することもあるため「日本とは異なる環境であること」を意識して行動するように心掛けましょう。
オーストラリアは比較的治安が安定していますが、中には危険なエリアも存在します。日本と同じ感覚で行動したことにより、犯罪やトラブルに巻き込まれたというパターンが多く報告されているため、滞在中は警戒心を持ちましょう。
シドニーはオーストラリアを代表する都市ですが、薬物に関連した犯罪が発生しているため、注意が必要です。特に「キングスクロス」や「レッドファーン」の駅周辺は、夜間に観光客が近づいてはいけないといわれている場所。暗くなってから不用意に足を踏み入れるのは危険です!
現在は再開発が進み、ホテルやレストランが新設されるなど、治安の改善が図られていますが、マフィアやギャングの抗争が起きている場所には変わりないため、興味本位で訪れたりしない方がいいでしょう。
近年、シドニー中心部からパラマッタに至る西部とシドニー南西部は「バイキーズ」と呼ばれるモーターサイクルギャングやストリートギャングなどのグループ同士の抗争が激化し、拳銃による発砲事件が起きている地域です。
シドニー南西部には、レトロな街並みを堪能できる人気スポット「ニュータウン」がありますが、観光は人通りが多い日中の時間帯だけにした方がいいでしょう。昼間でも人通りの少ない裏道などを散策するのは危険です!
オーストラリア旅行中は、夜間に各駅周辺には近づかない方がよいでしょう。シドニーの「シドニーセントラル駅」やメルボルンの「サザンクロス駅」など、日中は人が多く賑わっていますが、夜間になると雰囲気が一変します。
夜間の駅周辺は人が少なくなるうえ、路上生活者が集まったり、薬物売買の場に遭遇したりするなど、トラブルに巻き込まれる確率が高くなります。主要駅でも郊外の小さな駅でも変わりなく、夜間の駅周辺は危険だという認識を持ちましょう。
オーストラリアは比較的治安が安定している国ですが、観光中にトラブルに巻き込まれる可能性もあります。ここからは、オーストラリアで観光客が被害に遭いやすい犯罪をご紹介します。
オーストラリアで観光客がもっとも多く被害に遭う犯罪です。観光に夢中になっている間にバッグから財布を抜かれたり、人が多く集まる場所で人混みに紛れて貴重品を盗まれるといった事例が多く報告されています。
他にも、飲食店などでテーブルや座席に荷物を置いたまま席を離れる、足元に荷物を置いて目を離すなどは危険です。飲食店に限らず、空港やホテルのロビー、ビーチなど様々な場所で窃盗被害が報告されているので注意しましょう。
レンタカーでオーストラリア旅行を計画している方は、車上荒らしや車両盗難に注意が必要です。
オーストラリアでは、車に関連した盗難が多く発生しています。車窓を割って貴重品を盗む場合もあれば、車両ごと持っていかれてしまう場合もあるため、車内に貴重品を置いたままにするのは危険です!給油などで短い時間車から離れる場合でも、必ず施錠するよう心掛けましょう。
また、観光地ではツアー客を装って観光バスに乗り込み、犯行に及ぶ事例もあるので十分注意しましょう。
夜間の繁華街で一番多いトラブルが、飲酒や薬物に関するトラブルです。特に週末のパブやクラブで、酔った客同士のトラブルから傷害事件に発展する事例が多く報告されています。
また、違法薬物の売買を持ちかけられたり、見知らぬ人からの観光案内や飲食の誘いに応じたことでトラブルに巻き込まれることもあるため細心の注意が必要です。オーストラリア旅行中は、過度の飲酒は控え、トラブルが多いとされるエリアは避けるようにしましょう。
オーストラリアは比較的治安が安定している国ですが、海外であるという意識を常に持ちながら慎重に行動しましょう。
ここからは、トラブルにできるだけ遭わないための対策を紹介していきます。
夜間になると、駅や路上などで酔っ払いや路上生活者の姿が見られるようになります。旅行者が絡まれるなどのトラブルもあるため、なるべく夜間の外出は控えましょう。
止むを得ず外出が必要な場合は「人通りの多い道を通る」「誰かと共に行動する」「タクシーを利用する」などの対策をしましょう。
オーストラリア観光中は、しっかりと口が閉じるバッグを使いましょう。口が開いたままのトートバッグや、背負って目が届かなくなるリュックは狙われやすくなります。バッグなどの貴重品は体の前面に持ち、視界に入るよう心掛けましょう。
オーストラリア旅行中に、見知らぬ人からの食事や観光案内などの誘いに乗ることでトラブルに巻き込まれてしまったという事例が報告されています。出会った人から薬物を勧められる場合もあるため十分注意しましょう。
オーストラリア旅行中は交通事故にも気をつけましょう。オーストラリアでは、歩行者側の信号が青の場合でも、車が飛び出してくることがあります。日本よりも歩行者優先の意識が低いので、道を横断する際は注意深く確認しましょう。
トラブルや事故など、万が一に備えて海外旅行保険に加入することをおすすめします。海外旅行保険は旅行中の病気やケガ、盗難などを補償してくれますので、オーストラリア旅行の計画の際に一緒にチェックしておきましょう。
オーストラリアでトラブルに遭ってしまった時の緊急連絡先をご紹介します。
・警察/消防/救急:☎︎000(オペレーターに日本語の通訳が必要と伝えた後、日本語での対応が可能)
※オーストラリア国内では、警察・消防・救急すべての緊急連絡先が「000」と共通です。
・在オーストラリア日本国大使館:☎︎02‐6273-3244
・在シドニー日本国総領事館:☎︎02‐9250-1000
・在パース日本国総領事館:☎︎08‐9480-1800
・在ブリスベン日本国総領事館:☎︎07-3221-5188
・在メルボルン日本国総領事館:☎︎03-9679-4510
・在ケアンズ領事事務所:☎︎07‐4051-5177
オーストラリアの治安は比較的安定していますが、軽犯罪やトラブルは日々発生しています。
治安状況は変動する場合もありますので、旅行前には必ず最新情報をチェックしてください。
日本とは文化やルールが違うことを理解し、海外へ来ているという意識を持つようにしてオーストラリア旅行を楽しみましょう。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
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