4・5・6月のタイの気温と服装を徹底解説【2024年版】タイ旅行前に各都市の気温を知ろう!
4・5・6月のタイの気温は何℃くらいになるのでしょう? タイ旅行を考えている方にとって、気温の情報は見逃せませんよね。現地での服装をはじめ、暑さ・寒さ対策に何を持っていけば良いのかなど、気温をも...
更新日:2024年6月2日
タイは、特に近年においては比較的安全な国と言われています。しかし実際にタイ旅行に行く際には、最新の治安状況を確認することが重要です。
今回はタイの最新治安情報と気をつけるべき注意点を徹底解説します!タイの治安状況をしっかり把握して、安全に旅を楽しんでください。
タイは世界的に見ても比較的治安が安定している国の一つです。人々は穏やかで人懐こいため観光客にも優しく、安心感があります。
また首都バンコクをはじめ在住日本人も多く、その点でも親近感を覚えるかもしれません。国内には防犯カメラが数多く設置されているなど、治安維持に対して積極的な取り組みが行われています。
2024年5月現在、外務省の【海外安全ホームページ】ではマレーシアとの国境付近には渡航中止勧告が出ていますが、それ以外はタイに危険情報は出ていません。危険情報は随時更新されていますので、タイに行く前にはこちらで最新の情報を確認してください。
タイの治安が比較的安定していると言っても油断は禁物です。レストラン、ショッピングセンター、空港など、観光客が集中する場所では注意が必要。スリやひったくり、詐欺など軽犯罪が起きやすいといえます。また日中なら女性の一人歩きでもさほど危険はありませんが、夜間は男性でも避けた方が良いエリアもあります。
タイは海外であるということを忘れずに、行動には十分注意しましょう。
比較的治安が良好といわれるタイですが、中には気をつけた方が良いエリアも存在します。
バンコクで最も有名なスラム街であるクローントゥーイ。貧困層が多く暮らしており、薬物中毒者が徘徊していたり犯罪に巻き込まれるケースもあります。観光スポットであるルンピニ公園やプロンポンから近いため、うっかり迷い込んでしまう可能性もありますが、奥の方へ入って行かないようにしましょう。
ワット・プラケオ(エメラルド寺院)、ワット・ポー、バンコク国立博物館など多くの観光名所がある王宮付近では、プロのスリ集団がいることもあり十分注意してください。バッグを開けっぱなしにしたり、財布をポケットに入れたりするのはやめましょう。
またこの付近は移動がタクシーかトゥクトゥクになりますが、ぼったくられる可能性大。安易に乗らず料金の相場を調べておくと安心です。
バンコクでパッポン通りといえば観光客も多く賑わっている繁華街です。特にナイトマーケットではたくさんの露店が出ていることもあり混雑しているため、スリや置き引きが多発しています。バッグは前に抱え、財布だけでなくパスポートやスマホなどの盗難にも注意が必要です。
タイは比較的治安が安定していますが、観光客がトラブルに巻き込まれる可能性もあります。被害を未然に防ぐために、観光中に気をつけたい事故やトラブルの例を見ていきましょう。
ショッピングセンターやナイトマーケットなど、混雑する場所でのスリや置き引きの被害が多発しています。多額の現金を持ち歩かないようにして、財布、パスポート、スマホなどの貴重品はしっかり身につけ、目立たないところにしまうなどしっかり管理しておきましょう。
二人組でバイクに乗り、追い越す時に歩行者のバッグをひったくるという手口が横行しています。大切なものを盗まれるだけでなく、大けがをすることもあり得る危険な犯罪です。道側ではなく建物側にバッグを持つようにしましょう。またトゥクトゥクに乗っている時に隣のバイクから荷物をひったくられるケースもあります。
タイ人は人懐こく観光客にも親切ですが、それを利用した犯罪も多く発生しています。観光地を案内する、移動に便宜を図ってくれるなどと声をかけてくる見知らぬ人は警戒してください。日本のお金を見せてほしいと言われ、見せた途端抜き取られる「見せ金詐欺」も増えています。
また仲良くなってから賭博に誘い、店とグルになってクレジットカードごと巻き上げられるケースもあります。
タイは比較的治安が安定していますが、油断せずに常に慎重に行動しましょう。海外であるということを意識した十分な注意が必要です。ここからはトラブルにできるだけ遭わないための防犯対策を紹介していきます。
スリや置き引き、ひったくりの被害が多いので、手荷物の管理には十分注意してください。財布、パスポート、スマートフォンなどの貴重品はバッグの奥にしっかりと収納し、特に人混みでは身体の前にバッグを持つようにしましょう。
昼間は比較的安全と思われた場所も夜になると人も少なくなるなど状況が一変し、事件やトラブルが発生しやすくなります。人通りの多い道を選び、たとえ一人でなくとも特に女性だけで深夜出歩くことは避けましょう。
派手な服装や過度の露出は避けましょう。女性は性犯罪に巻き込まれるリスクが高くなります。高価なアクセサリーや時計を身につけていると強盗やスリから目をつけられやすくなります。旅行中はなるべく目立たないような装いが安全です。
タクシーやトゥクトゥクを利用する際は乗車前に金額をきちんと確認しましょう。運転手は相場より高い金額を提示してくることが多く、知らずに高額請求されてしまうケースが多くみられます。相場を調べておく、安全な配車アプリを利用するなどをおすすめします。
十分注意していたとしても予期せぬ事態もあり得ます。万が一何らかのトラブルに巻き込まれてしまった時のために、旅行保険に入っておくことをおすすめします。クレジットカードに付帯しているものや空港で加入できるものもあります。旅行前にしっかり調べておきましょう。
もしもタイ旅行中にトラブルに遭ってしまった時の緊急連絡先をご紹介します。
・在タイ日本国大使館:(国番号66)☎︎02-207-8500/☎︎02-696-3000
・警察および救急:☎︎191
・観光警察:☎︎1155(外国人用)/☎︎0-2668-7173(日本語可)
・タイ政府観光局:☎︎02-250-5500(英語可)
タイは比較的治安が安定しており、親切な人も多いため安心して旅行を楽しむことができます。
しかし油断はせずに海外であるということを常に意識して、トラブルになりそうな行動は慎み、危険な場所には近づかないようにしましょう。
また治安状態は急に変化することもあります。
旅行前には必ず最新情報をチェックして、安全にタイ旅行を楽しんでください。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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