2月のベトナムの気温を徹底解説【2024年版】ベトナム旅行前に各都市の気温を知ろう!
2月のベトナムは比較的過ごしやすい気温で観光にぴったりの季節です。 ただ、ベトナムは南北に国土が広がっているため、都市によって寒暖差が10℃近くひらいています。日本の北海道と沖縄をイメージしてもらう...
更新日:2024年5月21日
日本から直行便もあり、時差も2時間のため旅行がしやすいイメージのあるベトナム。しかし実際にベトナム旅行に行く際には、最新の治安状況を確認することが重要です。
今回は、ベトナムの最新治安情報と気をつけたい犯罪やトラブルなどの注意点を徹底解説します。ベトナムの治安状況をしっかり把握して、安全に旅を楽しみましょう!
近年の経済発展にともない、ベトナムの三大都市であるハノイ、ダナン、ホーチミンは、警察の巡回も頻繁にされているため治安は向上しています。一般犯罪の発生率も、日本と比べてもそれほど高くはないため、世界全体から見ればベトナムは治安が良いといわれています。
2024年5月現在、外務省の【海外安全ホームページ】でもベトナムに関する「危険情報」は出ていませんが、ベトナムを訪れる際には最新の危険情報を必ず確認しましょう。
ただし、ベトナムは北部から南部まで地域によって治安状況が異なります。地方都市などは治安情報も少ないため注意が必要です。また、ベトナムでは普段の移動手段としてバイクを利用している人が多いため、交通事故にも気をつけましょう。
ベトナムは比較的治安が安定していますが、中には危険な場所も存在します。特に夜間は以下のエリアには近づかないようにし、常に警戒心を持って行動しましょう。
ベトナム北部の大都市ハノイのホアンキエム湖周辺は、観光名所が多く点在しているため訪れる人も多く賑わいのある観光スポットです。
特に「旧市街」や「タヒエン通り」は人気の観光名所でありナイトスポットとしても有名ですが、観光客を狙ったスリ、置き引きなどの犯罪が起きている場所でもあるため注意が必要。また、お土産屋などの露店も多く建ち並んでいますが、値札のない「言い値」の店が多いためぼったくりには注意しましょう。値段交渉は慎重に!
ベトナム中部にあるダナンは、ハノイやホーチミンと比べて交通量も少なく道路も整備された都会的な観光都市で、ベトナムの中でも治安が安定している地域といわれています。
そんなダナンにある観光スポットの「ドラゴンブリッジ」は、週末の夜にファイアーショーが開催されるため多くの人が集まり賑わいます。ショーに気を取られている隙にスリやひったくりなどの盗難に遭うことがあるため、手荷物や貴重品に注意を払うようにしましょう。
ベトナム最大都市であるホーチミンは、観光スポットが多く人気の観光地。市内の「ブイビエン通り」はバックパッカー通りともいわれ、安宿やお酒を提供する店が建ち並ぶ繁華街として有名です。
そんなブイビエン通りは、強引な客引きをはじめ、お客を酔わせて貴重品を盗むなどのケースが報告されているため、ベトナムの中でも特に注意が必要とされるエリア。しつこい客引きや声掛けなどの勧誘に危険を感じたら、その場からすぐに離れるようにしましょう。
ベトナムは比較的治安が安定している国ですが、観光中にトラブルに巻き込まれる可能性もあります。ここからは、ベトナムで観光客が被害に遭いやすい犯罪をご紹介します。
ベトナムに限らず、海外でもっとも多く被害に遭いやすい犯罪。観光に夢中になっている時や、人が多く集まる場所で貴重品を盗られてしまったという事例が多く報告されています。
特に、飲食店などでテーブルや座席に荷物を置いたまま席を離れるなど、日本では当たり前になっていることですが、目を離した隙に盗難被害に遭うことがあります。また、スマホを狙ったバイクによるひったくりもあるため、歩きスマホなどは絶対にやめましょう。
ベトナムでの移動手段として、タクシーなど乗り物を利用する際に気をつけたいのが観光客を狙ったぼったくりです。正規の金額よりも高い金額を請求するドライバーもいるため、観光地周辺で乗る場合は注意しましょう。
他にもベトナムの飲食店などは、伝票やレシートのないお店もあるため金額がわからず、請求されるまま支払ってしまうケースもあります。あとから指摘しても対応してもらえないので、その場で確認するようにしましょう。
バイクの交通量がとても多いベトナム。交通事情が日本とは違うため特に注意が必要です。日本では、横断歩道や赤信号で車やバイクが一時停止することは当たり前ですが、ベトナムではバイクが止まることはほとんどありません(車は基本的に止まってくれます)。
また、日本では考えられませんが、バイクが歩行者専用道路を走ってくることもあるので、細心の注意を心掛けましょう。スマホを見ながらはもちろん、観光に気をとられながらの横断はとても危険です。
ベトナムは比較的治安が安定している国ですが、海外であるという意識を常に持ちながら慎重に行動しましょう。ここからは、トラブルにできるだけ遭わないための対策を紹介していきます。
比較的治安の良いベトナムですが、夜間や深夜は犯罪に巻き込まれる確率が高くなるため一人で外出するのは危険です。また、観光地のナイトスポットを散策する場合は、人通りの少ない路地などには行かないようにしましょう。
繁華街や歓楽街では客引きだけではなく、窃盗を目的に声を掛けてくる人もいます。お酒に睡眠薬を混ぜる昏睡強盗の報告もあるため、飲酒をする場合は注意が必要です。強引な客引きや声掛けははっきりと断り、その場をすぐに離れましょう。
ベトナム観光中は、財布などの貴重品をジッパーのないポケットに入れておくのは危険!リュックは狙われやすいので、小さめのバッグなどを体の前面に持ち、常に視界に入るよう心掛けましょう。
またバイクからの盗難対策として、車道側の手で荷物を持つのはやめましょう。
ベトナムは日本と比べ、バイクの交通量が格段に多いため注意が必要です。道を横断する際は「一定の速度で歩いて渡る」「横断の途中でウロウロしない」「慌てて引き返さない」ようにしましょう。
※ドライバーが予測できない行動を取るのは危険です。
日本とは交通ルールやマナーが違うので慎重に行動してください。
トラブルや事故など、万が一に備えて海外旅行保険に加入することをおすすめします。海外旅行保険は旅行中の病気やケガ、盗難などを補償してくれますので、ベトナム旅行の計画の際に一緒にチェックしておきましょう。
ベトナムでトラブルに遭ってしまった時の緊急連絡先をご紹介します。
・警察:☎︎113(日本語対応なし)
・消防署:☎︎114(日本語対応なし)
・救急車:☎︎115(日本語対応なし)
・在ベトナム日本大使館:☎︎024-3846-3000
・ハノイ市警察(公安):☎︎069-219-4183(日本語対応なし)
・ハノイ市警察(24時間窓口):☎︎069-2196-777(日本語対応なし)
・ハノイ市交通警察:☎︎069-2196-779(日本語対応なし)
・ハノイ市出入国管理局:☎︎024-3825-7941(日本語対応なし)
・ハノイ市出入国管理局(24時間窓口):☎︎024-3826-0114(日本語対応なし)
・在ホーチミン日本国総領事館:☎︎3933-3510
・ホーチミン市公安本部(一般窓口):☎︎3838-7344(日本語対応なし)
・ホーチミン市警察出入国管理局:☎︎3829-9398(日本語対応なし)
・在ダナン日本国総領事館:☎︎3555-535
・ダナン市警察(公安):☎︎3822-300(日本語対応なし)
・ダナン市警察出入国管理局:☎︎0694-260-192/0694-260-186(いずれも日本語対応なし)
ベトナムの治安は比較的安定しているため、ある程度警戒心を持っていれば安心して旅行を楽しむことができます。海外であるということを常に意識し、トラブルになりそうな危険な行動は慎みましょう。
また、治安状況は変動する場合もありますので、旅行前に必ず最新情報をチェックして、安全にベトナム旅行を楽しんでください。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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