モロッコってどんな国？アフリカ有数の世界都市カサブランカを有する美しい王国

モロッコはどこにある？

モロッコは、北アフリカ北西部のマグリブに位置する立憲君主制の国家。東はアルジェリア、南は西サハラと国境を接し、北はジブラルタル海峡を隔ててスペインと対面しています。

モロッコ側の地中海沿岸部にはスペイン飛地のセウタとメリリャがあります。

モロッコの基本情報

ここではモロッコの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。

■モロッコの基本情報
国名	モロッコ王国
面積	約44.6万㎢
人口	約3,746万人
首都	ラバト
国旗	画像：123RF
言語	アラビア語（公用語）、ベルベル語（公用語）、フランス語
主要産業	農業、水産業、鉱業、工業、観光業等
通貨	モロッコ・ディルハム（1モロッコ・ディルハム＝約15.38円／2024年4月現在）
時差	日本よりマイナス8時間

参考：外務省HP「モロッコ王国基礎データ」

モロッコの人気観光スポット

ヨーロッパ、アフリカ、中東の文化が交わり、異国情緒あふれるモロッコ。どんな観光スポットがあるのでしょうか？

モロッコの人気観光スポット：マラケシュ

モロッコのほぼ中央に位置する都市マラケシュは「マラケシュ旧市街」として1985年に世界遺産に登録された人気の観光地です。

特にマラケシュ旧市街にある「ジャマ・エル・フナ広場」には、100以上の屋台が建ち並び、昼夜問わず活気に溢れています。モロッコで一番大きな「スーク」と呼ばれる市場もあり、世界中から多くの観光客が訪れています。

モロッコの食事情

先住民であるベルベル人の伝統料理や、アフリカ、中東、ヨーロッパ、地中海など様々な国の影響を受けているモロッコ料理には、どんなものがあるのでしょうか？

今度は食の面から、モロッコがどんな国なのかを探っていきましょう！

モロッコの代表料理①：クスクス

クスクスはデュラム小麦を原料とした世界最小のパスタで、モロッコでは主食として食べられている代表料理。「ケスカス」という二段式の鍋を使って作られるのが一般的です。鍋の上段にクスクスを広げ、下段で肉や野菜を煮込むことで蒸気があがり、上段のクスクスを蒸し上げます。

イスラム教徒が大多数を占めるモロッコでは、金曜日の礼拝が終わったあとに家族でクスクスをいただく習慣があります。

モロッコの代表料理②：タジン料理

タジン料理とは、タジン鍋に野菜などの食材を入れて煮込んだ、無水調理の料理の事。「タジン」は調理鍋の名前ですが、タジン鍋を使って調理された料理もまたタジンと呼ばれます。使われる具材はさまざまですが、野菜（キャベツ、ニンジン、ジャガイモ、タマネギなど）と肉や魚が入るのが一般的。

普段の食事から豪華なメニューまで、タジン料理はモロッコの人々にとって欠かすことができない、まさにモロッコの代表料理なのです。

モロッコの雰囲気を味わってみよう！

今回はモロッコがどんな国なのかをご紹介しました！
日本からの直行便がないため、ふらっと行くには遠いモロッコ。少しでもモロッコを感じてみたいと思った方には、タジン鍋がおすすめです！

いつもの食卓にタジン料理を加えて、モロッコ気分を満喫してみるのはいかがですか？

 

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