イエメンってどんな国？独自の文化や自然に満ちた不思議な国

イエメンはどこにある？

イエメンはアラビア半島南端部に位置する中東の共和制国家。紅海、アデン湾、アラビア海に面し、北はサウジアラビア、東はオマーンと国境を接しています。

またアデン湾、江海を挟んでソマリア、ジブチ、エリトリアに対面しています。

イエメンの基本情報

イエメンの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。

■イエメンの基本情報
国名	イエメン共和国
面積	約55.5万㎢
人口	約3,370万人
首都	サヌア
国旗	画像：123RF
言語	アラビア語
主要産業	石油・天然ガス産業、農業、漁業
通貨	イエメン・リアル（1イエメン・リアル＝約0.61円／2024年4月現在）
時差	日本よりマイナス6時間

参考：外務省HP「イエメン共和国基礎データ」

イエメンの人気観光スポット

イエメンに行ったら訪れたい人気の観光スポットはこちら！

イエメンの人気観光スポット：ソコトラ島

インド洋上にあるソコトラ島は、周辺の島と合わせてソコトラ群島またはソコトラ諸島とも呼ばれます。過酷な気象条件の下、動植物が独自の進化を遂げ、ここにしか存在しない種が多数あるため「インド洋のガラパゴス」と言われるようになりました。島のシンボルは変わった形の竜血樹（リュウケツジュ）。樹液が真っ赤なのでこの名がつきました。

ソコトラ島は2008年に世界遺産に登録されています。

イエメンの食事情

イエメンがどんな国なのか、食事情からも探っていきましょう。

イエメンの代表的料理①：マンディ

イエメンの伝統料理といえばマンディ。鶏肉や羊肉を塩と香辛料に漬け込み、釜の中で網焼きにしながら米を炊き上げる料理です。肉汁のうまみがごはんに染み込み、病みつきになるおいしさ！

インドのビリヤニとよく比較されますが、マンディの方が味付けはマイルド。骨つき肉がごはんの上にドーンと乗った豪快な見た目と香ばしい香りを楽しんでくださいね。

イエメンの代表的料理②：サルタ

首都サヌアを中心に人気のある料理といえばサルタ。まず骨つきの羊肉か牛肉を煮出してマラクというスープを作り、次にルッズという柔らかいごはんを炊きます。他にトマトやニンニクで作るサハーウィクというペーストが欠かせません。もう一つ忘れてはいけないのが、ヘルバ（マメ科の種）を水につけ、とろろのようなペースト状にしたヘルバペースト。

熱した石鍋に、上記のマラク、ルッズ、鶏卵、サハーウィク、肉を入れ、ヘルバペーストをかければサルタのできあがり。薄焼きパン・マルージュを添えて食べます。

イエメンの雰囲気を味わってみよう

未だ治安情勢が安定せず、今すぐの渡航は難しいイエメン。

少しでもイエメンを感じるために、まずはイエメンのコーヒーを取り寄せて、その雰囲気に浸ってみるのはいかがでしょうか？日本でもポピュラーなモカコーヒー（モカマタリ）はイエメンが発祥の地。思いを馳せながらぜひ味わってみてくださいね。

 

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独特の文化や自然に満ちたイエメン。いつかは行ってみたいですね！