更新日:2024年4月17日
ポーランドってどんな国?苦難を乗り越えた多民族が融合した国
みなさんは、ポーランドがどんな国かご存じでしょうか?
ニュースで見聞きした国が、実際はどんな国なのかを探っていく本シリーズ。今回はポーランドの基本情報をお届けします!
長い歴史の中で、他国の支配下や影響下に置かれ続けてきたポーランド。作曲家ショパンが生まれた国として有名ですが「どんな名所があるのか?」「どんな食文化なのか?」を、詳しく知っている方は多くないのではないでしょうか。
ポーランドはどんな国なのか一緒にチェックしていきましょう!
ポーランドはどこにある?
ポーランドは、中央ヨーロッパに位置する共和制国家。北はバルト海に面しており、西はドイツ、南はチェコとスロバキア、東はウクライナ、ベラルーシ、リトアニア、北東はロシア(カリーニングラード)と国境を接しています。
南部を除き国土のほとんどが北ヨーロッパ平野であり、全体が非常に緩やかな丘陵地帯となっています。北東部、北西部、中東部、中西部、南西部は特に湖が集中する湖水地方があり、西南部にはヨーロッパ最大の砂漠があります。
ポーランドの基本情報
ここではポーランドの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。
■ポーランドの基本情報 | |
国名 | ポーランド共和国 |
面積 | 約31.39万㎢ |
人口 | 約3,768万人 |
首都 | ワルシャワ |
国旗 | |
言語 | ポーランド語 |
主要産業 | 食品・飲料、金属・金属品、自動車・自動車部品、コンピュータ・電子・電子機器、ゴム・プラスチック |
通貨 | ズロチ(1ズロチ=約38.38円/2024年4月現在) |
時差 | 日本よりマイナス8時間(サマータイムはマイナス7時間) |
ポーランドの人気観光スポット
多民族の伝統が融合し、独特な文化を形成してきたポーランドにはどんな観光スポットがあるのでしょうか?
ポーランドの人気観光スポット:ヴロツワフ
ポーランド西部にある第4の都市「ヴロツワフ」は、ポーランドの中でも最も古い都市のひとつ。かつてはオーストリア、ドイツ、ハンガリー、プロイセン、ボヘミアなど、様々な国の支配下に置かれていました。多様な文化が入り混じりながら形成されてきた街には、美しいゴシック様式の建築物が軒を並べています。
街には小人の像が250体以上あり「小人の街」とも呼ばれています。小さな像を探しながら街を散策する方も多いそうです。
ポーランドの食事情
東ヨーロッパ、ドイツ、オーストリアやユダヤ料理など周辺国の影響を受けているといわれているポーランドの料理にはどんなものがあるのでしょうか?
今度は食の面から、ポーランドがどんな国なのか探っていきましょう!
ポーランドの代表料理①:ジュレク
ジュレクはスープ料理が多いポーランドの代表的な料理。野菜や肉などから取った出汁に、ライ麦を発酵させた液体を入れて作る酸味のあるスープです。
具材は、白いソーセージ、ゆで卵、乾燥キノコを使うのが一般的。数種類のスパイスやハーブの香りが食欲をそそります。パンをくり抜いた器に入れて提供するお店も多く、見た目よりもボリュームがあるため、ジュレクだけでお腹が満たされる人も。
イースターなどでも振舞われる定番メニューです。
ポーランドの代表料理②:ビゴス
ビゴスはポーランドの代表的な家庭料理で、リトアニア、ベラルーシ、ウクライナなどでも食べられています。
ザワークラウト(キャベツの塩漬け)、キャベツ、肉(豚肉、ソーセージ、ベーコンなど)、炒めた玉ねぎ、キノコを数日かけて煮込みます。トマトやプルーンを入れるなど、家庭ごとにレシピがあるためバリエーションは豊富。煮込めば煮込むほど美味しくなるといわれています。
ポーランドの雰囲気を楽しむには!
今回はポーランドがどんな国なのかをご紹介しました!
見どころが豊富で治安も良いといわれているポーランド、一度は行ってみたい国ですよね。気軽に行くには少し遠いと感じる方には、まずはポーランド製のほうきでその雰囲気を味わってみるのがおすすめ。
限られた日照時間で育まれたポーランドの木は、堅さと丈夫さが特徴です。シンプルで機能美を生かしたデザインを、いつもの暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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