トルコってどんな国？ヨーロッパとアジア文化の十字路であるエキゾチックな国

トルコはどこにある？

トルコは、西アジアに位置するアナトリア半島（小アジア）と、東ヨーロッパに位置するバルカン半島東南端の東トラキア地方を領有する共和制国家。国土はヨーロッパとアジアにまたがり、北は黒海とマルマラ海、西と南は地中海（西はエーゲ海）に面しています。

陸上国境は、西はブルガリア、ギリシャ、東はジョージア、アルメニア、アゼルバイジャン、イラン、イラク、シリアと接しています。

アナトリア半島は中央に広大な高原と海沿いの狭小な平地からなっており、高原の東部にはチグリス川・ユーフラテス川の源流があります。

トルコの基本情報

ここではトルコの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。

■トルコの基本情報
国名	トルコ共和国
面積	約780,576㎢
人口	約85,279,553万人
首都	アンカラ
国旗	画像：123RF
言語	トルコ語（公用語）
主要産業	サービス業、製造業、工業、農業
通貨	トルコ・リラ（1トルコ・リラ＝約4.72円／2024年4月現在）
時差	日本よりマイナス6時間

参考：外務省HP「トルコ共和国基礎データ」

トルコの人気観光スポット

巡り切れないほど見どころが多い国といわれているトルコ。そんなトルコにはどんな観光スポットがあるのでしょうか？

トルコの人気観光スポット：スルタンアフメト・モスク（ブルーモスク）

「世界で最も美しいモスク」と評されているのが、このスルタンアフメト・モスク、通称「ブルーモスク」です。1985年に世界遺産に登録された「イスタンブール歴史地域」の歴史的建造物群のひとつで、遺跡公園地区（スルタンアフメト地区）で見ることができます。

特徴的な6本のミナレット（イスラム教の宗教施設に付随する塔）と、内部の壁に使用されている数万枚のイズニク製の青い装飾タイルや、ステンドグラスで彩られた窓の美しさは必見です！

トルコの食事情

フランス、中華と共に「世界三大料理」のひとつに数えられるトルコ料理。有名な「ケバブ」や無形文化遺産の「トルココーヒー」の他に、どんな料理があるのでしょうか。

今度は食の面からトルコを探っていきましょう！

トルコの代表料理①：メルジメッキチョルバス

「チョルバ」はトルコ語でスープのこと。スープは手ごろで栄養価が高いため、オスマン帝国時代からトルコの食卓に欠かせない料理として親しまれています。

中でも定番のスープがメルジメッキチョルバス（赤レンズ豆のスープ）で「エキメキ」というトルコのパンを浸しながら食べるのが一般的。ポタージュのようなとろみがあり、素朴でやさしい味わいです。クミンやターメリックなど好みのスパイスを加えていただきます。

トルコの代表料理②：ピデ

トルコ版のピザである「ピデ」はトルコの伝統的な料理。ピデの歴史は非常に古くオスマン帝国時代にさかのぼるため、こちらがイタリアのピザの原型ではないかといわれています。

小麦粉にイースト、塩、砂糖を加え水とともにこね上げ、舟形にした生地にひき肉やサラミ、卵、野菜、チーズなどの具材を乗せ高温の窯で焼き上げます。地域やお店によって様々なピデがあるため、バリエーションも豊富です！

トルコの雰囲気を楽しむには！

今回はトルコがどんな国なのかをご紹介しました。長い歴史と共に様々な文明が交わり栄えたトルコ、一度は行ってみたいですね！

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