更新日:2024年4月9日
エストニアってどんな国?中世バルト海沿岸で栄えた港湾都市を持つIT先進国
みなさんは、エストニアがどんな国かご存じでしょうか?
ニュースで見聞きした国が、実際はどんな国なのかを探っていく本シリーズ。今回はエストニアの基本情報をお届けします!
日本でも有名なアプリ「Skype」を産んだ国で、最先端の電子国家であるエストニアですが「どんな名所があるのか?」「どんな料理があるのか?」など、すぐにイメージできる方はそんなに多くないかもしれません。
いったいエストニアとはどんな国なのか、一緒にチェックしていきましょう!
エストニアはどこにある?
エストニアは、北ヨーロッパの共和制国家。南はラトビア、東はロシアと国境を接し、北はフィンランド湾を挟みフィンランドと、西はバルト海を挟みスウェーデンと相対する場所に位置し、大小2,000以上の島を有しています。
フィンランド、ラトビア、リトアニアなどとともにバルト海東岸に位置する国の一つで、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の中では最も北に位置しています。
エストニアの基本情報
ここではエストニアの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。
■エストニアの基本情報 | |
国名 | エストニア共和国 |
面積 | 約4.5万㎢ |
人口 | 約136.5万人 |
首都 | タリン |
国旗 | |
言語 | エストニア語(フィン・ウゴル語派) |
主要産業 | 製造業(機械、木材、製紙、家具、食品、金属、化学等)、卸売・小売、不動産、情報・通信など |
通貨 | ユーロ(1ユーロ=約164.46円/2024年4月現在) |
時差 | 日本よりマイナス6時間 |
エストニアの人気観光スポット
自然豊かな国でありながらIT先進国でもあるエストニア。どんな観光スポットが人気なのでしょうか?
エストニアの人気観光スポット:タリン旧市街
中世後期に北海およびバルト海沿岸地域の貿易を掌握し栄えたタリン旧市街は、1997年「タリン歴史地区」として世界遺産に登録されました。
入り口にそびえる「ヴィル門」をくぐると、まるでおとぎの国のような街並み。旧市街メインの「ラエコヤ広場」は12月にクリスマスマーケットが開かれ多くの人が集まります。
「太っちょマルガレータ」と呼ばれる大きな塔や、美しいロシア正教教会の「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」など中世ヨーロッパの雰囲気があふれ、時間を忘れて楽しめる名所です。
エストニアの食事情
バルト沿岸諸国としてドイツやスウェーデンの食文化に強い影響を受けているエストニアには、どんな料理があるのでしょうか?
今度は食の面から、エストニアはどんな国なのかを探っていきましょう!
エストニアの代表料理①:ブラッドソーセージ
冬の時期、特にクリスマスには欠かせない料理であるブラッドソーセージは、エストニアの郷土料理です。
豚の血、大麦、玉ねぎ、塩、コショウ、スパイス、マジョラムで作られており、ジャガイモや豚肉と一緒にじっくり焼き上げるのが一般的。ジャムやバター、サワークリームをつけていただきます。
よく似たものとして「ブラックプディング」というメニューもあるのですが、中に「大麦」が入っているのがブラッドソーセージなのでお間違えなく。
エストニアの代表料理②:ニシンのオープンサンド
バルト海に面しているエストニアは魚が豊富!特にニシンは馴染みのある魚で、ニシンのオープンサンドは、どの家庭の食卓にも必ず出てくると言っていいほど、エストニアではポピュラーなメニュー。
サンドに使うニシンは生、塩漬け、酢漬けと様々ですが、パンは必ず「レイブ」という黒パンを使います。黒パンの原料はライ麦。固くて独特な風味と酸味があるため新鮮なニシンと相性が良いとのこと。ネギやゆで卵と一緒にいただくのが定番です。
エストニアの雰囲気を楽しむには!
今回はエストニアがどんな国なのかをご紹介しました!
メルヘンチックな中世の街並みが魅力的なエストニア。
行ってみたいけれど、今すぐには行くことができない…そんな方は、エストニア産のウールを使ったスリーピングマスクを取り寄せてみるのはいかがでしょうか。
寒さが厳しいエストニアでは、ウールは生活に欠かせないもののひとつ。このスリーピングマスクを使ったら、エストニアの夢が見られるかもしれませんよ。
リンク先での売上の一部が当サイトに還元される場合があります。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
SNS
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。