パキスタンってどんな国？雄大な山々がそびえるインダス文明発祥の国

パキスタンはどこにある？

パキスタンは、南アジアに位置する連邦共和制国家。東にインド、西にアフガニスタン、南西にイラン、北東に中華人民共和国と国境を接しています。

北はアフガニスタンのワハーン回廊（アフガニスタン北東のバダフシャーン州に位置する東西に細長く伸びた回廊地帯）でタジキスタンと狭く隔てられており、オマーンとも海上で国境を接しています。また、パキスタンは世界で2番目にイスラム教徒の多い国*としても知られています。

*世界最大のイスラム国はインドネシアです。

パキスタンの基本情報

ここではパキスタンの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。

■パキスタンの基本情報
国名	パキスタン・イスラム共和国
面積	約79.6万㎢
人口	約2億4,149万人
首都	イスラマバード
国旗	画像：123RF
言語	ウルドゥー語（国語）、英語（公用語）
主要産業	農業、繊維業
通貨	パキスタン・ルピー（1パキスタン・ルピー＝約0.54円／2024年3月現在）
時差	日本よりマイナス4時間

参考：外務省HP「パキスタン・イスラム共和国基礎データ」

パキスタンの人気観光スポット

世界で2番目に高い山「K2」を筆頭に、雄大な山々がそびえるパキスタン。どんな観光スポットがあるのでしょうか？

パキスタンの人気観光スポット：モヘンジョダロ

現地の言葉で「死の丘」を意味するモヘンジョダロは、パキスタンのシンド州にあるインダス文明最大級の都市遺跡。1980年に「モヘンジョダロの考古遺跡」の名で世界遺産に登録されました。

モヘンジョダロは東に市街地エリア、西に城塞エリアの2つに分けられている「分離型」といわれる遺跡ですが、発掘されているのは2割程度とされており、現在も調査が進められています。未だに多くの謎を残し、考古学者たちから熱い視線を注がれるスポットです。

パキスタンの食事情

多様な民族や文化が集まるパキスタンは、地域によって料理も様々。東部はスパイシーな濃い味付け、西部と北部はマイルドな味付けと言われています。

今度は食の面からパキスタンがどんな国なのか探っていきましょう！

パキスタンの代表料理①：コフタカレー

コフタカレーは肉団子がゴロゴロと入ったカレーのことで、インドなどでもよく食べられています。コフタ＝「団子」を意味しており、パキスタンでは羊肉を使ったものが一般的。

スパイシーで辛いカレーソースは、サラッとしていて食べやすいといわれています。ゆで卵が入った「スコッチエッグ風コフタ」や、肉の代わりにジャガイモを使ったベジタリアンコフタなど、豊富なバリエーションもコフタカレーの魅力です。

パキスタンの代表料理②：ガジャルハルワ（ガージャルハルワー）

こちらは、パキスタンやインドでよく食べられているニンジンを使ったデザートです。すりおろしたニンジン、牛乳、砂糖、ギー（インドや南アジアで使われているバターのようなもの）、カルダモンを煮詰め、刻んだドライフルーツやナッツを合わせた一品。

温かいうちにいただくのが一般的で、パキスタンではニンジンが美味しい冬によく食べられています。

パキスタンの雰囲気を味わってみよう！

今回はパキスタンがどんな国なのかをご紹介しました！

情勢が不安定なこともあり、今すぐに訪れることは難しいパキスタン。
少しでも興味を持たれた方におすすめなのがパキスタン産の岩塩。お取り寄せして、お家でパキスタンカレーを作ってみるのもいいですね！

 

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