スイスってどんな国？大自然の魅力にあふれ、歴史的な名所も多い国

スイスはどこにある？

スイスは、中央ヨーロッパの真ん中に位置する連邦共和制国家。ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれた場所に位置し国境を接している内陸国です。

南のイタリアとの国境近くにアルプス山脈がそびえており、その北側には国の中央を東西にわたる「スイス高原」が広がっています。西のフランスとの国境にはジュラ山脈とレマン湖があり、ドイツとの国境は西側はライン川によって隔てられ、東側はボーデン湖が国境となっています。

スイスの基本情報

ここではスイスの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。

■スイスの基本情報
国名	スイス連邦
面積	約4.1万㎢
人口	約867万人
首都	ベルン
国旗	画像：123RF
言語	ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語
主要産業	金融、電力、観光、精密機械、化学薬品など
通貨	スイス・フラン（1スイス・フラン＝約168.85円／2024年3月現在）
時差	日本よりマイナス8時間

参考：外務省HP「スイス連邦基礎データ」、スイス連邦公式HP「産業」

スイスの人気観光スポット

大自然の魅力や歴史的な名所の多いスイスには、どんな観光スポットがあるのでしょうか？

スイスの人気観光スポット：ザンクト・ガレン修道院

1983年にユネスコの世界遺産に登録された「ザンクト・ガレン修道院」は、中世ヨーロッパに「知の聖地」として名を馳せた場所です。現在の建物は1755年から1768年に建設された後期バロック様式のもので、カテドラルの内装はバロック建築の傑作といわれる美しさ！

他にも、修道院付属図書館はスイス最古であり世界最大級の中世の図書館として有名。約17万冊ある蔵書のほとんどが、今でも読むことのできる状態を保っているそうです。

スイスの食事情

ドイツ、フランス、イタリアといった周辺国の食文化に影響を受けたスイスには、どんな料理があるのでしょうか。

次は、食の面からスイスがどんな国なのかを探っていきましょう！

スイスの代表料理①：チーズフォンデュ

スイスを訪れたなら、やっぱり本場のチーズフォンデュは外せませんよね。鍋の中の数種類のチーズを白ワインで溶かし、フォンデュ用のピックを使い、パンにチーズを絡めていただきましょう。

地域やレストランによって、使用するワインとチーズの種類、分量が違うためバリエーションは未知数。チーズの消化を助けることから、一緒に白ワインをいただくのが一般的です。ちなみに、チーズフォンデュの具材はパンとジャガイモが基本。日本のチーズフォンデュのように様々な野菜が出てくることはありません。

スイスの代表料理②：ツーリッヒャー・ゲシュネッツェルテス

ツーリッヒャー・ゲシュネッツェルテスは、スイス北部にあるチューリッヒ州の伝統的な料理です。薄切りの仔牛肉、炒めた玉ねぎ、マッシュルームを生クリームと白ワインで煮込んだもので、クリーム版ビーフストロガノフといった感じの一皿。付け合わせはレシュティ（ジャガイモのガレット）が一般的です。

19世紀頃に山岳地方の牛肉料理からアレンジして作られた、歴史あるスイスの味ですね。

スイスの雰囲気を味わってみよう！

今回はスイスがどんな国なのかをご紹介しました！
アルプスの美しい山々や世界遺産など魅力あふれるスイス。一度は行ってみたい国ですね。

今すぐ旅に出るのが難しい方は、現地の美味しいチーズを取り寄せて、まずは舌でスイスを感じてみるのもおすすめです。

 

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