ハンガリーってどんな国？古代ローマ時代から続く温泉大国

ハンガリーはどこにある？

ハンガリーは中央ヨーロッパの共和制国家。ヨーロッパのほぼ真ん中に位置しており、西にオーストリア、スロベニア、北にスロバキア、東にウクライナ、ルーマニア、南にセルビア、南西にクロアチアと国境を接している内陸国です。

国土の中心は、中央を流れるドナウ川によってほぼ二分され、東には大きな支流のティサ川も流れています。地中海から海洋性気候の影響を受け、冬も湿潤で曇りがちです。

ハンガリーは各地に温泉が湧き出ていることでも有名！公衆浴場が古くから建設・利用されてきました。

ハンガリーの基本情報

ここではハンガリーの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。

■ハンガリーの基本情報
国名	ハンガリー
面積	約9.3万㎢
人口	約960万人
首都	ブダペスト
国旗	画像：123RF
言語	ハンガリー語
主要産業	機械工業、化学・製薬工業、農業、畜産業
通貨	フォリント（1フォリント＝約0.41円／2024年3月現在）
時差	日本よりマイナス8時間

参考：外務省HP「ハンガリー基礎データ」

ハンガリーの人気観光スポット

治安は全般的に良好。訪れる人も多いハンガリーには、どんな観光スポットがあるのでしょうか。

ハンガリーの人気観光スポット：ブダペスト

ハンガリーを訪れたら、首都のブダペストは外すことができない場所。「ドナウの真珠」と称されるブダペストは、ドナウ川を挟んでブダ地区とペスト地区に分かれており、その2地区を結んだセーチェーニ鎖橋はブダペストの象徴ともいわれています。

ブダ城や世界で一番美しいといわれている国会議事堂など名所の多いブダペストは、過去と現在が融合した魅力的な都市です。ブダペストにも温泉施設があるので、日本の温泉と比べてみるのも楽しいですね！

ハンガリーの食事情

内陸国であるハンガリーでは魚よりも肉を使ったメニューが多くみられます。いったいどんな料理があるのでしょうか？

今度は食事の面から、ハンガリーがどんな国なのか探っていきましょう！

ハンガリーの代表料理①：グヤーシュ（ペルケルト）

グヤーシュはハンガリーの代表的な家庭料理です。ラードで炒めた牛肉と玉ねぎを、トマトとパプリカパウダーで煮込んだスープが基本の形。お店や家庭によってジャガイモやセロリなどの野菜を入れたり、羊肉や豚肉を使ったりとさまざまなバリエーションがあります。

また、サワークリームを加えると「パプリカーシュ」、ブダペスト以外ではグヤーシュではなく「ペルケルト」と呼び方も変わるそうです。

ハンガリーの代表料理②：クルトシュ（チムニーケーキ）

「煙突」という名前の焼き菓子で、結婚式やお祭りなどでよく振舞われるクルトシュ（チムニーケーキ）。街角や観光地の屋台でよく売られていて、外はサクサク中はもっちりとした食感がクセになる人も多いのだとか。

そのまま食べても美味しいクルトシュですが、シナモンパウダーを振りかけていただくのがハンガリーの伝統的なトッピング。ここ最近はクルトシュの中にチョコレートやクリーム、アイスなどを入れた食べ方が人気です！

ハンガリーの雰囲気を楽しむには！

今回はハンガリーがどんな国なのかを探ってみました！
魅力にあふれ治安も安定しているハンガリー。一度は行ってみたい国ですね。
今すぐ旅に出るのが難しい方は、まずはハンガリーが生んだ世界的に有名なあのパズルに挑戦してみるのもおすすめですよ。

 

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