更新日:2024年3月21日
アゼルバイジャンってどんな国?歴史と現代建築が交錯する火の国
みなさんは、アゼルバイジャンがどんな国かご存じでしょうか?
気になるあの国が、実際はどんな国なのかを探っていく本シリーズ。今回はアゼルバイジャンの基本情報をお届けします!
ニュースで耳にする機会が増えてきたアゼルバイジャン。どんなことが起きているのかは理解できても、それがどんな国での出来事なのかは詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
アゼルバイジャンはどんな国なのか、一緒にチェックしていきましょう!
アゼルバイジャンはどこにある?
アゼルバイジャンは、ユーラシア大陸のコーカサス地方、カスピ海の西岸にある国家。東ヨーロッパと西アジアの交差点に位置しており、東にカスピ海、北にロシア、北西にジョージア、西にアルメニア、南はイランに囲まれています。
飛び地のナヒチェヴァンは、北と東はアルメニア、南と西はイランに囲まれ、北西には10kmに及ぶトルコとの国境があります。
アゼルバイジャンの基本情報
ここではアゼルバイジャンの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。
■アゼルバイジャンの基本情報 | |
国名 | アゼルバイジャン共和国 |
面積 | 約8万6,600㎢ |
人口 | 約1,040万人 |
首都 | バクー |
国旗 | |
言語 | アゼルバイジャン語(テュルク諸語に属し、トルコ語やトルクメン語に近い) |
主要産業 | 石油・天然ガス、石油製品、鉄鉱など |
通貨 | マナト(1マナト=約86.77円/2024年3月現在) |
時差 | 日本よりマイナス5時間 |
アゼルバイジャンの人気観光スポット
カスピ海とシルクロードの中継地であるアゼルバイジャンには、どんな名所があるのでしょうか?ここからはアゼルバイジャンで人気の観光スポットをご紹介します!
アゼルバイジャンの人気観光スポット:ゴブスタン国立保護区
ゴブスタン国立保護区は1996年に保護区として認定され、2007年にユネスコの世界遺産に登録された観光スポット。
ゴブスタン国立保護区には60万点以上ものロックアートが遺っており、一番古いものでは20,000年遡るといわれるものまで! 太古の人々の生活、動物、宗教、戦いなどが描かれ、歴史的なロックアートを楽しむことができる場所です。
また、保護区内には泥火山という珍しい自然現象が見られる所や様々な遺跡もあり、アゼルバイジャンの歴史を肌で感じることができます。
アゼルバイジャンの食事情
国民の大半がイスラム教徒であるアゼルバイジャンの料理は、イランとトルコの影響を受けているといわれています。
そんなアゼルバイジャンには、どんな料理があるのでしょうか?今度は食事の面からアゼルバイジャンがどんな国なのか探っていきましょう!
アゼルバイジャンの代表料理①:シャーピラフ
アゼルバイジャンの代表的な料理はシャーピラフ。「王様のピラフ」という意味で結婚式やパーティーなどでも振舞われます。
肉(羊や牛)、米、ドライフルーツ(梅、レーズンなど)、野菜、サフランで作ったピラフを「ラヴァシュ」という無発酵パンで包んで焼き上げた料理。シャーピラフをケーキのようにカットすると、中から黄金のピラフがあふれ出します。お店によってピラフの具材は様々ですが、塩味ベースのピラフで食べやすいといわれています。
アゼルバイジャンの代表料理②:シェケルブラ
アゼルバイジャンの郷土菓子シェケルブラ。甘くないクッキー生地に、ローストして細かく砕いたクルミ、砂糖(ザラメやブラウンシュガー)、カルダモンをフィリングした焼き菓子です。
まるで餃子のような見た目ですが、ジャリジャリとした砂糖の食感やカルダモンとクルミの爽やかな香りがクセになります。アゼルバイジャンの新年や春の到来を祝う日には欠かせない一品です!
アゼルバイジャンの雰囲気を味わってみよう!
今回はアゼルバイジャンがどんな国なのかをご紹介しました。
情勢が不安定なため、アゼルバイジャンへの渡航はすぐには難しいですよね。
まだ行くことはできないけれど、アゼルバイジャンに興味が出てきた。そんな方には、アゼルバイジャンのフルーツワインを取り寄せて、その雰囲気を味わうことをおすすめします。
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【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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