これを読めば安心!韓国のタクシー攻略完全ガイド
街でK-POPを耳にしない日はないほど、衰えることを知らない韓流ブーム。コロナ禍も落ち着いてきたことで、近くて気軽に行ける旅行先として韓国を選ぶ人も多いのではないでしょうか。 そんな韓国観光の際に是...
更新日:2024年11月15日
大人気の観光地「韓国」。日本からは飛行機で約2時間半というお手軽さもあり、日帰り旅行を楽しむ方も多くいます。
一方で「日帰りでは満足できないのでは?」という声も聞こえてきます。そこで今回は、日帰り旅行で韓国をどれだけ楽しめるのか、現地へ行って徹底検証!
実際の観光体験をもとにモデルコースとタイムスケジュールを細かく設定しているので、日帰りでの韓国旅行を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
最初に、今回の韓国日帰り旅行のタイムスケジュールをご紹介いたします。
タイムスケジュール | 訪れたスポット |
01:55 | 羽田空港を出発 |
04:45 | 仁川国際空港に到着 |
05:30 | スパ・オン・エアーでリラックス |
07:00 | コンビニのキンパで軽めの朝食 |
08:00 | 空港鉄道A’REXでソウル市内へ |
09:30 | 活気あふれる南大門市場を散策 |
12:00 | 明洞駅周辺でランチタイム! |
13:30 | Nソウルタワーからソウルを一望 |
15:00 | ロッテマートでお土産購入 |
17:20 | ソウル駅から仁川国際空港へ移動 |
18:10 | 仁川国際空港でショッピング |
22:50 | 羽田空港に到着 |
現地ライターがテッパン&最新のスポットを効率よくめぐるプランをご提案!
今やすっかり流行の発信地となった韓国・ソウル。日本との時差がなく、飛行機で2~3時間で着くので1泊2日の弾丸旅行も可能です。グルメにショッピング、センスのいいカフェなど、初心者さんから韓国好きの方まで、誰もが満足できる“黄金の1泊2日プラン”をご紹介します。
今回の韓国日帰り旅行のフライト情報は以下のとおり。日帰り旅行で航空チケットを取る際の参考にしてください。
往路【ピーチアビエーション】:01:55羽田空港発→04:45仁川国際空港着
復路【大韓航空】:20:40仁川国際空港発→22:50羽田空港着
今回の日帰りモデルコースは主に明洞エリアを巡ります。効率よく観光地をまわれるスケジュールを組んだので、ぜひ参考にしてみてください。
羽田空港へ到着したら、チェックインを済ませて荷物を預けます。国際線は出発時刻の2時間前には空港へ到着しておくのがベスト。
機内で配られる入国カードに必要事項を記入しておきましょう。記載項目は、名前、性別、国籍、生年月日、職業、滞在先の住所・連絡先、渡韓の目的、サインです。
入国カードは韓国に到着した後、入国審査前に書くこともできますが、審査を受ける場所は非常に混み合うため事前に記入しておくのがおすすめ。
韓国に到着したら、最初に入国審査があります。パスポートと入国カードの準備をして飛行機を降りましょう。顔認証があるので帽子やサングラスは外しておきます。
入国審査後に荷物を受け取ったら、まずは空港内のコンビニへ。ソウル市内の地下鉄で使える交通系ICカード「T-money」を購入しておくと便利ですよ。
T-moneyカードはコンビニや駅の自販機など、場所によって様々なデザインで販売されていてそれぞれ値段が異なります。空港で販売しているこちらのカードは4,000ウォンで購入しました。
購入時、店員さんにチャージをするかどうかを聞かれます。電子マネーの残高がない状態ではカードが使えませんので、あらかじめチャージ用代金も用意しておきましょう。
まだお店も開いていない早朝に着いたので、今回は仁川空港第1ターミナル内にあるチムジルバンで少しゆっくりしようと思います。
ちなみに仁川空港の到着ロビー(1階)には、充電スポット付きのベンチが設置されています。4階や地下1階にも大きめの椅子があるので、座って体を休めることもできますよ。
韓国での快適な1日を過ごすため、まずは韓国式サウナ・チムジルバンへ!
仁川空港の第1ターミナル地下1階にあるスパ・オン・エアー(SPA ON AIR)はアクセスも抜群で、飛行機の疲れを癒すのにぴったりの施設です。
入り口のすぐ左手に受付。ここで利用時間を決めて料金を支払います。今回は6時間のコースにしました。
※シャワーとお風呂、ラウンジを利用できるコースは6時間と12時間の2種類で、利用時間帯によって料金が変わります。「シャワーとお風呂のみ」というコースも選べるので、軽く汗をながして、空港ベンチで仮眠をとりながらお店の開店時間を待つという過ごし方も可能です。
支払いを済ませたら、キャリーケースを預けます。荷物は1人1つまでは無料で預かってくれます。
スタッフさんが、フェイスタオル2枚と館内着、靴箱ロッカーの鍵、ラウンジのカードキーを渡してくれました。
指定の靴箱に脱いだ靴を入れます。
シャワーや着替えのスペースは男女別。着替えができるスペースは、日本でもよくある入浴施設の脱衣所のような感じでした。ロッカーは小さめなので、大きなリュックを入れるのは難しそう。
女性用の浴室は、半個室のようになったシャワーブースが8個。入浴スペースには丸い形をした湯船が4つあり、温度は40℃くらいに保たれていました。お湯加減も良く、リラックスできます。
製氷機や体重計のある脱衣所には、大きな鏡とドライヤー、綿棒、化粧水、乳液、ヘアスプレーと使い回しのクシが置かれていました。追加のアメニティなどはフロントでも購入できるようです。
お風呂から出て着替え終わったらラウンジへ行ってみましょう。受付でもらったカードキーをかざして入り口の扉を開けます。
ラウンジに入ってすぐの雑魚寝エリア。薄いマットの上に小さな枕が置いてあり、自由に利用可能。女性専用の仮眠スペースもあります。
部屋の奥に見えるのは、少し高さのあるベッドのような寝床。こちらのほうがリラックスできそう!人がいっぱいの日は早い者勝ちですね。
ラウンジスペースにはサウナが2つあり、1つは40℃くらいに保たれていました。寒がりな人は温かいスペースでゆっくり過ごせそうです。
もう1つのサウナは約70℃。人によっては暑くてすぐに出たくなる温度ですが、しっかりと汗を流して体を温めることが韓国のチムジルバンのポイントです。特に韓国の冬は寒さが厳しいため、繰り返しサウナに入るのがおすすめ。
充電できるスポットもあるのはうれしいですよね。ここで少し仮眠をとって、日帰り韓国旅行の体力を養いましょう!
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チムジルバンを終えて小腹がすいたので、第1ターミナルの1階にあるコンビニ、シーユー(CU)でお買い物。韓国のソウルフードであるキンパを購入し、近くのベンチで軽めの朝食タイムを過ごします。
コンビニのキンパは手軽に食べられる韓国グルメで、ちょっと小腹が空いたときにぴったりの商品です。パッケージ写真の男性は、韓国の料理研究家ペク・ジョンウォン先生とのこと。
具がたっぷり入ってちょうどいいサイズ感。甘辛くて美味しいキンパでした!
仁川国際空港から明洞エリアへ向かうなら、空港鉄道A’REXの直通列車が便利。仁川国際空港第1ターミナル駅からソウル駅を結ぶ路線で、移動時間は約45分。とにかく早く移動できます!
今回はスマホで乗車予約をしてみました。A’REXの予約HPから、出発駅と到着駅、出発日と出発時間、人数を入力して列車を検索します。
※全席指定の直通列車は、交通系ICカードのT-moneyでは乗車できません。
すると、指定時刻付近の列車一覧が表示されます。
該当の時間をタップすると、会員登録を促すメッセージが出てきます。ここで会員登録をしておくと割引が適用されますよ。
時間と座席、金額を確認し、決済をしたら予約完了。
予約を確認して、決済情報を入力すると、QRコードが表示されます。
A’REXの改札を通るときにはこのQRコードをかざしましょう。A’REXの改札はオレンジ色なのが特徴です。
車内はとても広々!清潔感もあり快適に過ごせました。
スーツケースなどの大きなカバンは各車両に設置された荷物ラックに置いておくことができますよ。
朝9時にソウル駅に到着。いよいよ韓国日帰り観光がはじまります。
まずは明洞を代表する市場「南大門市場(ナンデムンシジャン)」へ!ソウル駅から徒歩で10分ほどですが、今回は地下鉄に乗って、南大門市場に近い会賢(フェヒョン)駅へ移動します。
さっそく空港で購入したT-moneyカードを使って地下鉄を利用しましょう。ICカードをタッチして改札を通ります。
改札は日本のような自動式ではなく、回転するバーを回して入場します。
会賢駅に着いたら5番出口へ。地上へ出るとすぐに南大門市場のメインストリートです。
南大門市場は約600年もの歴史を誇るソウル最大級の市場。数万軒のお店が立ち並び、ショッピングや食べ歩きを楽しむことができます。
市場のメインストリートには洋服やバッグ、帽子などの屋台が勢ぞろい。午前の時間をたっぷり使って、南大門市場で掘り出し物を探しましょう。
今回はメインストリート沿いにある3つのお店を訪れました。食べ歩きにおすすめの屋台もご紹介!
市場に足を踏み入れてすぐの場所にアクセサリーショップを発見。お店の外までたくさんの商品が並んでいます。
ピアスにイヤリングに、カチューシャなどのヘアアイテム。店内では数えきれないほどのアクセサリーを販売しています。
すべての商品をじっくり見るのが難しいほど豊富!気になるアイテムはとりあえず手に取ってしまうのがベストです。
こちらのピアスは7,000ウォンとお手頃価格。ほかにも使い勝手のよさそうなアクセサリーがリーズナブルに揃います。
市場を進むと、バッグの販売店がありました。天井からぶら下がったたくさんのカバンに思わず目を奪われます。
店内の商品は100,000ウォン以下で購入できるものばかりなので、じっくり見て回りたくなりますね。
スーツケースや雑貨、クリスマスなどシーズンに合わせたアイテムも販売しているため、掘り出し物を探すのにぴったりなお店です。
市場の奥には帽子のお店もありました。壁に設えた棚から店外まで、所狭しと商品が並んでいます。
暖かそうな帽子を発見。様々なデザインのものが安価に揃うので、いくつか購入したくなります。
この日は「2つ買うと15,000ウォン」になるお得なサービスもありました。帽子を大量買いするなら要チェック!
駅からメインストリートをまっすぐ進んで行くと、南大門市場の端にある第2ゲート付近でホットクを販売する屋台を見つけました。ショッピングの休憩がてら、野菜ホットクを購入!
アツアツの生地をかじってみると、中には野菜チャプチェが入っています。辛さは全くなく、とても美味しくてすぐに食べ終わってしまいました。
こちらの屋台ではクルホットク(蜂蜜ホットク)とあずきホットクも販売中。「ホットク冷凍包装されます。日本に持っていけるように包装してあげます」という看板が出ていましたので、季節によってはお土産として購入することもできそう!
南大門市場はどのお店も卸売りなので、ソウル市内よりも商品をお得に買うことができます。まさに掘り出し物を探すのにぴったり!旅費を節約するならぜひ訪れたいスポットです。
中には値段交渉制のお店もあるので「カカジュセヨ(値引きしてください)」と言えば値引きしてくれるかも?夕方には閉まってしまう店舗が多いので、朝の時間帯にショッピングを済ませるのがおすすめです。
南大門市場でショッピングを満喫したら、グルメが充実する明洞駅周辺でランチタイム。会賢駅から地下鉄4号線で隣の明洞駅へ移動します。
お目当ては明洞で大人気のお店「明洞餃子」のカルグクスという麺料理。明洞餃子は1966年創業の老舗店で、いつ訪れても行列ができるカルグクスの名店です。
明洞駅の8番出口から明洞餃子までは徒歩3分ほど。お昼時なので店内は混雑していました。行列している場合もあるので、日帰り旅では待ち時間も想定しておきましょう。
お店に入ると店員さんが席を指定してくれます。店内の壁にメニューがいくつか載っていたので名物のカルグクスを注文!
メニュー表には日本語で「前払いです。」と記載されていたので、注文の時に店員さんに現金を手渡します。
数分待っていると、カルグクスが到着。一緒にキムチもついてきました。
看板メニューなだけあって、自家製の手打ち麺とスープはどちらも抜群の美味しさ。見た目はシンプルですが、ニンニクの効いた味でどんどん箸が進みます。
おかずのキムチはとっても辛いので、辛みが苦手な方はスープの中に入れて辛さを和らげて食べましょう。
スープの上にはワンタンも乗っていて、ボリューム感があります。午後の観光にそなえて、お腹がいっぱいになるまで味わいました!
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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