更新日:2024年3月8日
カーボベルデってどんな国?海運の要所として栄えた美しい海が広がる島国
みなさんは、カーボベルデがどんな国かご存じでしょうか?
バスケットボール強豪国として名を馳せているカーボベルデ。日本代表との試合でカーボベルデという国を初めて知ったという方もいらっしゃるのでは?
ニュースで見聞きしたあの国が、実際はどんな国なのかを探っていく本シリーズ。今回はカーボベルデの基本情報をお届けします。
カーボベルデっていったいどんな国なのか、一緒にチェックしていきましょう!
カーボベルデはどこにある?
カーボベルデ諸島(ヴェルデ岬諸島)は、10の島(うち9島が有人)と8の小島から構成されています。
大西洋の中央、北西アフリカの西沖合のマカロネシアに位置するバルラヴェント諸島とソタヴェント諸島からなる共和制の国家で、西アフリカ大陸部から約375キロ離れた場所に位置しています。
カーボベルデの基本情報
ここではカーボベルデの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。
■カーボベルデの基本情報 | |
国名 | カーボベルデ共和国 |
面積 | 約4,033㎢ |
人口 | 約56.2万人 |
首都 | プライア |
国旗 | |
言語 | ポルトガル語、クレオール語 |
主要産業 | 農業(バナナ、サトウキビ)、漁業(マグロ、ロブスター) |
通貨 | カーボベルデ・エスクード(1カーボベルデ・エスクード=約1.48円/2024年3月現在) |
時差 | 日本よりマイナス10時間 |
カーボベルデの人気観光スポット
ここでは、カーボベルデに行ったら一度は訪れたい人気の観光スポットをご紹介します!
カーボベルデの人気観光スポット:シダーデ・ヴェーリャ地区
サンティアゴ島にあるシダーデ・ヴェーリャは、首都プライアから15kmのところに位置しているカーボベルデ最古の居住地。首都だったこともあり、かつてはリベイラ・グランデと呼ばれていました。
2009年に「リベイラ・グランデの歴史地区シダーデ・ヴェーリャ」として世界遺産に登録された、歴史を感じられる場所です。現在でも大西洋における寄港地であるとともにクレオール文化の中心地。とても小さな街ですが、レストランやカフェ、お土産屋もある充実したスポットです。
カーボベルデの食事情
ポルトガルと西アフリカのクレオール文化が融合したカーボベルデにはどんな料理があるのでしょうか?食事情からもカーボベルデを探っていきましょう。
カーボベルデの代表的料理1:カシューパ(カチュパ)
カシューパは、国民食といわれているほどカーボベルデではメジャーな料理。トウモロコシ、豆、野菜(キャッサバ、サツマイモなど)、魚や肉(ソーセージ、豚、牛、ヤギ、鶏)を煮込んだもので、卵の目玉焼きと一緒に食べるのが定番です。
各島によって使用する食材が変わるため、カシューパを揚げたアレンジメニューなどバリエーションも豊富。カーボベルデでは欠かせない一皿です。
カーボベルデの代表的料理2:アトゥンアラバッサ
大西洋の孤島であるカーボベルデは漁業が盛んな国。なかでもマグロとロブスターは有名で、日本のマグロ漁船が停泊するほど。
そんな美味しいマグロを使ったアトゥンアラバッサは、厚切りにしたマグロをソテーしてトマト、玉ねぎ、黒オリーブで作ったソースをかけていただきます。新鮮なマグロが豊富に取れるカーボベルデ、訪れたら一度は食べてみて!
カーボベルデの雰囲気を味わってみよう!
ふらっと旅行で行くには少し遠いカーボベルデ。
最後に、カーボベルデ料理の作り方をシンプルに教えてくれるレシピブック(洋書)をご紹介いたします。
どんな国なのかをより詳しく知るために、カーボベルデの料理本を取り寄せてみるのもいいですよね。まずは食からカーボベルデを身近に感じてみるのはいかがでしょう?
美しい海が広がるカーボベルデ。いつかは行ってみたいですね!
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【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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