1・2・3月のフランスの気温と服装を徹底解説【2024年版】フランス旅行前に各都市の気温を知ろう!
1・2・3月のフランスの気温は何℃くらいになるのでしょう? フランス旅行を考えている方にとって、気温の情報は見逃せませんよね。現地での服装をはじめ、暑さ・寒さ対策に何を持っていけば良いのかなど、気温...
更新日:2024年2月27日
4・5・6月のフランスの気温は何℃くらいになるのでしょう?
フランス旅行を考えている方にとって、気温の情報は見逃せませんよね。現地での服装をはじめ、暑さ・寒さ対策に何を持っていけば良いのかなど、気温をもとに計画することはたくさんあります。
今回は4・5・6月のフランスの気温と現地での服装を徹底解説。フランスに到着してから困らないように事前にチェックしておきましょう!
フランスには日本と同じように四季がありますが、国土が広大なため地方によって天候が異なります。西岸海洋性、地中海性、大陸性と3つの気候が共存しているのが大きな特徴です。
地方ごとの違いはありますが年間を通じて穏やかで、極端に暑い寒いということもありません。まずは代表的な各都市の気温をざっくり把握しておきましょう。
フランスの気象局などの機関が発表している4・5・6月のフランスの月平均気温は以下のようになっています。
月 | パリ | マルセイユ | リヨン | トゥールーズ | ニース |
4月 | 12.2℃ | 13.1℃ | 11.2℃ | 12.4℃ | 14.1℃ |
5月 | 15.6℃ | 17.4℃ | 15.1℃ | 15.9℃ | 17.8℃ |
6月 | 18.8℃ | 21.1℃ | 19.4℃ | 20.2℃ | 21.5℃ |
4・5・6月のフランスの気温と現地での服装を各都市ごとに、より詳しく見ていきましょう!
フランスの首都、パリはヨーロッパを代表する世界都市の一つです。美しい建造物や伝統的なカフェやレストランなど歴史と文化が息づく魅惑の街。北海道より北に位置しますが北海道よりは温暖で、年間を通して雨は少なく湿度も低めです。パリの4・5・6月の平均最高気温は20.7℃、平均最低気温は11.3℃と、東京より少し低いくらい。
春の訪れが東京より少し遅いパリも4・5月になれば暖かくなってきます。日中はカットソーやシャツに羽織もので過ごせますが、夜になるとまだ冷え込むのでコートやジャケットがあると安心。日々の寒暖差が大きく1日の中でも温度変化が激しいので、重ね着や防寒インナーなどで調節してください。5月は雨が多めなので傘やレインコート、雨具の用意をおすすめします。
6月は初夏の装いで長袖Tシャツや軽いコートなどでおしゃれを楽しんでください。スカーフは首はもちろん、バッグに巻いても良しベルト代わりに良し、一枚あると重宝しますよ。
月 | 最高気温 | 最低気温 | 月の平均気温 | 降水量 |
4月 | 17.3℃ | 8.2℃ | 12.2℃ | 41.9mm |
5月 | 20.8℃ | 11.4℃ | 15.6℃ | 59.7mm |
6月 | 24.0℃ | 14.4℃ | 18.8℃ | 44.1mm |
プロヴァンス地方の中心、マルセイユはフランス最大の港町で、古くから貿易の中心地として発展した場所です。ブイヤベース発祥の地であり新鮮なシーフードが堪能できます。温暖で過ごしやすくのんびり旅行したい方にぴったり。マルセイユの4・5・6月の平均最高気温は22.0℃、平均最低気温は17.2℃です。
4・5月はすっかり春。昼間は半袖で過ごせますが、朝晩はまだ肌寒い日もあるので羽織ものは必須です。ジャケットやブルゾンを持っていくことをおすすめします。散策にはもってこいの季節なので、動きやすいパンツスタイルやスニーカーが便利。
6月になると気温はさらに上がり夏の暑さになります。Tシャツや薄手のワンピースなど軽装でOKですが、カーディガンや軽い上着があると安心。海に面したマルセイユでは海風が吹くので防風加工のアウターもおすすめですよ。
月 | 最高気温 | 最低気温 | 月の平均気温 | 降水量 |
4月 | 17.7℃ | 8.5℃ | 13.1℃ | 57.9mm |
5月 | 22.2℃ | 12.6℃ | 17.4℃ | 41.2mm |
6月 | 26.1℃ | 16.0℃ | 21.1℃ | 25.4mm |
ヨーロッパ有数の商業都市であるリヨン。世界遺産に指定された中世の街並みがそのまま残る旧市街地は必見。美食の街として知られているのでグルメ旅も楽しめそうですね。そんなリヨンの4・5・6月の平均気温は最高19.6℃、最低9.5℃です。
4月はまだ寒さが際立つ時期です。比較的暖かい日中でも長袖がおすすめ。ニットや厚手のスウェットで過ごしましょう。5月になると気温が上がるので長袖シャツやカットソーにジャケットなどの組み合わせが良いでしょう。6月は初夏になり半袖でも快適ですが、朝晩は肌寒くなるのでカーディガンなどの羽織ものは必ず持っておきたいですね。
リヨンは雨が降りやすいので雨具を用意してください。また石畳が多いので足元には注意が必要。滑りにくさや歩きやすさを考慮しつつおしゃれなスニーカーやフラットシューズがおすすめです。
月 | 最高気温 | 最低気温 | 月の平均気温 | 降水量 |
4月 | 15.3℃ | 5.6℃ | 11.2℃ | 72.3mm |
5月 | 20.0℃ | 9.9℃ | 15.1℃ | 87.7mm |
6月 | 23.5℃ | 13.1℃ | 19.4℃ | 80.2mm |
ガロンヌ川の両岸に広がるトゥールーズは、地中海につながる世界遺産のミディ運河を眺めることもできる、水路に囲まれた街です。赤れんがやテラコッタ瓦の建物が多いことから「バラ色の街」と呼ばれています。ミシュランの星つきレストランも楽しみの一つ。トゥールーズの4・5・6月の平均気温は最高20.3℃、最低10.0℃です。
4・5月は日中は暖かくなります。シャツやカットソーで過ごせますがジャケットやニットも用意して朝晩の冷え込みに備えてください。特に夜になると気温がグッと下がるため、防寒インナーなどでうまく調節しておしゃれを楽しみましょう。
6月になると初夏になり昼間はTシャツやショート丈のボトムスで、カジュアルな軽装が快適。ただし夜の外出でレストランなどへ行く場合は少しフォーマル感を意識するのがおすすめ。ジャケットやワンピースが良いでしょう。
トゥールーズは徒歩での観光が多くなるので履きなれたスニーカーなどがおすすめです。
月 | 最高気温 | 最低気温 | 月の平均気温 | 降水量 |
4月 | 16.2℃ | 6.5℃ | 12.4℃ | 67.0mm |
5月 | 20.5℃ | 10.3℃ | 15.9℃ | 77.0mm |
6月 | 24.2℃ | 13.3℃ | 20.2℃ | 64.0mm |
コートダジュール地方の中心都市であるニースは、世界的に有名なフランス最大のリゾート地です。長らくイタリア文化圏に属していた影響で、言語や風習、食文化はイタリアに近いのが特徴。地中海性気候のため一年を通じて気候は安定しています。ニースの4・5・6月の平均気温は最高14.2℃、最低6.9℃。
海沿いで温暖なためこの時期は春から夏の季節を思い切り楽しめます。日中、特に晴れた日はTシャツやシャツ一枚で過ごせますが、朝晩はまだ肌寒くなることもあるのでジャケットやニットがあると安心です。足元が冷えないようにインナーで工夫すると良いでしょう。ニースは街歩きが多くなるので履き慣れたスニーカーやサンダルが最適。昼間は日差しも強くなるので紫外線対策の羽織ものやサングラス着用をおすすめします。
リゾート地のため夜の外出時などは少し華やかな装いにしても違和感がありません。カフェやレストランへ、おしゃれをして出かけましょう!
月 | 最高気温 | 最低気温 | 月の平均気温 | 降水量 |
4月 | 17.4℃ | 10.8℃ | 14.1℃ | 62.0mm |
5月 | 21.0℃ | 14.5℃ | 17.8℃ | 37.5mm |
6月 | 24.6℃ | 18.1℃ | 21.5℃ | 33.9mm |
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
SNS
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。