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更新日:2024年8月5日
今回はソウルの宿泊費を少しでも節約したい人におすすめ!モーテルをご紹介します。
モーテルはショートタイムでも利用できる簡易ホテルといったイメージ。
プライベート空間でありながらホテルよりも割安で泊まることができますよ。
街で見かけることはあっても利用したことはないという人がほとんどなのではないでしょうか?
今回は、韓国ソウルで実際にモーテルを利用して、実際の利用方法やシステムにういて徹底的にレポートします!
モーテルとはアメリカ発祥の宿泊施設。自動車で移動する人のためのホテル「motorists hotel」が語源になります。
アメリカでモーテルというと幹線道路沿いにある宿泊料金が安い宿泊施設という位置付け。車での利用が前提となるので駐車場に面した立地が一般的です。
一方、韓国でモーテルというと街中にある安価な宿泊施設を指します。短時間で利用するカップルだけでなく、ビジネスマンが仮眠をするのに利用したり、観光客が宿泊費を節約したりするのにも使われます。
ここからは、韓国のモーテルの料金やアメニティ、宿泊方法などについて解説します。
韓国のモーテルの宿泊料金は、一泊30,000~50,000ウォンが相場です。
基本的に人数あたりの料金設定ではなく、一部屋ごとの値段になるので、1人で泊まるよりも複数人の方がコストを抑えることができます。
モーテルによっては、宿泊ではなく休憩としての利用も可能です。休憩料金は一泊するよりも値段は安く設定されています。
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アメニティは、部屋に設置してあるところもあれば、受付で鍵と一緒に渡されることもあります。
アメニティは洗顔、カミソリ、歯ブラシ2本などがあります。歯磨き粉は歯ブラシについているのではなく、家庭で使うような大きなものが部屋に置いてあることが多いようです。
韓国のモーテルの一般的な部屋の設備としては、クーラーなどの空調関係やテレビ、冷蔵庫、コンセントは複数あります。
他にもドライヤーや充電ケーブル、電気ポット、ティッシュ、ガウンなどもあります。
お風呂周りには、タオルにシャンプー、リンス、ボディソープなどが一式置いてあるので、こだわりがなければ荷物をあまり持たずに泊まることができます。
このように一般的なホテルと設備はあまり変わりませんが、違う点もあります。
例えば、テレビだけではなくパソコンが置いてあることが多いです。パソコンとデスクトップにキーボードなどのPC設備が整っています。
他にも洗面台には、ハンドソープではなく固形石鹼が置いてあります。
トイレの横には、ごみ箱も置いてあります。日本とは違い、トイレットペーパーをそのまま流すのではなく、ごみ箱に入れることが多いので注意してください。
また、モーテルには、階ごとにウォーターサーバーがあるところもあります。その場合は、部屋にある紙コップや普通のコップで飲むことが可能です。
モーテルでのチェックインは、受付窓口で従業員に話しかけてチェックインするところもあれば、タッチパネルを使って泊まる部屋を選択するところもあります。なお支払いは前払いとなります。
またモーテルは普通のホテルと同じように、チャックインした後に、荷物を部屋に置いて食事や買い物など自由に出入りができます。
チャックアウトは、エレベーター横などに設置してあるボックスに鍵を入れるだけです。
韓国のモーテルは、一般的なホテルと同じように事前に予約することができます。
部屋が空いていれば飛び込み出宿泊も可能ですが、トラブルを避けるためにも予約をしておくことがおすすめです。「hotels.com」や「agoda」のような大手宿泊予約サイトにも掲載されているので出国前に予約をしましょう。
今回は実際に韓国ソウルのモーテルに泊まってみました。予約なしでのチェックインの仕方、設備や使い心地をレポート。
実際に韓国でモーテルを利用したい人は参考にしてください。
「眠らない街」と呼ばれる韓国ソウルの東大門。朝まで営業するファッションビルや問屋市場で賑わう繁華街を訪れました。
東大門の名物「タッカンマリ」を堪能してナイトショッピングを楽しんでいたら時間は夜の11時。今回の目的である「モーテル」を探します。
韓国ソウルの繁華街にはたくさんのモーテルがあります。「motel」や「hotel」と記載された看板を探しましょう。
早速、「hotel」と書かれた看板の宿を発見しました。ホテルの名前は「プラス・ホテル」です。
入口はこのようになっています。駐車場も完備されていました。
駐車場の奥にモーテルの入口があります。
どのような部屋になっているかが分かるパネルが展示されています。部屋は広くはなさそうですが清潔そうです。
モーテルの入口を入ると「INFORMATION」と書かれた受付がありました。日本語・英語は通じませんでしたが「チェックイン」「ステイ」などの単語でチェックインをすることができました。
今回は問題なくチェックインできましたが、翻訳アプリなどを利用するとスムーズ。韓国語の翻訳アプリはNAVERが運営しているNAVER papagoがおすすめです。
宿泊料金は60,000ウォンでした。だいたいの相場は40,000~60,000ウォン休憩は3時間で20,000ウォンくらいになります。支払いは現金、クレジットカードが利用可能。支払いをするとルームキーとアメニティが渡されます。
フロントで渡されたアメニティの中身は、洗顔フォーム、剃刀、歯ブラシ2本等でした。
ロビーにはコーヒーマシンや電子レンジがあります。コンビニでお弁当を買って持ち込んだり、テイクアウトした料理を温めることができるので電子レンジがあるのは嬉しいですね。
今回宿泊する部屋は5階。エレベーターが完備されているので、楽に部屋まで移動することができます。
廊下は少し薄暗い雰囲気。廊下の左右に部屋が配置されている作りです。
廊下にはウォーターサーバーがありました。コップは部屋に備え付けのものを利用します。
ルームキーはカードの電子式。カードをかざすとロックが解除されます。
ドアを開けて中に入ると0.5畳くらいのスペースの玄関が。2名分のスリッパが用意されています。
正面には2つのドアがあります。向かって左手が部屋、右手が洗面所のようです。
玄関にはカードを差し込むと電気が付くカードスイッチがあります。
左手のドアを開けて部屋に入ります。室内はなかなか快適そうです。
室内にはベッドのほかに作業デスク、冷蔵庫、ドライヤーなど一般的なホテルと変わらない設備です。
ベッドの正面には、大画面のテレビが設置されています。
エアコンも完備。エアコンのリモコンはハングル表記のみでしたが翻訳アプリで解読することができました。
充電ケーブルは、USBタイプB、タイプCの2種類とライトニングケーブルの3タイプ備え付けられていました。
ドライヤーはちょっとレトロなものが設置されています。風力はそこそこありました。
電子ケトルもあります。
冷蔵庫の中にはサービスドリンク。
洗面所もチェックしましょう。
ユニットバスタイプ。バスタオルは2枚用意されていました。
アメニティに歯磨き粉がなかったので気になっていましたが、日常サイズの歯磨き粉が置かれていました。
使い切りサイズではなく日常サイズの歯磨き粉が置かれているのは韓国のモーテルではよくあることのようです。
シャンプー、リンス、ボディソープがあります。業務用の安価なもののようでしたので、こだわりがある方はトラベル用を持参するのがおすすめです。
シャワーの水圧は強くはないですが弱すぎることもなく許容できる範囲でした。
洗面所はすごく清潔とは言えませんが、最低限の設備は揃っているので宿泊施設としては問題ないでしょう。
実際に韓国のモーテルに宿泊してみましたが、普通に宿泊することが可能だと分かりました。一般的なホテルに比べ半額くらいの宿泊料金なので宿泊料金を節約したいという人に韓国のモーテルはおすすめです。
ただしアメニティや設備にはあまり期待せず、必要なものは持参するようにしたほうが良いでしょう。
通常のホテルよりも価格を抑えて宿泊できる韓国のモーテル。
建物の中にレストランなどの設備はなく、部屋の清潔度など少し気になる点もありましたが、宿泊費を安く抑えたいという方にはおすすめの宿泊施設です。
モーテルによって部屋の清潔さや設備などに差があるため、事前に調べて予約をしておくことをおすすめします。
モーテルで宿泊してコスパよく韓国旅行を楽しんでみてください!
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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