【釜山】SNSで話題!レトロかわいい観光列車の海雲台ブルーラインパーク
韓国第二の都市と言われる釜山では、ここ数年で観光スポットが続々オープンし注目をあつめている。 なかでも釜山を代表するビーチ、海雲台に誕生した「海雲台ブルーラインパーク」がSNS映えするかわいい見た目...
更新日:2023年9月22日
韓国の南東沿岸、慶尚北道にある歴史都市、慶州(キョンジュ)。
三国時代から統一新羅時代までの約1000年間新羅(シルラ)王朝の古都で、当時の史跡や古墳が多く残っている。
都心とは違った慶州ならではの歴史感溢れる雰囲気を味わいながらのんびり散歩をしてみては?
釜山から韓国高速鉄道KTXで、約30分で行ける慶州は慶州歴史地区として世界文化遺産にも登録されている。王族たちの古墳や離宮などかつての遺跡が今でも多く残っていて、「屋根のない博物館」とも言われるほど!
数多くの遺跡のなかでも2つを厳選したので、実際に訪れて新羅文化を感じてみよう。
新羅時代の背徳王治世、751年に宰相であった金大城(キム・デソン)が創建に着手した寺院。金大城の逝去後、国が引き継ぎ、その完成を果たしたと伝えられている。
1995年には、「石窟庵(ソックラム)」とともに韓国で初めてユネスコ世界文化遺産に登録された。仏塔や石搭、橋など殿閣から7つが国宝に指定されており、その内の6つは仏国寺で観ることができる。
■仏国寺(プルグッサ)/불국사
住所:慶尚北道 慶州市 仏国路 385
電話番号:054-746-9913
営業時間:9:00〜17:00(2月は7:30~ 17:30、10月は7:00~17:30、11月~1月は7:30~)
休業日:無休
>公式HP
約3万8000坪もの広大な敷地を有する史跡公園。23墓もの様々な古墳が連なっていて、古墳の間にある散策路を歩いたり、古墳に上ったりすることができる。
なかでも有名なのが、内部を見学できる「天馬塚」。この古墳から発掘された金冠などは国宝に指定されている。さらに慶州最大の規模を持つ古墳「皇南大塚」、新羅時代の第 13 代王が葬られた「味鄒王陵」など、多くの古墳が現存している。
■大陵苑(テヌンウォン)/대릉원
住所:慶尚北道慶州市鶏林路9 一帯
電話番号:054-772-6317(大陵苑管理事務所)
営業時間:9:00〜22:00
休業日:無休
慶州の歴史スポットをみて周るのも楽しいけれど、レストランやカフェで休憩したり、お買い物を楽しんだりするのも旅の醍醐味。メディアでも取り上げられた有名なレストランや若者に人気のスポットなど、イチオシをご紹介!
皇理団ギルとは、レストランやカフェ、雑貨屋さんが多く並ぶ大陵苑の隣の路地のこと。1960〜1970年に建てられた古い建物がそのまま保存されており、歩いているだけで当時の風情を感じられる。多くのカフェやレストランなどは伝統韓屋や古民家をリノベーションしたもので、モダンさのなかに懐かしい雰囲気が漂う。このニューレトロな雰囲気が、トレンドに敏感な若者から支持され、人気のスポットとなっている。
■皇理団ギル(ファンニダンギル)/황리단길
住所:慶尚北道慶州市鮑石路 一帯
電話番号:54-772-3843(慶州駅観光案内所)
営業時間:店舗により異なる
休業日:店舗により異なる
新慶州駅からバスで約1時間、タクシーで約30分の場所にあり、様々なメディアでも取り上げられる有名店。この店の人気メニューは、コチュジャンベースの冷たいスープに野菜とユッケがのった韓牛ユッケムルフェ。ご飯と麺が付いていて、これ一つで満足できる1品。他にも冷たいスープに入ったカルビタン2万Wや新鮮な野菜とユッケを使ったユッケビピンパッ1万4000Wなどのメニューもある。
■ウマワン 本店/우마왕 본점
住所:慶州市スムモリキル168
電話番号:054-775-7188
営業時間:10:00〜21:00
休業日:火曜
皇理団ギルや月精橋(ウォルジョンギョ)の近くの韓屋村、校村マウルにあるレストラン。新羅第29代王である武烈王の娘、瑤石王女がかつて暮らしていた宮廷跡に慶州の名門・崔家がお店を構えたという。約300年前に建てられた旧邸は、建物自体が歴史的建造物で、まるで新羅時代にタイムスリップしたかのよう。店名には瑤石王女の名前も使用されている。今でも崔家の子孫が店を運営しているそうで、有名人も訪れるほど人気だとか。
■瑶石宮(ヨソックン)1779/요석궁 1779
住所:慶尚北道慶州市校村アンギル 19-4
電話番号:054-772-3347
営業時間:11:30~15:30、17:00~21:00
休業日:火曜※祝日の場合は営業
>公式HP
昼間の明るい時間に訪れるのもいいけれど、慶州には夜になるとライトアップされる素敵なスポットも。昼とはまた違った表情に出会えるはず。カメラを持参して、記念に残る一枚を撮影しよう。
統一新羅時代に架けられた橋。朝鮮時代に一度失われたが、2018年4月に復元された。三国史記によると760年建築と記録されており、新羅の王宮・慶州月城(ウォルソン)と世界遺産に登録されている南山(ナムサン)を結んでいたという。夜はライトアップされ、昼間とは違った幻想的な雰囲気が味わえる。門楼の2階にはデジタル展示館があり、橋の建築の歴史や出土した遺物を紹介している。
■月精橋/월정교
住所:慶尚北道慶州市校村アンキル31 一帯
電話番号:54-772-3843(慶州駅観光案内所)
営業時間:9:00~22:00
休業日:無休
新羅時代初の女王、善徳女王(ソンドッヨワン)の治世に造られた東洋最古の天文台。直線と曲線が調和した筒状の塔で、長さ約30cmの石を重ねて造られている。1962年12月に国宝に指定された。天文台では星の位置を観測するだけでなく、窓から差し込む光で気象を観測したり、日食の観察をしたりしていたそう。23基の古墳が集まる大陵苑(テヌンウォン)の近くにあるので合わせて訪れるのがおすすめ。
■瞻星台(チョムソンデ)/첨성대
住所:慶尚北道慶州市瞻星路140-25
電話番号:54-772-3843(慶州駅観光案内所)
営業時間:9:00~22:00(冬季21:00まで)
休業日:無休
取材協力:韓国観光公社
>公式HP
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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