【釜山】最新スポット!「BUSAN X the SKY」で、釜山の絶景を満喫しよう
美しいビーチで知られる韓国第二の都市、釜山。 最近では海雲台ブルーラインパークやロッテワールド・アドベンチャー釜山といった新たな観光スポットが誕生し、話題に! その中でも海雲台に位置する「BUSA...
更新日:2023年9月22日
韓国第二の都市と言われる釜山では、ここ数年で観光スポットが続々オープンし注目をあつめている。
なかでも釜山を代表するビーチ、海雲台に誕生した「海雲台ブルーラインパーク」がSNS映えするかわいい見た目で大人気!
一体どのようなスポットなのか、実際に行ってみた様子をレポート!
海雲台ブルーラインパークは、2020年にオープンした観光列車。もともと釜山の釜田(プジョン)駅と蔚山(ウルサン)~慶州(キョンジュ)間を運行していた旧東海南部線の廃線区間を一部再開発し生まれた。
海雲台ブルーラインパークを利用して移動できるのは、尾浦(ミポ)~青沙浦(チョンサポ)~松亭(ソンジョン)に至る4.8キロメートル区間。釜山の海を眺めながら観光列車に乗って移動してみよう。
海雲台ブルーラインパークの車両は2種類。ひとつは「海辺列車」と呼ばれる長方形の大きな車両で、30人以上が一度に乗車できる。色も赤、青、黄色などがありレトロっぽいデザインがかわいい。座席は木製でベンチのような椅子になっており、どこか懐かしい雰囲気。海が眺められるよう座席は全て海岸側を向いている。
海雲台ブルーラインパークのもうひとつの車両、スカイカプセルは海辺列車の上、地上10メートルにある空中レールをゆっくり進む小さな列車。乗車人数は最大4人で、座席は二人掛けのベンチのような椅子が向かい合い、中央にテーブルが配置されている。海辺列車に比べるとかなり小さいスペースで個室のプライベート空間なため、友達同士やカップルにおすすめ。
停留所は、尾浦停留所→タルマジトンネル→青沙浦停留所→タリットル展望台→九徳浦(クドッポ)→松亭駅停留所の全部で6つ。海辺列車 はすべての駅に停車するが、スカイカプセルは尾浦停留所から青沙浦停留所区間のみの運行になる。途中のタルマジトンネルは通過するので乗車する場合は注意しよう。
海辺列車はシーズン(5・6・9・10月)とピークシーズン(7・8月)は15分間隔だが、オフシーズン(11月〜4月)は平日30分、休日は15分間隔で運行している。
尾浦停留所から松亭駅停留所までは海辺列車で片道約25分かかる。スカイカプセルは片道約30分で、海辺列車に比べるとかなりゆったりとしたスピード。
乗車料金は海辺列車1回乗車券が7000W。そのほか2回乗車券1万2000W、全駅乗車券1万6000Wも販売している。往復で利用したい場合は、2回もしくは全駅乗車券を購入する必要がある。全駅乗車券を購入すれば、すべての停留所で1回まで再乗車ができる。
スカイカプセルは、片道乗車券2人乗り3万5000W、3人乗り4万5000W、4人乗り5万W。往復券は販売していないので、帰りの乗車券がほしい場合は片道乗車券を2枚買うか、もしくは海辺列車を使用しよう。
また、スカイカプセル(片道)と海辺列車(全駅搭乗券)がセットになったパッケージもおすすめ。価格は2人分5万9000W、3人分7万8000W、4人分9万4000Wと別々よりお得な料金で買うことができる。チケット販売は営業終了の30分前まで。
海雲台ブルーラインパークの停留所には、オーシャンビューを楽しめる絶景スポットやSNS映えスポットがたくさんある。ぜひ訪れて海雲台をより満喫しよう。
尾浦停留所の次の駅、タルマジトンネルはフォトジェニックなスポットとしてSNSでも人気。尾浦停留所から550メートルの場所に位置しており、歩いても行くことができる。赤や青など色とりどりに塗られたトンネルの外壁は、つい写真を撮りたくなるかわいさ。この場所から見る海と釜山の夜景も最高に綺麗。
■タルマジトンネル/달맞이터널
住所:釜山海雲台区チョンサポロ116
営業時間:なし
定休日:なし
海に突き出した形の海上展望台で、海面からの高さは20メートル、長さは72.5メートルある。青沙浦停留所と九徳浦の間の駅にあり、海の上を歩いているかのような感覚を味わえるスポット。
直線ではなく流線型になっているのは、青沙浦町の守り神と言い伝えられている青い龍をかたどったとのこと。床の一部はガラス張りやフェンスになっているので、よりスリルを体験したい人は上を歩いてみよう。天気の良い日には日本の対馬が見えることもあるそう。
■青沙浦タリットル展望台/청사포다릿돌전망대
住所:釜山広域市海雲台区中洞山3-9
電話番号:051-749-5720(青沙浦タリットル展望台案内所)
営業時間:9:00~18:00
休業日:無休※雨天・強風の場合は立ち入り禁止になる
海雲台の端にある港、青沙浦。海雲台ブルーラインパークを利用する場合は青沙浦停留所で降りよう。日の出の美しさで知られており、のどかな雰囲気が漂うエリア。おいしい海鮮が食べられる店が多いのも特徴。
天気の良い夕方に見られる夕日は、釜山八景のひとつにも選ばれている。また、青沙浦のシンボル的存在、双子灯台はフォトスポットとしても人気。双子という名前の通り、赤色と白色の展望台が向かい合って立っている。
ほかにもおしゃれなカフェなどが多くある青沙浦。例えば停留所の2階には行き交う海辺列車や海を見られる展望カフェがあり、駅を出て港のほうに向かう途中にもある。街を歩いて見つけたおしゃれなカフェでのんびり過ごしてみては?
■青沙浦
청사포정거장
住所:釜山広域市海雲台区中1洞一帯
営業時間・休業日:なし
近年、より一層観光に力を入れている釜山では新しいスポットが次々にオープン中! なかでも、オーシャンビューを楽しみながらSNS映えな写真が撮れる海雲台ブルーラインパークは絶対に訪れたい。かわいいレトロな列車に乗って進化し続ける釜山を旅してみては?
■海雲台ブルーラインパーク/해운대블루라인파크
住所:釜山広域市海雲台区青沙浦路116(青沙浦停留所)
電話番号:051-701-5548
営業時間:9:00〜18:00(5・6・9・10月は〜20:00、7・8月は〜22:00)※チケット販売は営業終了の30分前まで
休業日:無休
>公式HP
取材協力:韓国観光公社
>公式HP
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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