更新日:2022年11月17日
カタールってどんな国?いま、世界で最も熱い国!
2022年の最後を締めくくるイベントとして、世界中から注目されていることといえば、そう、もうおわかりですね。サッカーワールドカップ カタール大会です!
その開催地であるカタールは、いま世界中から注目されている、今年最熱の国、といっても過言ではありませんね!
そんなカタールですが、日本のみなさんはこの国についてどれくらいの知識があるでしょうか。「中東にある国」「石油がとれる国」というくらいで、実はあまり馴染みがないかもしれませんね…。
実はカタールは、スポーツ観戦やオイルマネー以外にもたくさんの魅力が凝縮された国なのです。ここでは、カタールの知られざる魅力についてご紹介します!
カタールはどこにある?
カタールは、大きなアラビア半島からペルシャ湾に向けてピョコっと突き出した、カタール半島と呼ばれる部分にある国で、その面積は日本の秋田県とほぼ同じくらいの小さな国です。
カタールの首都は?
カタールの首都はドーハ。サッカーファンはもちろんのこと、そうでなくてもスポーツニュースなどでこの地名を聞いたことがある人は多いでしょう。カタール人口の半分以上がドーハ首都圏に住んでいるそうです。
他の中東諸国と同様に、カタールは石油や天然ガスなどの豊富なエネルギー資源を主な産業としており、2020年の最大の輸出相手国は日本となっています。
カタールの気温は?
国土の大半が砂漠地帯であり、夏季には40度を超えるほどの暑さになりますが、11月〜4月は比較的温和で過ごしやすい気候になります。砂漠気候なので、もちろん年間を通してほとんど雨は降りません。
カタールと日本の時差は?
カタールと日本の時差は−6時間。ちなみに、東京からハマド国際空港までの飛行時間は、直行便で約12時間かかります。
カタールの言葉や通貨は?
基本的にはアラビア語が共通語として使われていますが、外国人労働者も多いので英語も通用します。通貨はカタール・リヤル(QRまたはQAR)で、1カタール・リヤル38.32 円(2022年11月現在)。物価は日本と同程度からやや高めで、特に輸入品は高価です。
近代的な建物が立ち並ぶ都心部には、世界の名だたるブランドを集めたショッピングモールなどもあるので、お買い物には事欠きません。
しかし、スークといわれる市場では、地元の特産品や、宝飾品、シルク製品やスパイス、ナッツやお菓子などがお手頃価格でずらりと並べられており、英語での値段交渉も可能。お土産さがしには、アラビアンナイトの雰囲気たっぷりなスークがおすすめです。
カタールの歴史と文化
1825年にサーニー家の創始者が現在のドーハの首長に選ばれたことに始まり、現在でもサーニー家がカタールの首長家として地位を継承しています。途中、オスマン帝国に占領されたり、イギリスの支配下に置かれた時期を経て、1971年に独立しました。
カタールの国旗
国旗には平和を象徴する白と、マルーンといわれる暗い赤茶の2色が使われており、この赤は戦争で流した血の色を表現していると言われています。サッカーのカタール代表のユニフォームや、カタール航空の客室乗務員の制服などにも使用され、この国を象徴する色となっています。
カタールの民族について
カタール国籍を持つ純粋な民族はアラブ人ですが、実は全住民のたった10%ほどしかいません。それ以外の人はというと、インド圏や東南アジアなどからの外国人労働者で、国内の労働力のほとんどを、外国からの移住者でまかなっています。
カタール人のほとんどはイスラム教スンニ派を信仰しており、国の法律もイスラム教と一般法が併用されています。なので、豚肉やアルコール類の制限は厳しく、ホテル内のレストランやバー以外ではほとんどお目にかかれません。
ビーチや街中では、男女ともに肌の露出の多い服装は敬遠されます。また、ラマダンの期間中には約1ヶ月間に渡り断食が行われるので、レストランやショッピングモールなどの営業時間が変更になります。
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【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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