更新日: 2020年12月24日
世界の朝食10選!みんなどんな朝ご飯、食べてるの!?
世界各国を旅行して、ホテルに宿泊して朝食付きだと大抵どこの国でもコンチネンタルブレックファーストは用意されています。今回はホテル宿泊は勿論のこと、現地の人が食べるような世界の朝食を交えてご紹介させて頂きます。
ベトナムのバインミー
sorta banh mi sammich, by jeffreyw, CC BY最近経済も成長していて日本からの行きやすさは勿論の事、東南アジアでもタイと同じくらい人気のベトナムです。ベトナムの朝食は、けっこうしっかり目でライスヌードルのフォーを食べる人もいるのですが、もっと手軽に食べられるということからフランスパンに野菜やお肉を挟んだベトナム風サンドイッチのバインミーがオススメです。意外にコーヒーにもピッタリなボリューム感あるベトナムのバインミーです。
アメリカのシリアルやグラノーラ
lentil granola, by jules:stonesoup, CC BY世界共通の朝食といえばシリアルやグラノーラでしょう!どの国のホテルでもバイキング形式の朝食であれば目にすることがありますが、やっぱりアメリカ人の家庭での朝食といえばシリアル!グラノーラ!がド定番。ミルクをかけて頂く手軽さがウケているのでしょう。最近では栄養価の高いヘルシーなグラノーラも注目されており、ここにブラックベリー、ラズベリーなどのフルーツを入れて食べる事もあります。
イギリスのイングリッシュブレックファースト
Nonno Lino Italiano, Fitzrovia, London, by Ewan-M, CC BY-SAイギリスの朝食といえば、イングリッシュブレックファーストです。ホテルでは勿論、B&Bなんかは必ずと言っていいほどコレだけを出してきます。パブやカフェでもイングリッシュブレックファーストは食べられます。プレートの中に、トマトで煮込んだお豆、ベーコンやソーセージ、トマト、マッシュルーム、卵が乗っています。卵は勿論スクランブルエッグ、フライドエッグ(目玉焼き)、オムレツどれかを選ぶ事ができます。中には、肉の代わりに血を入れた腸詰め(ブラックプディング)といったイギリスらしい1品が付くことも。
イタリアの定番朝食はクロワッサン
Croissants, by rainydayknitter, CC BY-NDイタリア人は朝からピザを食べるわけではありません!至ってシンプルにコーヒーとクロワッサンです。勿論クロワッサンと言ってもプレーンなモノ、お砂糖がかかったモノ、アーモンドクロワッサン、クリームが入ったものまで様々です。意外と彼らは甘党の国民なので朝からコーヒーと甘いクロワッサンを食べています。ホテルではプロシュート、モルタデッラなどのハムが出される事もありますがイタリア人はシンプルに自宅やバーでコーヒーとクロワッサンのみが多いようです。
韓国のアワビ粥
韓国へ旅行に行くと、ホテルステイで朝食を取ればビュッフェタイプが多いのですがコンチネンタルブレックファーストの他にあるのが、韓国らしくアワビ粥です。寝起きには胃腸に優しいお粥ですね。アワビのほのかな香りと味がなんだか、ほっこりさせてくれます。勿論、和食のお漬物のような感覚でキムチが小鉢に添えられていますがシンプルなアワビ粥の味だけで充分ですね。朝から栄養満点なあわび粥も韓国へ訪れた時は是非食してください。ハワイの朝食パンケーキ
breakfast!, by ninacoco, CC BYやっぱりハワイと言えばパンケーキでしょう!勿論、何年も前から話題の”エッグスンシングス”も大人気なのですが、どのチェーン店に行ってもパンケーキメニューがあるほどハワイでは大人気の朝食メニューです。エッグスンシングスのように、生クリームたっぷりの、フルーツパンケーキは勿論のこと、ベーコンや卵をサイドにのせたミールっぽいパンケーキもあります。毎日パンケーキでも色々な種類のものを食べていたら飽きないバリエーションです。
世界どこでも見られるアメリカンブレックファースト
American breakfast, by ReneS, CC BYこれに触れずにはいられない、王道尚且つ世界どこのホテルでもみられるパン、ハム、チーズ、ヨーグルト、フルーツのコンチネンタルブレックファーストにオムレツ、ベーコンが加わったものがアメリカンブレックファーストです。4つ星以上になると大抵ウエイターがコーヒーか紅茶か、または卵をどういう風に調理して欲しいかテーブルで聞いてくれます。卵料理はスクランブルエッグ、目玉焼き、オムレツです。ゆで卵は既にビュッフェのところに置いてあることが多いです。
世界中のヘルシー志向の女性に大人気スムージー
smoothy.jpg, by pacificbro, CC BY-SA日本でも大流行の野菜とフルーツのスムージーです。ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、香港など大都市では何店舗もスムージー専門店を見かけます!日本では酵素ジュース、ジュースクレンズなどで流行っていますね。朝は特にお腹も空いていないけれどこれ1本で栄養を摂取して、お腹も満たすという女性が多いです。バナナ、マンゴーなどの甘いフルーツやほうれん草、ケールなどの緑黄色野菜をそのままミキサーにかけてつくるスムージーです。前日の夜食べ過ぎた朝には、手軽でオススメの飲む朝食です。
ニューヨークでの朝食と言えばエッグベネディクト
Œufs Benedict / Eggs benedict, by balise42, CC BY-SAニューヨークの朝食と言えば、エッグベネディクトです。イングリッシュマフィンを半分に割ってトーストしたモノの上に、ポーチドエッグ、ベーコンまたはハム、チーズが乗っているのがエッグベネディクトです。ポーチドエッグをナイフで割ると半熟な黄身がトロンと出て、チーズと絡み合いそれをイングリッシュマフィンと一緒に頂きます。カフェやレストランによってこのエッグベネディクトのサイドメニューも若干異なります。是非、食べ比べしてみてください。
英国・スコットランドでは最近のトレンドのポリッジ(オートミール)
Oatmeal, Part 2, by emmadiscovery, CC BY好き嫌いが分かれるかもしれませんが、最近ではイギリス、スコットランドのどこの大型チェーンカフェ、スーパーでも売っているのがポリッジです。所謂、麦のお粥と言ったところでしょうか。お水、牛乳を沸騰させてオートミールにかけトロンとしたお粥状にしてはちみつをかけたり、バナナやベリー系のフルーツを添えたりして頂きます。スーパーでインスタント化されているものも売っています。ちょっとチャレンジャーなアナタはトライしてみましょう!
最後に...
ホテルで朝食を取ると大体ビュッフェ形式なので、なかなかその国、都市の朝食がどういうものか分からないでしょう。特に日本でもご飯に味噌汁など、旅館で出されるような朝食を食べる習慣はとっくに少なくなっていますね。それと同じように手軽に空腹を満たせる事から、ヨーロッパ諸国ではクッキーにコーヒーだけなんて家庭もごくごく普通にあります。皆さんは、旅行の時くらい朝はゆっくりとする時間を持ちその国々、都市の朝食を食べられるとイイですね。【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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