アメリカ・シアトル!トランジット時間を使って小旅行!10時間の一人旅
今回ご紹介するのは、アメリカ・シアトル。ニューヨークやロサンゼルスと比べると、知らない人が多いのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。実際に行くまでは、シアトルといえば何か思い浮かべられないほ...
更新日: 2020年4月13日
アストリアといえばグーニーズ、グーニーズといえばアストリアというくらい、切っても切れないゆかりのあるアメリカ・オレゴン州に実在する映画「グーニーズ」の舞台となった街「アストリア」。
実際のロケ地もこの街とその近郊で撮影されたため、ファンにとっては多くの見逃せない観光スポットが目白押しとなっています。
あの映画を見て冒険心を胸に抱いた誰もが、童心に帰って夢中になれる、あの映画の中に飛び込んだようなそのままの世界が、そこには広がっています。
今回はそんなとっておきの、心に留めておきたいグーニーズファンにたまらないオススメ観光スポットを厳選してご紹介します!
筆者撮影
まずアストリアに来たら外せない王道の観光スポットがこちら「オレゴンフィルムミュージアム」です。
こちらはオレゴンで製作された映画の数々を紹介する博物館になっていて、グーニーズ以外にも、「フリーウィリー」や「トワイライト」など、たくさんの名だたる有名な映画作品について紹介しています。
さらに、何と言ってもグーニーズファンにとって見逃せないのがこの建物そのものでしょう。
筆者撮影
こちらの建物は国家歴史登録財として登録されたアストリアの旧クラトソップ群刑務所を再利用したもので、映画の冒頭シーンでフラッテリー家の長男、ジェイクが脱獄した刑務所そのものです。
さらに、ファンへの小ワザが効いているなあ〜と感心せずにいられないのが横に駐車してある車のORV。
これ、実は展示品の一つで、映画グーニーズの中で長男ジェイクの脱獄を手助けしたフラッテリー家が使用した車であるORVと、その名場面を再現しています。
筆者撮影
【 Oregon Film Museum 】
所在地:737 Duane St, Astoria, OR 97103
開館時間:(10月〜4月)AM11:00 – PM4:00
(5月〜9月)AM10:00 – PM5:00
休館日:サンクスギビング、クリスマス、新年
HP: http://www.oregonfilmmuseum.com/
筆者撮影
続いて、そのオレゴンフィルムミュージアムの目と鼻の先にあるのがこちらの建物。グーニーズファンの方ならこの外観をひとめ見ただけで「おお!」と唸ったに違いありませんね。
こちらはグーニーズの主人公マイキーのお父さんがこの博物館の学芸員として働いているという設定の場所。
実際の映画の中でも、自転車に乗ったマイキー達がこの場所を通過する際、博物館の表で仕事中のマイキーのお父さんと挨拶する場面が見られます。
筆者撮影
1885年に建築されたこの邸宅はコロンビア川の水先案内人であり富豪のジョージ・フレーベルの自邸で、クイーン・アン様式で建築された建物。
こちらも1980年に国家歴史登録財として登録され、現在はクラトソップ群歴史協会が所有し、運営しているそうです。
筆者撮影
【 Captain George Flavel House Museum 】
所在地:441 8th Street, Astoria, OR 97103
開館時間:(月〜日)AM11:00 – PM4:00
HP: http://www.cumtux.org/default.asp?pageid=35
筆者撮影
ジョージフレーベル船長邸博物館の前を走る、コロンビア川方面へとまっすぐに伸びる坂道を降って行くと次に現れるのがこのお店です。
映画の中ではピザ屋となっていて、映画の冒頭で脱獄したジェイルを乗せたフラッテリー一家の車とパトカーとのカーチェイスを、主人公マイキーの友人であるチャンクがピザとシェイク両手に店内の窓から目撃するシーンで使用されました。
実際にはボウリング場として現在も運営されていて、その歴史は意外にも古く、1947年に建設、1956年にはすでにボウリング場として改装していました。
筆者撮影
【 Lower Columbia Bowl 】
所在地:826 Marine Dr, Astoria, OR 97102
営業時間:(月〜木)AM10:00 – PM10:30
(金〜土)AM10:00 – AM12:00
(日)PM12:00 – PM10:30
定休日:なし
HP:http://www.lcbowl.com/index.php
筆者撮影
ここで、そろそろ主人公のマイキーが暮らし、宝の地図を見つけた彼らの冒険が始まる場所、もっともファンにとって胸が高鳴るマイキーの自宅をご紹介したいところですが、残念ながらそれは叶いませんでした。
2015年に映画の制作から祝30周年を迎え、これまでも毎年多くの観光客が訪れていたグーニーズのモデルとなったお宅。
2001年からこの家の所有者となったと言われる家主は、ここを訪れる観光客のマナーの悪さについに激昂し、自宅へと続く通路を封鎖してしまいました。
筆者撮影
夜中に自宅前で大騒ぎ、ゴミやタバコを捨て撒き散らし、家の中を覗き見ようと忍び込んだり、庭の中にまで侵入したりと、そのひどい状況を聞けば納得の対応だと思います(ご近所の方にもお話を伺いましたが、とても辟易しているそう)。
なので、今回は視点を変えて、主人公たちがグーニーズハウスから眺めた窓の外に広がる景色を見てまわることにしました。
私には、あの窓の外の風景の方が印象的だったので、とても楽しめましたよ。
筆者撮影
「あ、この坂だ!」「あ、この道の家かわっちゃったけれど、かわいいカラフルなおうちがたくさんあるなあ〜」と、橋の上から眺めてみたりしました。
近くにはグーニーズ通りと名付けられた通りもあり、ファンにはたまらないと思います。
遠くから景色の一部に溶け込んだこの家も、物語の中で見たシーンに重なり、なんだか胸が熱くなりました。
筆者撮影
【 City of Astoria 】
HP: http://astoria.or.us/
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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