バルセロナ弾丸旅行に最適!いいとこどり観光スポット!!
フランスからイタリアへ、イギリスからドイツへなど、なんといってもヨーロッパ滞在中はひとつの国に限らず簡単に近隣の国へ移動できるところが魅力!今回はヨーロッパの中でもパワフルなエネルギーがうずまく都市の...
更新日: 2021年2月9日
スペインといってまず最初に思いつくのは「ガウディのサグラダファミリア教会」ではないでしょうか。しかしスペインにはガウディの建築以外にもアルハンブラ宮殿など日本人にはあまり知られていない歴史的建造物もたくさんあります。そんなスペインの観光名所を12か所ご案内します。ますますスペインに行きたくなると思いますよ!
生誕のファサード, by Jorge Lascar, CC BY対照的に、「受難のファサード」はモダンアートのようなシンプルな彫刻でキリストの死が表されています。こちらもぜひ見ておきたいところ。そして、聖堂内部は、まるでメルヘンのような世界。ステンドグラスを通して差し込む光が、森の木々ように並ぶ柱を幻想的に照らしています。
by ironypoisoning, CC BY-SAまた、天井には殉教のシンボルであるシュロの葉が美しくデザインされています。その他にも「サグラダ ファミリア教会」には見どころがたくさんありますが、いずれもガウディ建築ならではの世界観を存分に堪能できます。
by SBA73, CC BY-SA
受難のファサード, by Jon Mountjoy, CC BY
パルタル庭園, by dalbera, CC BY特に「ナスル朝宮殿」には、”砂漠の民を喜ばせた”というエピソードをもつ噴水や、アラベスク模様の美しい天井に覆われた「二姉妹の間」などイスラム文化を感じさせる見どころがいくつも現存しており必見。「アルハンブラ宮殿」のすべてをみてまわろうと思うと、数時間の観光では足りないほどですので、少なくとも半日は余裕をみてじっくり鑑賞されることをおすすめします。
二姉妹の間, by ell brown, CC BY-SA
ナスル朝宮殿, by Nirgal Ksi, CC BY-SA
by van Ort, CC BY-SAスペインやイタリア、その他ヨーロッパで活躍した名だたる画家の描いた傑作が所狭しと並んでおり、まさに絵画の宝庫です。特に充実しているのはやはりスペイン絵画。中世から18世紀までのスペイン絵画が展示物全体の半数を占めています。エル・グレコの「羊飼いの礼拝」、ディエゴ・ベラスケスの「ラス・メニーナス(女官たち)Las Meninas」、フランシスコ・デ・ゴヤの「裸のマハ La Maja Desnuda」などなど。どこかで見たことのある絵画の本物は、きっとここにあります。じっくり鑑賞してみてくださいね!
by losmininos, CC BY-SA
by trioptikmal, CC BY
by trioptikmal, CC BY繁栄を極めた時代の名残を今でも町のあちこちで見ることができます。そのうちのひとつ、トレド大聖堂は現在でもスペイン・カトリック教徒の中心地となっており、ぜひ訪れたい場所。コロンブスがアメリカから持ち帰ったとされる金でできた宝物や、エル・グレコやゴヤなどスペインで活躍した画家の絵画などを鑑賞できます。
by openprivacy, CC BY-SA
by Librarygroover, CC BY-ND
by dalbera, CC BY「1900-1945: 20世紀の到来 ユートピアと紛争」、「1945-1968:戦争は終結したか?分割された世界のための芸術」そして「1962-1982:反乱からポストモダンへ」。ここでは「シュールレアリズム」や50年代の「スペイン・アンフォルメル(非定型芸術)」などを深く知ることができます。有名な作品としては、ピカソの「ゲルニカ」も。
by LWYang, CC BYアトーチャ駅からすぐの位置にあり、プラド美術館からも徒歩圏内ですので、お散歩がてら美術鑑賞してみてはいかがでしょうか。テラスには展望の良いカフェテリアもあり人気です。
Bizarre, by Son of Groucho, CC BY
by jon crel, CC BY-ND
Palacio Real de Madrid, Foursquare.comヴェルサイユ宮殿の鏡の間に似せて造られたという「王座の間」、宮廷画家フランシスコ・デ・ゴヤの描いたカルロス4世とその王妃の肖像画が飾られている「ガスパリーニの間」、部屋全体が焼き物で造られた「磁器の間」、150人もの来客を収容できるという「饗宴(きょうえん)の食堂」など、その豪華さはあげればきりがないほど。現在は、公式行事の行われる日を除いて一般にも公開されています。
Palacio Real de Madrid, Foursquare.com
by kojotomoto, CC BY見どころは、ステンドグラス、アルフォンソ5世の墓がある王室礼拝堂、15世紀の聖歌隊席など。中庭には高さ96mの「ヒラルダの塔」がそびえています。ぜひ展望台となっている鐘楼部分に登ってみましょう。眼下に広がるセビリアの街並みを一望できます。
by tegioz, CC BY
by Emilio J. Rodríguez-Posada, CC BY-SA
by GOC53, CC BY水源にはシェラ・ネバダ山脈の雪解け水を利用していたとか。噴水を囲むように花々が植えられ、「ヘネラリーフェ庭園」はスペイン=イスラム様式を代表する美しい庭園となっています。夏には気温40度を超えるここグラナダで、爽やかな気持ちにさせてくれる癒しの場所でもあります。
by GOC53, CC BY
by santiagoname, CC BY-ND
by trioptikmal, CC BY現在も約80人の修道士が生活するベネディクト派の修道院があり、修道院付属の「大聖堂(Basilica)」には多くの巡礼者や観光客がやってきます。大聖堂には黒いマリア像「ラ・モレネータ(La Moreneta)」が安置されており、ここカタルーニャ地方の守護神として厚い信仰の対象となっています。
Montserrat, by hsivonen, CC BY
by Sergio.Poppi, CC BY細やかで美しいモザイクタイルが壁の腰板を飾り、「乙女の中庭」と外廊下を隔てる漆喰(しっくい)の壁には、精緻なアラベスク模様が見事までに表現されています。また、円形天井をヒマラヤ杉で仕上げた「大使の間」はムデハル様式の傑作と称されており必見です。
by ell brown, CC BY-SA
by Anna & Michal, CC BY
Plaza Mayor, by Sputnik 2, CC BY-ND観光インフォメーションもあるので、困ったことがあれば尋ねてみると力になってくれるはず。地下鉄ソル駅からも徒歩数分と便利な立地です。近くにはスペインのデパート「エル・コルテ・イングレス」もあり、広場で一服したあと、ショッピングに立ち寄るのもいいですね。
by César Rincón, CC BY
by jl.cernadas, CC BYというのも、ディズニー映画「白雪姫」に登場する城は、この「アルカサル・デ・セゴビア」をモデルにして制作されたと言われているのです。重厚な石造りの塔を見上げると、美しい白雪姫の姿が浮かんできそう。塔の頂には、おとぎの国を思わせる、とんがり帽子のような濃いブルーの屋根がのっています。
by jl.cernadas, CC BY
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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