バルセロナ旅行する人は必見!オススメ観光地15選
1992年に開催されたバルセロナオリンピックで、一躍世界から注目となったバルセロナ。日本においても「憧れの観光都市」でも常にTOP10にランクインされたり、世界No1レストランを決定する 「The W...
© Sergii Figurnyi - Fotolia
更新日: 2020年4月13日
1992年に開催されたバルセロナオリンピックで、一躍世界から注目となったバルセロナ。日本においても「憧れの観光都市」でも常にTOP10にランクインされたり、世界No1レストランを決定する 「The World Best Restaurats」で2015年に世界No1になった「Celler de Can Roca」など、今もっとも注目されるグルメ都市の一つでもあります。その他、サッカー、自然、美術文化において今や世界を飽きさせることのない、目まぐるしく刻々と進化し続ける町、バルセロナ。今回はその魅力を集めました。
バルセロナを語る上で避けては通れないのがガウディの建築物。誰もが知ってるSagradaFamilia等、世界遺産が幾つもありますね。そんな中、グエル公園はグエルが英国をイメージした庭園都市をこの見晴らしの良い丘の上に建てたくて、ガウディに依頼した場所。色彩豊かな色使いやデザインはまるでテーマパーク。
IMG_9713_shrink.jpg, by 準建築人手札網站 Forgemind ArchiMedia, CC BY
本当はタクシーで行くのが楽ですが、スニーカーを履いて地下鉄3号線 Lesseps駅から徒歩で行くのもお勧め。人々の生活や住宅街を歩くと、一般住宅でさえモデルニズムの影響を受けているのかな?と思える可愛らしい家々を発見できますよ。
Park Güell, by David Davies, CC BY-SA
ガウディのこだわりがつまりに詰まった上、グラシア通りにあるのでアクセスしやすいと来ています。直線や柱をほぼ使わない温かみのある設計の緻密さはガウディの人柄なのでしょうか?
Gaudí – Casa Batlló 6, by jordicerda52, CC BY-SA
湿度に合わせて換気を備え、通りに面しているので中が見えにくく外が見えやすいよう工夫し、ガラスやタイルはすべて廃棄物を利用しています。光と空間、自然をモチーフにしたアーチや曲線を取り入れたデザインで、地中海の深海へ、別世界へと連れ込まれてしまいます。
紀元前3世紀からの街跡も発見されるほど長い歴史を持つこの丘は、1929年の万国博覧会・1992年のオリンピック会場としても使われました。
Barcelona from the Montjuic cable car, by borkur.net, CC BY
ゴンドラを使ってモンジュイック城まで行って見る眺めは絶景です。見どころたっぷりな丘ですが、お勧めはカタルーニャ美術館の前の噴水ショー。予定を確認して是非訪れてみてください。
Les quatre columnes de Puig i Cadafalch, by Albert T M, CC BY-SA
Magic Fountain (Montjuic), by Jose Felipe Ortega, CC BY-SA
Lloret de Mar, by Albert T M, CC BY-SA
バルセロナのオススメはここ、パセオ マリティン!この港は古い歴史をもち、開港以来スペインと世界を結ぶ役割を担い、経済成成長を支えてきました。
そして、今では桟橋には大きな旅客船、貿易船、数多くのレストランやデザイン性に優れたホテルなどが建ち並び、恋人達が散歩する最高のロケーションとして地元の方々に愛されています。この散歩道を行くと、コロンブスのモニュメントを見つけるでしょう。
Barcelona Sagrada Familia, by Wolfgang Staudt, CC BY
カサ バトリョから更に自転車で15分ほども行くと、やがて憧れのサグラダファミリアへ! サグラダ ファミリアは宣教師でもあるガウディにとって、何よりも最も大事な「彼の心」そのものでした。この世紀の大天才建築家が亡くなる寸前まで手がけたこの「聖家族教会」は、スペインでは最も多くの人たちが訪れた教会です。
Barcelona – Coloured Light, by The Travelling Bum, CC BY-ND
この教会のテーマは「森」そしてこの一見奇妙に見えるいくつもの突起した屋根は、床からすべて螺旋状になっているため、ステンドグラスからはいる全ての光は形を変え、空へと続くのです。実は31歳からこの教会の建築に携わりましたが、彼は生前「この教会は私が死んだ後も続けなければならない」と戦争によって設計図は燃やされてしまいましたが、模型を作成しました。それは現在展示されています。その彼の意思を引き継ぐ遺伝子が今日もなお取り組み続け、2030年の彼の没後から100年までの完成を目指しています。
The Catalan Song II, by trioptikmal, CC BY
とにかく素晴らしい建物がこのカタルーニャ音楽堂です。ここに行くには、実際事前にコンサートやフラメンコなどのチケットをオンラインで手配をしていくか、見学ツアーがあるので申込は可能です。実はこの音楽堂は世界遺産にも登録されています。
Palau de la Música, by p_v a l d i v i e s o, CC BY-SA
アール・ヌーヴォー建築でつくられた音楽堂ですが、内装は思わず息をのむような天井の彩り良いステンドグラスや趣のある装飾の数々はとても豪勢です。外観は赤レンガですがところどころカラフルな柱があったりと目を奪われます。
19世紀から20世紀前半にかけて全盛期となったカタルーニャ現代建築は非常に有名で、その中で奇才といえるのが、アントニオ ガウディ。彼が手がけた住宅建築はスペイン国内には数多くの作品がありますが、バルセロナは最も多く集まります。街全体はそれはまるで彼の美術館。そのガウディが残した最も重要といえるのが、このカサミラです。
ガウディは海や山など自然と共存したデザインを多く残していますが、このカサミラも海をモチーフとした形を取り入れ、部屋の中も波打ちをイメージし、屋上などは海岸を彷彿とさせます。バルセロナに来たら、ぜひ訪れたい場所の一つです。
Ramblaとはアラビア語のRamla“砂の川床”からきています。この並木通りは単なる観光のためではなく、歴史ある場所を今でも大切にするバルセロナの人たちの生活の場。シーズンによっては観光地という色が強い時もありますが、地元の人々の暮らしにお邪魔するという気持ちで訪れてほしい素敵な通りです。
Las Ramblas, by Oh-Barcelona.com, CC BY
Las Ramblas, by Yellow.Cat, CC BY
大道芸人やお花屋さんが並ぶ通りでは、テラス席のあるBarやカフェも多く、ちょっと優雅な一時を楽しむことが出来ます。有名な市場や劇場はもちろん、ガウディの初期の作品“街灯”も見つかるかも。
Las Ramblas panorama, by infocatalonia, CC BY
Camp Nou, by _bianconero, CC BY-SA
バルセロナを訪れる目的の一つが、サッカーチームバルセロナであるという方は多いです。このバルセロナの本拠地スタジアムのカンプノウは、1982年のスペイン開催のワールドカップの時には、何と12万人収容(もちろん世界一)現在は立ち見を禁止されたましたが、99,354人は今も欧州一です。また2021年の完成をめどに10万5000人が収容でき、且つ屋根つきのスタジアムに改築されることが決まりました。
10年ほど前にこのスタジアムの上の方で試合を見たことがありますが、とにかく広さに圧倒されました。人間は小さな粒位にしか見えないくらい!そして地元の熱狂的な応援の仕方はとても面白いです。この広大なスタジアムは、公式ショップはもちろんのこと、見学ツアーもあります。憧れの選手が歩いた場所、ベンチなど、ファンにはたまらないですね!
Barri Gòtic, by valkyrieh116, CC BY-SA
バルセロナの最も古い市街地で、 ローマ時代このバルセロナは、barcino(バルシノ)と呼ばれ、現在の「バルセロナ」へと名前を変えていきました。その歴史を残すローマ時代の寺院Templo de Augustoテンプロ デ アウグス。またバルセロナ市庁舎Casa de la Ciutat de Barcelona、サン・ファリブネリ教会など歴史上重要な建物が集まる地区。そして旧ユダヤ人街はその名残を今も残しています。
Plaça de Sant Jaume, by PHOTOGRAPHRdotNET, CC BY-ND
Plaça de Sant Jaumeサン ジャウマ広場ではバルセロナ市民が集まる祭りで有名です。カタルーニャ伝統のダンス、サルダナもここでよく踊っていますが、手に手を取って多くの人と輪になっ手踊りますが、とても楽しくなれる簡単なダンスなので、旅行者もよく一緒になってダンスを楽しんでいます。
PARIS, by Rui Ornelas, CC BY
スペイン人の芸術家といえばパブロ・ピカソです。彼が芸術家となり始めた頃の青の時代と呼ばれる1901年から1904年の作品がこのバルセロナのゴシック地区にあるピカソ美術館に貯蔵されています。彼の秘書、友人、遺族によって集められた約3500点もの作品は、とても斬新な絵を書く前の花開く初段階の作品としても見モノです。
File d’attente et chanteur au museu Picasso de Barcelone, by samuelbausson, CC BY-SA
やはり誰もが知るピカソということもあり、平日でも長蛇の列が出来ることもあります。沢山の観光スポットがあるバルセロナなので、周るところがありすぎて時間に余裕が無い場合は、事前にオンラインで予約するのが好ましいでしょう。又、第一日曜日は無料、そのたの日曜日は15時より無料にて入場することが可能です。
Plaza Catalunya, by Easternblot, CC BY-ND
バルセロナにある最も大きな広場です。ここは旧市街地域と新市街地域とのちょうど中間地点にあり、常に若者達が集まる広場です。交通のアクセスとして地下鉄やバスなどの乗り入れは、ここを中心としていますので、どこに行くにもまずはここにくればアクセスは簡単。
Plaza Catalunya: 801 musikari /801 músicos, by Donostia/San Sebastian 2016, CC BY
多くのイベントが常時あり、書籍、美術のイベント、コンサートが開かれ、またデパートが多くたち並びます美しい噴水もあり、カフェやレストランもあり、バルセロナの中心といえます。
バルセロナ の観光するときにおすすめの方法は、レンタル自転車です!
このパセオ マリティンの近くには、多くのレンタル自転車のお店が多く、1時間3ユーロ位から自転車をレンタルできます。
バルセロナは、自転車のためのレーンが整備された町で、自転車にとっても走行しやすく安全です。この自転車を借りて足下が軽くなったら、さっそく行きたいのは、パセオ デ グラシア。
Fountain – Passeig de Gràcia, by andryn2006, CC BY-SA
この通りは「バルセロナの銀座通り」とも言える高級ブティックが立ち並びます。この通りは歩いているだけで芸術を感じる、有名な目抜き通りです。ほっと一息つくには持って来いの素敵な歴史のあるカフェがあり、バルセロナの人たちが200年前からベストサイトとして全ての人たちに誇れる場所です。
Font Màgica de Montjuïc, by Ronny Siegel, CC BY
カタルーニャ美術館の前にある大きな噴水を使ったショーになります。実は、このショーは万国博覧会が開催された1929年より続いている歴史ある恒例ショーなのです。すこしアメリカのラスベガスを思うショーですが、夏はほぼ毎日、冬は週末のみ行われます。
勿論、開催されない日もあるので事前に調べたりホテルの人に確認をする事が必要となりますが、無料で見られるので夜散歩がてら行って見てください。光と音楽と噴水のコラボです!
ここは、コロンブスのパトロン(スポンサー)としても知られる女傑スペイン女王イサベルゆかりの建物をそのまま今に残しています。なんとこの博物館は、ローマ時代の遺跡が地下にあり、その遺跡を歩いて見に行けるという、さながら「歩いていけるタイムスリップ」なのです。
History Museum – Roman ruins, by carlisle617, CC BY-NC-ND
この博物館は4000平方メートルと広大で、紀元前1世紀からバルセロナにおける、ロー時代から現代までを一度に見たり感じることのできるのです。その様子の一部は、ワインや洋服を作っている様子を展示していています。ローマ時代のヴィーナス像などを残す貴重な博物館です。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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