更新日: 2020年4月13日
シンガポール旅行をオススメする10の理由
日本から6時間のフライトでたどり着ける、東南アジア屈指の近代都市シンガポール。マリーナベイサンズやナイトサファリなどの世界基準のアトラクションの他、セントーサ島のようなリゾートや歴史的な建築物など、見どころが多い。また、様々な人種が集まった国のため、文化・食も多様性があり、一つの国で様々なグルメも楽しめます!今回はそんなシンガポールに旅行すべき10の理由をご紹介したいと思います!
【理由1】日本から近い!
なんといってもアジアは近いし安い!ヨーロッパやアメリカはフライトが10時間以上と長く、フライト代も優に10万円を超えてします。しかし、シンガポールならば日本からのフライト時間は約6時間、フライト代も大手航空会社の最安で約5万円前後から訪れることが可能です!
更にLCCを利用した場合、例えば成田国際空港からシンガポールまではジェットスターで約3万円から、関西国際空港からでも香港国際空港を中継地点としてピーチやスクートなどのLCCを駆使して同額程度で行くことが可能です(※ 予約状況や旅行の時期にも依ります)。
ヨーロッパとかに行くと決める前に少し立ち止まって!シンガポールならその差額でもっともっと旅行が楽しめちゃいますよ?さらシンガポールでなにが楽しめるのか、是非続きも読んで下さい!
Changi Airport, by oldandsolo, CC BY
【理由2】治安が良く、整備された街並み!
初めてシンガポールに来た人は、シンガポールの整然とした街並みと治安の良さにまず驚くでしょう。それもそのはず、その国がどれだけ平和な国かをランク付けする「世界平和度指数 2015年版」によると、シンガポールの平和指数は全162か国中で24位という上位に位置しています。これは台湾(35位)、イギリス(39位)、韓国(42位)、フランス(45位)、アメリカ(94位)などの人気の旅行先よりもかなり良い順位です。
Singapore, by Aleksandr Zykov, CC BY-SA
更にご存知の方も多いかと思いますが、シンガポールの街を清潔に保つための法律は厳格です。例えばシンガポールではチューインガムが禁止で、国外からの持ち込み自体も厳禁です(入国の際はご注意下さい)。泥酔して自分で自分の世話ができないような状態になっても罰金、地下鉄の駅構内及び車内での飲食にも罰金、公共トイレの水を流さなくても罰金などなど、思わずえっ…となってしまうような法律まで定められています。街中には数十メートルおきにゴミ箱も設置されてあります。シンガポールは安心で安全な旅行先と言えるでしょう。
Singapore, by jo.sau, CC BY
【理由3】公共交通機関が安くて便利!
これはアジア圏の大都市の特徴ですが、日本に勝るとも劣らない先進国のシンガポールでもこれは例外ではありません。まず東京23区程の大きさしかないシンガポール国内には地下鉄(現地ではMRTと呼びます)が縦横無尽に走っています。
by Singapore Buses, CC BY-SA
バス路線も細かく大量にありますが、旅行客にとっては地下鉄だけで十分なほど。そして地下鉄もバスも料金がとにかく安い!大抵の移動は100円前後で済んでしまいます。安いのは地下鉄やバスだけではありません。
by NZ Car Freak, CC BY
タクシーも初乗りが日本の半額以下なのです(300-350円)!シンガポールではベンツのタクシーに乗ったところで初乗りは350円です。特にグループで旅行している場合は、タクシーを積極的に活用してスマートに観光しましょう!
by sirexkat, CC BY-SA
【理由4】Wi-Fi大国、SIMカード利用も便利!
旅行客にとって悩みの種の1つが現地の通信事情。もし友達とはぐれてしまったらどうしよう?有名なレストランの場所はどこだったっけ?あの観光名所は休日もオープンしてる?撮った写真をいち早くSNSに投稿したい!などなど、ネットに繋がるか否かを気にする理由は人それぞれだと思います。ご安心下さい、シンガポールは日本よりも遥かに進んだWi-Fi大国です。
街中の喫茶店は言うまでもなく、ショッピングセンター、地下鉄の駅構内なども全てWi-Fiが完備されています。更にSIMフリーのスマートフォンを持っている場合、空港などでSIMカードを購入するのも良いでしょう(コンビニなどでも購入できます)。SIMカードを挿入したスマートフォンでテザリングして、旅行メンバー全員がネット通信できるようにすれば更に便利でスマートですね!
by lemonfilmblog, CC BY-ND
【理由5】短期滞在でも十分満喫!
安心安全、そして整備された街並みが魅力のシンガポールですが、お勧めの理由はまだまだあります。そのうちの一つが、シンガポールの国のサイズ!東京23区程度の大きさしかないシンガポールは、世界地図で見た場合赤い点にしか見えないことから、“Red Dot”とも揶揄されています(こんなに小さいのに超先進国であるシンガポールへの賞賛の意も含まれています)。
セントーサ島, by Robert Nyman, CC BY
国が小さいというのはつまり、短期滞在でもシンガポールの国中をくまなく探検できるということです。更に公共交通機関が安く充実しているので、国内の移動も簡単。会社や学校の都合で長期休みは取れないけど、短期なら行ける!という方々に最適な観光スポットです!
リバーサファリ, by coolinsights, CC BY
by besar bears, CC BY-ND
【理由6】異国感満載の多民族国家!
シンガポールは旧イギリス領マレーの一部であり、第二次世界大戦後イギリスから独立したマレーシアの一部となり、1965年に更にマレーシアからも独立したという歴史的背景があります。更に1965年の独立後建国者のリー・クワンユー(2015年3月に死去)が世界各地から優秀な人材を招聘したこともあり、世界でも最も多様な人種が集住「人種の坩堝」となっています。
by KimonBerlin, CC BY-SA
やはり中華系が過半数ですが(厳密には中華系の中にも北方系、福建系、広東系など多種多様ですが)、マレー系、インドパキスタン系、中東系、そして英米系の人も多く、国内にもチャイナタウン、リトルインディア、アラブストリートなど様々なエスニシティにゆかりのある地域があります。このような多民族が共存共栄している様相は、日本ではなかなか味わえない感覚でしょう。異国感満載です!
by conray, CC BY
【理由7】マーライオンと美しい夜景!
あの口から水を噴出しているマーライオンを一目見たくてシンガポールを訪れる観光客も多いでしょう。マーライオンはシンガポール中心部のラッフルズプレイス、付近に観光名所が点在している絶好のロケーションにあります。マーライオン付近は特に夜になると美しく、シンガポールのビジネス街の摩天楼のライトアップもため息が出る美しさです。海を挟んだ対岸には「インフィニティプール」で有名なホテル・マリーナベイサンズがそびえ立ちます。
by Michi Loheit, CC BY-ND
by Yutaka Tsutano, CC BY
【理由8】安いローカルフード!
シンガポールは物価が高いと聞いたことがある人も多いかもしれません。確かに、他の東南アジア諸国に比べれば物価も生活水準も驚くほど高いです。しかし心配することなかれ!シンガポールには廉価でローカルフードが楽しめるホーカーセンターが各地にあります。ラオパサのようにオフィス街のど真ん中にあるのもあり、観光客やビジネスマン/ウーマン、ローカルのシンガポール人誰にでも人気です。是非マンゴーなどの南国のデザートを味わうのもお忘れなく!
by oldandsolo, CC BY
by Nate Robert, CC BY
【理由9】英語が通じる上にフレンドリーな人が多い!
さて、現地の人々との交流も旅行の醍醐味の1つだという人も多いでしょう。その点、シンガポールは基本的に全員英語(中国語訛りのシングリッシュ)を話すので問題なしです!更にやはり南国だからなのか、外国人になれているのか、シンガポールにはフレンドリーな人が多いです。お店の人、タクシーの運転手、公園で休憩しているおばあちゃんなどなど、積極的にコミュニケーションを取ると旅先での新たな出会いが生まれるかもしれません。
by amsfrank, CC BY-SA
【理由10】マレーシアとセットで!
最後にシンガポールの魅力をもう1つ挙げるとするならば、やはり隣国のマレーシアに近いことでしょうか?例えば西洋風の美しい街並みが有名な世界遺産のマラッカまではシンガポールからバスで2-3時間。マレーシアの首都のクアラルンプールまでは飛行機で約1時間、LCCを利用すれば数千円で行けます。日本人ならシンガポール及びマレーシアの出入国にビザは不要ですし、シンガポールに行くならマレーシアもついでに行ってしまうのも行動的で素敵ですね!
クアラルンプール, by David Davies, CC BY-SA
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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