更新日: 2020年4月13日
ペルーの北海道、カハマルカで心も体も癒されよう!
北海道と聞いて皆さん何を想像しますか?広大に広がる大地に豊かな酪農、温泉、海鮮物そして山々など。ここカハマルカはそんな北海道みたいな場所なんです。トルヒーヨからバスで北東方面に山々を抜け時8間ほど、リマからはバスで16時間ほどかかります。
また、飛行機もリマから毎日飛んでいます。日本人にとっては地名こそあまりしられていないのですが、起源は古く2000年前とされインカ時代の面影を残したペルーを代表する重要都市なのです。
標高2750m、周りを美しい山々に囲まれた盆地に位置し、町並みはコロニアル調を残しています。また、町から一歩出た郊外には北海道を思わせるようなのどかな酪農風景が広がっています。ペルー国内からの旅行者も多く、ペルー人の保養地ともなっています。
と~っても濃厚な乳製品が町中に!
なんといっても、この酪農の町カハマルカにおいて乳製品ははずせません。チーズ、ヨーグルト、クッキー、マンハール(牛乳たっぷりのキャラメルクリームのような物)などなど、どれをとっても味が濃く美味しいものばかりです。
ちなみに、ペルーでは、食べるヨーグルトよりも飲むヨーグルトが主流でどこのスーパーに行っても「食べる」方は少しで、「飲む」方が壁一面を占拠しているといった状態です。ここカハマルカでも販売しているのは大抵「飲む」方のヨーグルトで、これがまた濃厚でと~っても美味しい。カハマルカ産の物はカハマルカ以外ではあまり見たことがなかったので、見かけたら是非飲んでみて下さい。
完全プライベートなのに激安、インカの温泉って?
なんと、個室風呂が一時間たったの6sol(200円ほど)の入場+入湯料で使用できる所がカハマルカ郊外にあります。その名もバニョデルインカ(インカの温泉)。その昔、インカ帝国最後の皇帝アタワルバもたびたび訪れ疲れを癒したといわれる由緒正しき温泉です。
この温泉施設、正面にはもくもくと湯煙をあげる湯畑がありその奥に例の個室風呂が100以上あります。個室風呂も待ち時間はほぼなく、周りには美術館も併設されお得感満点です。
さて、この個室風呂どのような感じといいますと2~3畳ほどの完全個室スペースに深さ1mほどの浴槽と着替えスペースがあります。お湯は完全入れ替え制、使用後掃除もきっちりしているので清潔です。また蛇口からはあっつ~いお湯が大量にでてくるので、まさに日本並みのクオリティーで大満。旅で疲れた体をここで癒しては?
- 住所:
- Calle Atahualpa S/N, Baños del Inca, Cajamarca
とっても素敵!アーティスティックな階段と教会
町の南西にサンタ・アポロニアの丘があります。この展望台からの景色も市街が見わたせ絶景癒されポイントなのですが、ここの丘を登る手前になんとも素敵な小さな教会と教会へ続く石階段があります。その石階段といったらまさにアート。
小さい階段ながら一歩々石段を踏むのが楽しくなってしまう。視覚効果を上手く利用し、小さな教会をより華やかに見せています。この石段と教会のコンビネーション癒される~。
- 住所:
- Montanha, Vista Panorâmica e Patrimônio Histórico
ここで是非食べたい一品、チョクロコンケソ
その名の通りチョクロ(トウモロコシ)とケソ(チーズ)の一品です。茹でたトウモロコシに酸味の効いたチーズそして甘い黒糖タレをつけて頂く一品。シンプルながら、カハマルカ産の二つの美味しさが絶妙な味を引きだします。
ポルコンってなにがあるの?
ポルコンとはカハマルカから1時間30分ほど山間部へ車で走った所にある動物園。一部は標高3000mの場所も通りこんな山奥に?といった所に位置します。
by James Preston, CC BY
ペルー代表の、癒され系もふもふリャマをはじめコンドル、はたまたライオンや熊まで色々な動物を見ることができます。そして、なんとリャマと一緒に写真撮影も1sol(40円)でできますよ。日本で見るライオンやトラなどと比べ、ここの動物は毛並みが艶々していて体も大きい。何食べてるんだろ~と考えてしまうほどです。
- 住所:
- Cajamarca, カハマルカ, ペルー共和国
カハマルカの魅力はまだいっぱいあります。まずはお湯につかって、美味しいものを食べてみてはいかがですか??
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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